『電脳ヘルス・ヤヌス「少年と従姉妹、童貞喪失」』

作:月華

「いらっしゃいませ」
伊藤進が店内へ入ると、黒服の男が頭を下げてきた。
「あの、予約した伊藤ですけど」
「はい、承っております。当店は初めてということですが、システムの説明はご入り用でしょうか?」
「あ、それはネットで調べてきたから要らないです」
「そうですか。それでは、まずはご入会料とプレイ料をいただきます」
伊藤は、受付にある生体認証システムへと手をかざし、ネットマネーで代金を支払った。
「それでは、コース設定の方ですが、あらかじめネットでご指定されたものでよろしいでしょうか?」
「はい、それでお願いします」
「そうですか。では、こちらへどうぞ」
黒服の男に従って、伊藤は店内の一室へと入る。中には、人間がすっぽりと入れる大きさの丸いドーム、通称コクーンが置かれている。
「認証を済ませてから、中へお入り下さい」
伊藤はコクーンにつながれた量子コンピュータのモニタへ手をかざし、生体認証をさせた。
それから、ハッチの開いたコクーンへと入り、体を長椅子へと横たえる。
「では、お楽しみ下さい」
黒服の男が頭を下げると同時に、ハッチが閉まる。
外からの明かりが閉ざされると同時に、伊藤の意識はコクーンを通じて量子コンピュータと一体になった。


僕は、大きなベッドの上に座って、部屋を見渡していた。
家から離れた場所にあるこのお城みたいな建物は、たまに河原に遊びに行く時に見ることはあったけれど、中に入るのはこれが初めてだった。
座っているベッドはふわふわで、まるでトランポリンみたいだ。
腰を動かしてみると、びよんびよん、と体が大きく揺れる。
面白くなってそのまま体を動かしていると、
「うふふ。勇太君、楽しそうね」
美幸お姉さんが声を掛けてきた。
お姉さんは、僕の従姉妹で、大学を卒業して今年OLになったばかりだ。
僕が10歳になったお祝いをしてあげるって言って、僕をここへ連れてきてくれたのだった。
「美幸お姉さん、そんな格好じゃ、風邪を引いちゃうよ」
シャワーを浴びてきたお姉さんは、体にバスタオルを巻いただけの格好だった。
僕は、下を向きながら、上目遣いにお姉さんの姿を見た。
どうして、お姉さんの大きなおっぱいが気になる。
クラスの女の子はもちろん、学校のどの先生よりも大きなおっぱいだ。
誕生日のお祝いにエッチなことを教えてくれるって言うけれど、どんなことをしてくれるんだろう?
おっぱいを見せてくれるとか、ひょっとしたら、触らせてもくれるのかな?
そんなことを考えてドキドキしていると、オチン○ンがムクムクって大きくなっていくのが感じられた。
僕は、両足を閉じて、お姉さんに気付かれないようにした。
そんな僕の横へ、バスタオルを巻いただけのお姉さんが座ってくる。
石けんの匂いが、ぷーんと伝わってくる。
「ねえ、勇太君」
僕の顔を覗き込むように、お姉さんが顔を近づけてくる。
「勇太君へのプレゼントの約束、覚えてる?」
「うん、お姉さんが、エッチなことを教えてくれるって」
「エッチなことって、どんなことだか分かる?」
僕は、戸惑った。
もしも、お姉さんが考えていることよりもエッチなことを言ってしまって、怒らせちゃったらどうしよう……
「恥ずかしがらなくても良いのよ」
僕は、深呼吸をしてから、答えた。
「おっぱい……見せてくれるとか」
「あら、見るだけで良いの。見るだけじゃ物足りないでしょ。何だったら、触っても良いのよ」
「えっ!」
僕は驚いた。まるで、超能力者みたいに、お姉さんは僕の考えていたことを見抜いてきたのだ。
僕は、授業中に先生の質問に答えられなかった時みたいに、下を向いた。
「うふふ。それだけで真っ赤になっちゃって。可愛いわね。これじゃあ、セックスしてあげるなんて言ったら、どうなっちゃうんだろう」
え! お姉ちゃん、今、セックスって言った!
セックスってあれだろ。子供を作るために、お父さんとお母さんがすること……
そんなことを考えている僕に、お姉ちゃんは体をぴったりとくっつけてきた。
「勇太君は、セックスって知ってる?」
僕は、こくりと頷いた。
「知ってるんだ。勇太君、エッチなんだ」
「が、学校で習ったんだよ」
「そうかあ。保健体育の時間に教わったんだね。でも、お話を聞いただけでしょ。どんなことをするか知らないでしょ」
「知っているよ。赤ちゃんを作るためって先生は言ってた」
お姉ちゃんと話をしているうちに、口の中が、からからになってきていた。
「セックスって、それだけじゃないのよ。気持ち良くなるためにすることなのよ」
「セックスって、気持ち良いの?」
授業では、やっちゃいけないことみたいに教わったけれど、気持ち良いことなんて知らなかった。
運動会で一等になるぐらいに、気持ち良いんだろうか?
「気持ち良いわよ。オナニーよりも、ずっと気持ち良いの」
オナニーって何だろう? 僕はお姉ちゃんの言葉が分からず、口を閉じたままだった。
お姉ちゃんは、僕が何か言うのを待っているみたいだった。
心臓がドキドキしてきて、息が苦しくなってくる。
「ひょっとして勇太君、オナニー、知らないの?」
あ、もしかしてお姉ちゃん、怒らせちゃったかな?
僕は、ドキドキしながらお姉ちゃんの顔を見た。
よかった。怒ってはいないみたいだ。
お姉ちゃんは、いつもの笑った顔で、僕を見つめてくる。
「そっか、知らないんだね」
僕は黙ったまま、こくりと頭を下げる。
「まだ10歳だもんね。知らなくても当然か。ひょっとしたら、今の子は、オナニーって言わないかもしれないしね。
あのね、オナニーてのはね、オチン○ンを手でシコシコすることなんだよ」
え! お姉ちゃん、今、オチン○ンって言った!
そんな恥ずかしいことをお姉ちゃんが言うなんて。
もしかして、僕の聞き間違いなんだろうか?
「勇太君は、オチン○ンをシコシコしたことはあるの」
やっぱり聞き間違いじゃなかった!
お姉ちゃんが、オチン○ンって言ってる!
「ねえ、オチン○ン、シコシコしたことあるの?」
黙ったままの僕に、お姉ちゃんはさっきよりも体をくっつけながら聞いてくる。
「オチン○ンなんて、触ったら汚いよ」
僕は、どうにか答えた。
「あら、じゃあ、やっぱりオナニーのこと、知らないのね」
どうもオナニーってのは、オチン○ンを触ることみたいだ。
おしっこの時に触ったりするけれど、あれって気持ち良いんだろうか?
僕は、また黙ったままだった。
「それじゃあ、オナニーの気持ち良さも知らないのね。
それじゃあ、わたしが教えてあげるね」
お姉ちゃんは、そう言いながら、僕のオチン○ンへと手を伸ばしてきた。
「ああっ!」
大きくなっている僕のものが、ズボン越しにお姉ちゃんに触られる。
オチン○ン、こんな風になっているのがばれちゃって、お姉ちゃんに怒られないかな?
心配して、僕はお姉ちゃんの顔を、ちらっと見た。
でも、お姉ちゃんはさっきのまま、笑っていた。
お姉ちゃんの手は、大きくなっている僕のものを撫でてくる。
なんだか、不思議な気持ちになってきた。
触られているうちに、もっともっと大きくなってくるみたいだった。
「ねえ、勇太君。ズボンを脱いで」
「え、ズボン、脱ぐの?」
やっぱり、お姉ちゃんを怒らせちゃったのかな? ズボンを脱がせて、僕のお尻を叩いてくるのかもしれない。
「それとも、わたしに脱がせてもらいたいの?」
お姉ちゃんは、僕のベルトに手を当ててくる。
「ごめんなさい」
僕は慌てて立ちあがって、ズボンを脱いでパンツだけになったお尻をお姉ちゃんに向けた。
「どうしちゃったの?」
お姉ちゃんが、ちょっとびっくりしたような声で聞いてくる。
「お姉ちゃん、僕のお尻、叩くんでしょ」
後ろを振り返りながら言うと、お姉ちゃんはくすくすと笑った。
「勇太君。ひょっとして怒られると思ったの? そんなことしないわよ。ほら、こっちを向いて」
「でも……」
このまま前を向くと、オチン○ンが大きくなっているのがお姉ちゃんに分かっちゃう。
ドキドキしていると、お姉ちゃんの手が、僕の腰に触れてきて、僕の体をくるりとひっくり返した。
「ああっ」
僕は、お姉ちゃんと向かい合った。
慌てて、大きくなっているオチン○ンを両手で隠す。
お姉ちゃんは、そんな僕を見て、また、くすくすって笑った。
「隠さなくても良いのよ。じゃあ、わたしが脱がせてあげるわ」
僕のパンツは、お姉ちゃんの手で引き下ろされた。
僕は慌てて、丸出しになったオチン○ンを手で隠した。
「隠しちゃダメ。ちゃんと見せてみなさい」
「で、でも……」
「これからわたしが、勇太君に気持ち良いことを教えてあげるんだから。オチン○ンがどんなに気持ち良いか、教えてあげるのよ」
「気持ち、良いの?」
僕は、お姉ちゃんの言うことがまだ分からなかった。
おしっこをする場所が、そんなに気持ち良いのかなあ?
僕は、ドキドキしながら両手を離した。
びくん、びくん、って言っているオチン○ンを、お姉ちゃんはじろじろと見てくる。
「毛も生えていないし、やっぱりまだ包茎なんだ」
ほうけい、って何だろう?
オチン○ンの難しい呼び方なんだろうか?
ドキドキしていると、お姉ちゃんの指先が、僕のオチン○ンに触れてきた。
「あ、そんなこと触っちゃダメだよ。汚いよ」
僕は、慌てて腰を引こうとした。でも、お姉ちゃんの手が、僕の腰を引っ張って離さない。
お姉ちゃんの指先が、僕のものを指で掴んだ。
うわ、すっごく恥ずかしい……
「お姉ちゃん、ダメだよ」
「これじゃあ、まだ皮を剥いたこともないわね。じゃあ、お姉ちゃんが剥いてあげる」
皮をむくってなんだろう? バナナみたいにするのかな?
お姉ちゃんの指が動いたかと思うと、僕のオチン○ンが押されて、先っぽの方が、それに引っ張られた。
先っぽの部分が、だんだんと広がっていく。
「ねえ、お姉ちゃん。何をしているの?」
「だから、こうやって皮を剥いてあげてるのよ」
お姉ちゃんの指はまだ動いていて、先っぽの部分はもっと広がっていた。
その部分が、空気に触れて、ひりひりってする。
でも、僕は我慢した。
そうしていると、オチン○ンの先っぽの方に、ふくらんだ部分が出てきた。
僕のオチン○ン、変になっちゃった……
「ほら、皮が剥けた」
お姉ちゃんが、そう言ってきた。
「オチン○ンが、変な形になっちゃった……」
「変じゃないわよ。これが大人のオチン○ンなのよ」
「大人の?」
「ええ、そうよ。勇太君のお父さんも、こんな形をしているでしょ?」
そういえば、お風呂で見たお父さんのもの、こんな風になっていたっけ?
でも、その時には下を向いていて、今の僕みたいにまっすぐにはなっていなかった。
それに、ふくらんだ部分の根っこには、なんだか白いカスみたいなものが付いているし。
「やっぱり剥いていなかったから、汚れが溜まっているわね。それじゃあ、わたしが綺麗にしてあげる」
そう言って、お姉ちゃんは、僕のオチン○ンにベロを伸ばそうとしてきた。
「そんなこと舐めちゃダメだよ」
「良いのよ。わたしが綺麗にしてあげるんだから」
「あっ!」
お姉ちゃんのベロが、僕のふくらんだ部分に触れると、オチン○ンがびくん、ってなった。
「ダメだよ。ダメだよ」
そう言うんだけれど、お姉ちゃんのベロは、僕のものを舐め続けてくる。
傷口を触られているみたいでヒリヒリするんだけれど、でも、なんでだろう? もっと舐めて欲しい気もした。
つんつんとお姉ちゃんのベロの先っぽが動いていって、オチン○ンについていたカスはなくなった。
「ほら、綺麗になった」
見ると、カスは無くなったけれど、お姉ちゃんのよだれが付いて、テカテカって光っている。
それに、さっきよりも、オチン○ン、大きくなった気がするし、それに固くなっているみたいだし。
「ふふ。勇太君のオチン○ン舐めてたら、なんだかわたし、興奮してきちゃった。オナニーを教えてあげるって言ったけれど、それよりも先に、フェラチオをしちゃおうかな」
ふぇらちお、ってなんだろう?
やっぱり、オチン○ンを触ったりすることなのかな?
そんなことを考えてドキドキしていると、お姉ちゃんがいきなり僕のものを、ぱくんと口に入れた。
オチン○ン、噛まれちゃう!
僕は驚いて、目を閉じた。
でも、噛まれた時みたいな痛みはなかった。
そうじゃなくって、お風呂に入っている時みたいに、あったかくて気持ち良い感じが、オチン○ンからしてくる。
僕は、少しずつ目を開けた。
そうしたら、お姉ちゃんが、僕のものを、口に入れていた。
まるで、オチン○ンをお姉ちゃんに食べられちゃったみたいだった。
「お、お姉ちゃん……」
お姉ちゃんの口の中のあったかさが、丸出しになった僕のオチン○ンに伝わってくる。
やっぱり、気持ち良い。
これがお姉ちゃんが言ってた、ふぇらちお、なんだろうか?
すごく、あったかくて、気持ち良い。
こんな不思議な気持ち良さ、初めてだった。
「お姉ちゃん、気持ち良いよ」
僕は、初めての気持ちをお姉ちゃんに伝えた。
お姉ちゃんは、僕のものを口に入れたまま、ちらりと上目遣いに僕を見てきた。
「うわっ!」
僕は驚いた。
お姉ちゃんが、僕のオチン○ンを舐めてきたからだった。
さっき、白いカスを取った時にも舐めてきたけれど、それとはまるっきり違う。
柔らかいベロが、僕の先っぽに、ぴったりとくっついてくる。
まるで、大きな犬が顔を舐めてくるみたいに、ぺろぺろと僕のものを舐めてくる。
「お、お姉ちゃん……」
舐められる度に、不思議な気持ち良さが強くなっていく。
やめて欲しいんだけれど、でも続けて欲しい。
お姉ちゃんのベロの動きは、だんだんと早くなっていく。
それに合わせるみたいに、僕の腰ががくがくと震えていって、倒れそうになるのをがんばって我慢する。
そうしていたら、なんだか僕のオチン○ンが変になってきた。
先っぽの方が舐められているのに、根っこの方が、変な感じになっていく。
お姉ちゃんが、僕のものを舐めているっていうのに、僕はおしっこがしたくなってきた。
さっきまではそんな感じはしなかったのに、いきなりだった。
「お姉ちゃん、僕、おしっこでちゃうよ!」
このままだと、お姉ちゃんの口の中で漏らしちゃう。
僕は慌ててお姉ちゃんから離れようとするんだけれど、僕の腰にはお姉ちゃんの両腕がまわされていて、逃げることが出来ない。
「お姉ちゃん、僕、おしっこ漏れちゃうよ。お願い、離して!」
そう言うんだけれど、お姉ちゃんは僕を離そうとしない。
「ダメだよ。漏れちゃう。漏れちゃうよぉ!」
そうやって、腰をモジモジとさせているうちに、とうとう我慢できなくなった。
「漏れちゃうっ。お姉ちゃん、ご免なさいっ!」
オチン○ンの根本から、おしっこが破裂したみたいに出て行く。
その感じは、普通のおしっことは違っていた。
まるで、おしっこのかたまりが出て行くみたいだった。
おしっことは別みたいなものは、大きくなっている僕のオチン○ンを通って、お姉ちゃんの口の中に流れていく。
その感じも、おしっことは違っていた。
おしっこよりもどろどろってしているし、シャーって出るんじゃなくて、どくん、どくん、て出て行ってる。
それに、おしっこなんかよりも……よっぽど気持ち良かった。
オチン○ンを舐められている時に感じていた不思議な気持ち良さを、百万倍にもしたぐらいに気持ち良い。
その気持ち良さに、僕はぼんやりとしていた。
お姉ちゃんの中に、おしっこを漏らしちゃったことに気が付いたのは、その気持ち良さが小さくなっていってからだった。
僕は慌てて下を見た。
おしっこを漏らしていたとなると、お姉ちゃんの口から溢れて、床がびしょびしょになっているはずだ。
でも、そんな様子はなかった。
さっきと同じで、お姉ちゃんは僕のオチン○ンを食べるように、口に入れたままだった。
そんなお姉ちゃんの口が動いた。
唇で、僕のものを挟みながら、まるで唇で拭き取っていくみたいに、顔を離していく。
ちゅぱん、と音をさせて、お姉ちゃんの口が、僕のオチン○ンから離れた。
お姉ちゃんは、口を閉じたままだった。
「お姉ちゃん……さっきの変なおしっこ、飲んじゃったの?」
おしっこをしちゃっただけでも大変なのに、それもそのおしっこは、これまでにしたことのない変なものだった。
ひょっとして、毒なんかじゃないんだろうか。
僕がおどおどしながら見つめていると、お姉ちゃんは、僕に見せるように、口を開けた。
その中には、黄色くてどろりとしたものが、ベロの上にのっかっていた。
やっぱり変なおしっこだったんだ!
もしかしたら、病気なのかもしれない。
「お姉ちゃん、その変なおしっこ、早く吐き出して!」
僕が慌てて言うんだけれど、お姉ちゃんは、吐き出さないで口を閉めた。
それから、あめ玉でも飲み込むみたいに、顔をあげて、ごくん、と喉を鳴らした。
「お姉ちゃん、変なおしっこ、飲んじゃダメだよ!」
慌てる僕とは反対に、お姉ちゃんは嬉しそうな顔をしてから、また口を開いた。
「大丈夫よ。今、勇太君がオチン○ンから出したものは、変なおしっこなんかじゃなくて、精液って言うものなのよ」
精液って言えば、保健体育の授業で聞いたことがある。
確か、赤ちゃんの元が入っているもののはずだ。
「精液なんか、飲んじゃって大丈夫なの!」
精液の中には、精子ってものがたくさんあって、動いているはずだ。
僕は、お姉ちゃんの体の中に精子が入っていって、バイキンみたいに体の中で暴れる様子を思った。
「大丈夫よ。ほら、勇太君の精液、まだ口の中に残っている」
そう言って、お姉ちゃんは口を開いて、僕に見せてきた。
さっきほどには量は多くないけれど、黄色くてどろりとしたものが、お姉ちゃんの口の中でねばついているのが見える。
「でも、精液って口の中に出すんじゃなくて……」
そこまで言ったところで、僕は保健体育の授業を思いだした。
男の人が精液を出す場所のことを思い出すと、恥ずかしくなる。
そんな僕に、お姉ちゃんは、いたずらっぽく笑ってきた。
「そうかあ。勇太君は、精液をちゃんとした場所に出したいんだ。それだったら、今度はそっちに出させてあげる。
ちなみに、さっきみたいにオチン○ンを女の人がしゃぶることを、フェラチオって言うんだよ。それで、それを自分の手でするのがオナニー。勇太君は、オナニーよりもフェラチオで精通しちゃったことになるから、ちょっと順番が違っちゃったね」
せーつー、って何だろう?
初めての体験に驚いている僕に、お姉ちゃんは話を続けた。
「また今度、ちゃんとしたオナニーの仕方も教えてあげるね。
でも今は、さっき言った通り、セックスをしようね」
またお姉ちゃんが、セックスって言った。
僕は、さっき、ふぇらちおをされた時よりも、もっとドキドキしてきた。
「うふふ。勇太君のオチン○ン、まだ固くなったままね」
お姉ちゃんが、僕のものを、おもちゃをいじるみたいに触ってくる。
僕は、くすぐったいのを我慢して、お姉ちゃんの指先が動くのを見ていた。
「それじゃあ、セックスしようか」
その言葉に、僕はドキドキする。
「本当に良いの?」
「大丈夫よ。それよりも、やり方は分かる?」
「ええと、オチン○ンを、女の人の中に入れて……」
「中ってどこのことかな? 口の中は、さっき出したばかりだし」
お姉ちゃんは、いたずらっぽく僕の顔をみてくる。
「ちゃんと言ってくれないと、お姉ちゃん、どうして良いか分からないな」
「あの……お、おま……オマ○コです」
「良く言えました」
そう言って、お姉ちゃんは僕の頭を撫でてくる。
「それじゃあ、わたしのオマ○コ、見せてあげるね」
お姉ちゃんは、僕の前に立って、体に巻いていたバスタオルを外した。
「ほら、わたしのオマ○コ、見える?」
僕は、裸になったお姉ちゃんのアソコを見た。
でも、毛が生えているのは分かるんだけれど、足を閉じているからよく見えない。
「立っていたら、ちゃんと見えないでしょ。しゃがんで、もっと近くから見て良いのよ」
「え、良いの?」
僕は、ドキドキしながらしゃがんで、お姉ちゃんのアソコに近づいた。
両足の間に、ぐにゅぐにゅしたものがあって、切れ目が出来ている。
……ここにオチン○ンを入れるんだ。
そう思うと、僕のものは、痛いぐらいに大きくなってきた。
「わたしが立っていたら、ちゃんと見えないわね。それじゃあ、もっとよく見せてあげる」
お姉ちゃんは、ベッドに座って、両足を開いてきた。
それに合わせて、肌色のぐにゅぐにゅした部分が、広がっていく。
「どう、わたしのオマ○コ、ちゃんと見える?」
お姉ちゃんは言いながら、指先をアソコに当てて、ぎゅっ、て開いた。
中から、ピンク色をした部分が見えてくる。
僕は、ドキドキしながら、お姉ちゃんのオマ○コを見た。
「ほら、この中に、勇太君のオチン○ンを入れるのよ。ねえ、もっと近づいてよく見て」
僕は、うん、って頭を下げてから、顔を近づけてみた。
お姉ちゃんの大事な場所を見ているようで、さっきよりもドキドキしてくる。
こんな小さな場所に、本当に僕のオチン○ンが入るんだろうか?
「もっと近づけて。それで、そのまま舐めてみて」
「え、舐めるの?」
僕は驚いた。オチン○ンを入れる場所を舐めるなんて、いけないことのような気がする。
「さっきわたしが勇太君のオチン○ンを舐めてあげたでしょ。その時に勇太君が気持ち良かったみたいに、女の子もここを舐められると気持ち良くなるのよ」
「そ、そうなんだ……」
そう言われると、なんだか舐めてもいいかな、って気になってくる。
それに、さっきはお姉ちゃんに舐めてもらったんだから……
そう思って、僕は顔を近づけていって、ベロを伸ばした。
ゆっくりゆっくり近づいていくと、ベロの先に、柔らかい部分が当たってきた。
「ああん……」
お姉ちゃんが声を上げる。なんだか、とってもエッチな声だった。
「そうよ。そのまま、舐めてみて」
僕は、ベロを伸ばしてみた。
ぐにゅっ、ってした部分が当たってきて、さっき見えた切れ目の中に、ちょっとベロの先が入った。
お姉ちゃんの中に、ベロを入れようとしている……
僕は、すっごくエッチなことをしているような気がして、ドキドキしっぱなしだった。
「割れ目に沿って、舐めてみて」
僕は、お姉ちゃんの言う通り、ベロを上下に動かした。
ぐにゅっ、てした柔らかさがベロに当たってくる。
お姉ちゃんの割れ目は、汗みたいなしょっぱい味がした。
「そうよ。その調子よ。ああ、わたし、気持ち良くなってきちゃった」
舐めているうちに、ベロになんだかヌメヌメしたものが当たってきた。
汗よりもネバネバしていて、しょっぱくもない。
「ああ……わたし、濡れてきちゃった」
濡れる、ってこのネバネバのことなのかな?
「勇太君、分かる? 女のオマ○コはね、気持ち良くなると濡れてくるのよ。どうしてだか分かる? オチン○ンを入れた時に、動きやすくするためなのよ」
僕はびっくりした。
女の人が、オチン○ンを動きやすくするために、ネバネバしたものを出すなんて、思ってもいなかった。
そのネバネバしたものは、次から次へと出てきていた。
「ああ、良いわ。勇太君の舌、気持ち良いわよ。
ねえ、わたしをもっと気持ち良くさせて。割れ目の上に小さな出っ張りがあるでしょ。そこを舐めてみて」
お姉ちゃんの言う通り、割れ目の上の部分に、小さなポッチみたいなのがある。
なんだか、大事な部分みたいだ。
舐めちゃって、良いんだろうか?
そう思いながら、僕はゆっくりベロを動かして、チョン、ってベロでポッチを突っついた。
「ああん!」
お姉ちゃんは、さっきよりもエッチな声をあげながら、体をびくんってさせた。
僕は慌てて、ベロを引っ込めた。
「ああ、止めないで。そのまま、舐めて。そこはね。クリトリスって言って、女の人が一番気持ち良くなれる場所なの」
女の人に、そんな部分があるなんて知らなかった。
でも、さっきのお姉ちゃん、すっごく気持ちよさそうな声をしていたみたいだし……
僕は、小さなポッチにベロをくっつけて、ペロペロと舐めた。
「ああ、良いわ。そう、勇太君の舌、気持ち良いわ。もっと、そのまま、舐めて……みて」
お姉ちゃんの声は、少し高くなっていた。
ちらっと見ると、気持ちよさそうな顔をして、僕を見ている。
僕は、ペロペロと舐め続ける。
「ああ、気持ち良いわ。もっと、舐めて……」
僕がお姉ちゃんを気持ち良くさせている。そう思うと、なんだか嬉しくなってきて、もっと強く舐めていった。
「ああ、良いわ……わたし、もうイッちゃいそう」
「え、行っちゃうの? もう帰っちゃうの?」
僕は、ベロを離してお姉ちゃんに聞いた。
お姉ちゃんは、顔を真っ赤にしながら、答えてきた。
「イクってのはね……さっき勇太君、オチン○ンから精液出したでしょ。それと同じで、凄く気持ち良くなることを言うのよ」
「そ、そうなんだ。じゃあ、このまま続けていいんだね」
「ええ、良いわよ。でも、この続きは、勇太君のお口じゃなくて、オチン○ンでしてもらおうかな」
「え、オチン○ンって……」
僕は、ドキドキした。
オチン○ンってことは、お姉ちゃんとセックスするってことだ。
「ほら、服を脱いでベッドに上がって」
「う、うん……」
僕は急いで服を脱いで、素っ裸になった。
お姉ちゃんは、ベッドに横になって、両足を広げている。
「ほら、わたしの足の間に体を入れてきて」
僕は、ふわふわして動きにくいベッドの上を四つんばいになって、お姉ちゃんの足の間へ行った。
左右には、お姉ちゃんのふとももが見える。
前には、お姉ちゃんのオマ○コが見える。
「わたしに覆い被さるように、両手をわたしの横に付けて」
「こ、こう?」
僕は両手を伸ばして、お姉ちゃんの上で腕立て伏せをするみたいにすると、お姉ちゃんのおっぱいが僕の目に飛び込んでくる。
「そのまま、腰を動かして、さっき見せた割れ目の中に、勇太君のオチン○ンを入れるのよ」
僕は、ドキドキしながら膝を動かして、オチン○ンをお姉ちゃんのオマ○コに近づけていった。
でも、僕のものは、上の方を向いていて、向きが合いそうにない。
どうしよう……そう思っていると、お姉ちゃんの手が僕のものに伸びてきた。
「勇太君のオチン○ン、すっかり勃起しているから、このままじゃ入らないわね」
そう言って、僕のものを握って、少し下の方に向きを変えた。
「そのまま、少し腰を動かしてみて」
「う、うん……」
腰を前に動かすと、オチン○ンの先っぽに、ぐにゅってしたものが当たってきた。
これってもしかして、お姉ちゃんのオマ○コ?
「ああん。勇太君のが、当たってきている。そうよ。そのままもっと腰を前に付きだして」
僕は腰を動かした。
そうしたら、オチン○ンが、ぐにゅってしてヌルヌルした場所に、ズボって入った。
オチン○ンが、柔らかくってあったかい部分に包まれる。
これが、お姉ちゃんのオマ○コの中なの?
すっごく気持ち良い。さっきの口よりも、もっともっと気持ち良い。
「ああ、勇太君のが、わたしの中に入っている。うふふ、勇太君、精通したその日に、童貞卒業だね」
「卒業? 僕、まだ卒業じゃないよ?」
卒業ってことは、もうセックスは終わりってことなんだろうか? それに、どうていってなんだろう? ちょっと心配になる。
「そうじゃないわよ。童貞ってのは、まだセックスをしたことのない男の子ってことで、勇太君は、ちゃんとセックスできたから、童貞じゃなくなったってことよ」
「そうなんだ……」
言われて安心したけれど、セックスって言葉を聞いて、またドキドキしてきた。
僕、本当にお姉ちゃんとセックスしているんだ。
お姉ちゃんのオマ○コに、僕のオチン○ン、入れてるんだ。
お姉ちゃんの中は、ヌルヌルしているだけでなく、なんだかぐにゅぐにゅって動いているみたいだった。
オチン○ンの先っぽから根本までが、その柔らかいものに包まれている。
「どう、わたしの中、気持ち良い?」
「うん、すっごく気持ち良いよ。こんなの初めて」
「そう。それじゃあ、今度は動いてみて」
「え、動くの? 僕、まだお姉ちゃんの中に入っていたいよ」
「うふふ。オチン○ンを抜くんじゃなくって、入れたまま、腰を前後に動かして、オマ○コの中で、オチン○ンをくちゅくちゅさせるのよ。そうすると、勇太君もわたしも、もっと気持ち良くなれるわよ」
「え、そうなの」
僕は、怖々と腰を引いていった。
お姉ちゃんの中で、さっきはがされたオチン○ンの皮が、元の形に戻っちゃうのが感じられる。
でも、お姉ちゃんの中でオチン○ンを引っ張るのは、入れるのとは違った気持ち良さがした。
「そうよ。そうやって、オチン○ンがオマ○コから出そうになったら、また腰を入れるの」
「う、うん……」
僕は、腰を前に動かした。
さっきと同じ、先っぽから根本まで、ヌルヌルしたものに包まれていって、気持ち良くなる。
「奥まで入れたら、またぎりぎりまで腰を引くの。繰り返してみて」
僕は、ゆっくりゆっくりと、腰を前後に動かしていった。
その度に、お姉ちゃんのオマ○コが、僕のものを撫でるみたいにぴったりとくっついてくる。
それと一緒に、くちゅり、くちゅり、って、泥遊びをしているみたいな音が、お姉ちゃんと僕がつながっている場所から聞こえてくる。
「そうよ。その調子よ。もっと早く腰を動かすと、もっと気持ち良くなれるわよ」
「え、本当?」
僕は、頑張って腰を動かしてみた。
あんまり早く動かすもんだから、途中で抜けたりしちゃったけれど、その度にお姉ちゃんが、また僕のものを入れてくれる。
そうやっているうちに、もっと気持ち良くなってきた。
「ああ、良いわ。わたしも、気持ち良くなってきちゃった」
……僕がオチン○ンで、お姉ちゃんを気持ち良くさせている。
そう思うと、すっごくドキドキしてきて、なんだか嬉しくなってきた。
そうしたら、オチン○ンの気持ち良さが、さっきよりも大きくなった気がしてきた。
あ、この気持ち……
さっきと同じ、おしっこが出そう……精液が出そうになってきた。
「お姉ちゃん、また、僕、せーえき出そうだよ」
「出して、お姉ちゃんの中に、出して」
「でも、そうしたら、赤ちゃん出来ちゃうよ」
「大丈夫、今日は赤ちゃんは出来ない日だから。そのまま、勇太君の精液、わたしの中に出してぇ!」
出して良いんだ……
そう思うと、もう我慢できなかった。
「出る、出るぅぅぅ!」
お姉ちゃんのオマ○コに包まれた僕のオチン○ンから、精液がどぴゅどぴゅ、って出て行く。
ああ、すごく気持ち良い……
「ああ、勇太君の精液、わたしの中に入ってくる……」
僕、お姉ちゃんの中に、精液、出しちゃったんだ。
僕のオチン○ンは、まだドキドキ言っていて、精液を出している。
お姉ちゃんのオマ○コは、僕のオチン○ンを吸うみたいに、ひくひくって動いている。
「うふふ。わたしの中で出しちゃったね」
「ご、ご免なさい」
僕は、お漏らしをしちゃった時みたいな気持ちになった。
「謝らなくても良いのよ。精液出されると、わたしも気持ち良くなれるのよ」
「そ、そうなの」
「そうよ。セックスってのは、こうやって一緒に気持ち良くなれるものなんだから。勇太君、気持ち良かったでしょ?」
「う、うん。すっごく気持ち良かった。体が溶けちゃうぐらいに、気持ち良かったよ」
「そう。良かった。それじゃあ、わたしをもっと気持ち良くさせて」
「え、今ので気持ち良かったんじゃないの?」
もしかしたら、お姉ちゃん、本当は気持ち良くないんじゃないかと思って、僕は心配になった。
「ううん、気持ち良かったわよ。でも、さっき言ったでしょ。女の体はね。イクって言って、男の射精と同じで、すごく気持ち良くなれるの」
「そうなんだ。じゃあ、僕、どうすれば良いの?」
「じゃあ、今度は騎乗位になりましょう」
「きじょういって何?」
「勇太君が寝転がって、その上にわたしが乗っかってセックスすることなのよ」
「え、そんなやり方、学校じゃ習ってないよ」
「だったら、勇太君に教えてあげる。セックスってのは、色々なやり方があるってことをね。ねえ、勇太君、オチン○ンを抜いて、ベッドに仰向けになって」
「う、うん……」
僕は、お姉ちゃんからオチン○ンを抜いて、横になった。
お姉ちゃんは立ちあがってから、僕にまたがるように、腰を近づけてきた。
両足をおもいっきり開いているから、お姉ちゃんのオマ○コが丸見えになる。
そのままお姉ちゃんは、腰を下ろしながら、僕のオチン○ンを出てつかんで、オマ○コの入り口に当てた。
お姉ちゃんは、腰を下ろしてきた。
僕のオチン○ンは、またお姉ちゃんの中に入っていく。
「ああ、気持ち良いわ……」
お姉ちゃんが、嬉しそうに声を上げる。
「今度は勇太君は腰を動かさなくて良いわ。今度は、わたしが動くから」
お姉ちゃんは、言うなり腰をぐいぐいって動かしてきた。
僕のものが、お姉ちゃんの中に出たり入ったりしていくのが丸見えになっている。
それといっしょに、オチン○ンから気持ち良さがやってくる。
思いっきり腰を動かしているお姉ちゃんのおっぱいが、上下にぷるん、ぷるん、って動くのが見える。
「ああん……あはっ、良いわ。気持ち良いわ。勇太君のオチン○ン、気持ち良いわっ!」
今のお姉ちゃん、すごくエッチだ……
そんなことを思っていると、またさっきの、精液が出てきそうな気持ちになってきた。
「お、お姉ちゃん、また出そうだよ」
「も、もう少し待って。わたしもイキそうだから、もう少し待って」
「う、うん……」
僕は、おしっこを我慢するみたいに、頑張って精液が出るのを我慢した。
ぎゅっと歯を食いしばって、ベッドのシーツを握りしめる。
「ああん、あはっ! わ、た、し……イキそう……」
お姉ちゃんの腰の動きが、さっきよりも大きくなって、それと一緒に、お姉ちゃんのオマ○コが、ぐにゅぐにゅって僕のオチン○ンを締め付けてくる。
「僕、もう……我慢できないよ……」
「良いわよ。出して、出して、勇太君の精液、お姉ちゃんの中に出してぇ」
それまで上下に動いていたお姉ちゃんの腰が、僕のオチン○ンをぐって飲み込んで、僕とお姉ちゃんの体が密着した。
「出すよ、また、出すよぉ」
お姉ちゃんに許してもらって、僕は我慢していた精液を出した。
うわぁぁ!
我慢していた分、さっきよりも、勢いよく、精液が出たような気がした。
「イクぅ、イクっ。イクぅぅぅぅっっっ!」
そう叫びながら、お姉ちゃんは背中を反らせた。
その声は、これまでに聞いたどんな声よりも、エッチに聞こえた。
びくん、びくん、ってお姉ちゃんの中に精液を出しているうちに、お姉ちゃんは寝そべってきて、僕に体を近づけてきた。
「勇太君のオチン○ンで、わたしイッちゃった」
お姉ちゃんは、荒い息をしながら、僕に言ってきた。
「すごく気持ち良かったわ。ご褒美に、また別のセックスのやり方を教えてあげる」
そう言って、お姉ちゃんは僕の頭を撫でてきたのだった。


伊藤は、暗いコクーンの中で、意識を現実世界へと戻した。
そして、今の出来事を思い出していた。
その感覚だけでなく、童貞の少年だったという記憶までもが、ありありと思い出せた。
現実の伊藤の初体験は違っていた。今から10年前、高校生の時に付き合っていた彼女が最初の相手だった。
しかし、コクーンの中では、そんなことは浮かんでこずに、あくまでも小学生の勇太として初体験をしたのだった。
(本当に、記憶まで設定できるんだな)
サイトの案内にあったことを思い出しながら、それを味わう間もなく、伊藤の意識はまた、量子コンピュータと一体になっていったのだった。


俺はラブホテルでシャワーを浴びて、バスタオルだけを体に巻き付けて、部屋へと戻った。
ベッドの上では、ここに誘い出した勇太が、ベッドのスプリング具合を楽しむように、座ったまま体を上下に動かしている。
まだにきびも出来ていない顔つきは、小さな女の子を思わせるものがあった。
まさか俺が、美幸の体に憑依しているなんて、思っても見ないようだった。
「うふふ。勇太君、楽しそうね」
俺は、美幸の口ぶりで、そう言った。
近所に住んでいる美幸とは何度か世間話をしたこともあり、その体には、もう何度も憑依しているから、俺の言動がばれることは無い。
この前、勇太と約束をした時にも、疑われることは無かった。
ましてや今は、初めて来るラブホテルで、初体験をしようとしているのだ。
興奮して、俺の正体に気付くことは無いだろう。
「美幸お姉さん、そんな格好じゃ、風邪を引いちゃうよ」
勇太は、心配そうに言ってくるが、そんなことよりも、バスタオル姿の美幸の体が気になるらしい。
その証拠に、股間の部分が盛り上がっている。
それを隠そうと、両足を必死にくっつけているのが、ガキっぽくっていじらしい。
確かに、美幸のバスタオル姿には俺も興味がある。
どんな格好で勇太の前に出てやろうかと考えて、バスタオルを巻いてみたのだが、この体、乳房が大きいから、バスタオルを巻くのに苦労した。
いつ落ちて、素っ裸にならないが気になってくる。
もっとも、そんなことになったら、勇太にとっては良いサービスだろうがな。
俺は、ベッドの座る勇太の脇に腰掛けた。
「ねえ、勇太君」
優しそうな声を出しながら、顔を覗き込んでみると、恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。
「勇太君へのプレゼントの約束、覚えてる?」
「うん、お姉さんが、エッチなことを教えてくれるって」
一週間前に約束した時には、そうとしか教えなかった。もちろん、まだ童貞の勇太相手にセックスして筆下ろしをさせてやるつもりなのだが、期待を持たせようと、詳しいことは言わずにいた。
「エッチなことって、どんなことだか分かる?」
これぐらいのガキはエッチなことって言うと、どんなことを考えるんだろう。友達との間で、そんな話が出ることもあるかもしれない。最近の性教育じゃあ、おしべとめしべ以上のことを教えているみたいだから、少しは知識があるのかもしれない。
「恥ずかしがらなくても良いのよ」
勇太は、しばらく黙ってから、口を開いた。
「おっぱい……見せてくれるとか」
俺は、内心、笑い出しそうになった。もっと他にもエッチなことは、色々あるだろうに。まあ、小学5年生の考えることは、この程度かもしれない。
「あら、見るだけで良いの。見るだけじゃ物足りないでしょ。何だったら、触っても良いのよ」
俺はこのまま、勇太の手を引っ張って、バスタオルに包まれた美幸の乳房に当ててやろうかとも思った。
「えっ!」
驚きの声を上げて、勇太は俯いた。
こんな程度で驚くような子供に、この美幸の体を使ってセックスを教えてやろうって言うんだから、楽しいったらありゃしない。
おまけに、俺まで気持ち良くなれるんだから、一石二鳥って奴だ。
「うふふ。それだけで真っ赤になっちゃって。可愛いわね。これじゃあ、セックスしてあげるなんて言ったら、どうなっちゃうんだろう」
セックスって言葉を聞いて、勇太はますます顔を赤くした。どうやら、言葉ぐらいは知っているみたいだな。
俺は、黙ってしまった勇太に、バスタオルだけの体を密着させた。
「勇太君は、セックスって知ってる?」
再度、セックスって言葉を強調して、俺は言った。
童貞のガキに、美幸の体と声で、いやらしい言葉を教える。堪らないねえ。
俺の問いに、勇太はこくりと頷いた。
「知ってるんだ。勇太君、エッチなんだ」
からかうように言うと、勇太はもじもじとしてから、
「が、学校で習ったんだよ」
まあ、そりゃそうだろう。でも、どんなことをするかとか、どんな風に気持ち良いかは、もちろん、知らないだろう。今からたっぷり、教えてやるよ。
「そうかあ。保健体育の時間に教わったんだね。でも、お話を聞いただけでしょ。どんなことをするか知らないでしょ」
「知っているよ。赤ちゃんを作るためって先生は言ってた」
「セックスって、それだけじゃないのよ。気持ち良くなるためにすることなのよ」
「セックスって、気持ち良いの?」
そりゃあさすがに、セックスは気持ち良いものだから、皆さん早くやりましょう、とは学校じゃ教えないだろう。
「気持ち良いわよ。オナニーよりも、ずっと気持ち良いの」
俺の言葉に、勇太はぽかんとしたようだった。
さっき、セックスって言った時とは違う反応だ。
もしかして……
「ひょっとして勇太君、オナニー、知らないの?」
俺は、ガキの無知っぷりを内心で笑いつつ、平静を装って笑顔を作って、勇太に聞いた。
勇太は、黙ったままだった。
「そっか、知らないんだね」
俺の言葉に、勇太はこくりと頭を下げる。
「まだ10歳だもんね。知らなくても当然か。ひょっとしたら、今の子は、オナニーって言わないかもしれないしね」
せんずり、マス掻き、自慰。
色んな言葉が頭に浮かぶ。これらをいっぺんに教えてやったら、勇太はどんな顔をするんだろう。
ひょっとしたら、名前も知らないで、チン○ンをしごいているのかもしれない。
「あのね、オナニーてのはね、オチン○ンを手でシコシコすることなんだよ」
言いながら、俺は手真似でチン○ンを擦る仕草をした。でも、勇太は興奮していたのか、それに気付いた様子は無く、俺の言葉にすっかり驚いてしまっているようだった。
「勇太君は、オチン○ンをシコシコしたことはあるの」
俺は、言葉を強調して繰り返した。
普段の美幸だったら絶対に言わないだろう言葉を彼女の声で口にしてみると、俺の方も興奮してくる。
「ねえ、オチン○ン、シコシコしたことあるの?」
もう一度言ってみる。今度は、勇太に言うのではなく、俺自身に向けて、もっといやらしい口調でだった。
勇太は黙ったままだった。
俺は、反応を見ようと、体を密着させる。
小さな体が、緊張なのか恥ずかしいのか、小さく震えているのが分かる。
「オチン○ンなんて、触ったら汚いよ」
勇太は上擦った声で言ってきた。
まあ、ガキにとっちゃ、チン○ンなんて、小便をする道具でしかないもんな。
「あら、じゃあ、やっぱりオナニーのこと、知らないのね」
やっぱり、オナニーって言葉を知らずに、動転しているようだった。
もったいない。童貞にとっては、あんな気持ち良いことを知らずにいるなんて。
じゃあ、さっそく俺が教えてやろう。それも、オナニー以上に気持ち良いことをな。
「それじゃあ、オナニーの気持ち良さも知らないのね。
それじゃあ、わたしが教えてあげるね」
俺は、ほっそりとした美幸の手を、勇太のズボンの上へと伸ばした。
「ああっ!」
手の先に、小さいながらも固いものが触れると同時に、勇太は声を上げた。
そのサイズは、他の男やバイブに比べれば、よっぽど小さかった。
ちょっと物足りないんじゃないかと思ったりもするが、これが童貞のチン○ンなんだと思うと、興奮して笑みがこぼれる。
俺は、そのサイズを確かめるように、指先で撫で続けた。
「ねえ、勇太君。ズボンを脱いで」
「え、ズボン、脱ぐの?」
ガキなんて、すぐに素っ裸になるイメージがあるけど、さすがに、大人の女性を前にして、裸になるのは恥ずかしいんだろうか。
「それとも、わたしに脱がせてもらいたいの?」
俺は、ベルトへと手を伸ばした。
「ごめんなさい」
そう言うなり、勇太は立ちあがってズボンを脱ぎだした。
なんだかんだ言って、すぐに裸になる。まったくいやらしい奴だ。
そう思っていると、パンツだけになった勇太は、前の方ではなく、尻を俺に向けてきた。「どうしちゃったの?」
まさか、いきなりアナルをいじってくれなんて言うんじゃないだろうな?
「お姉ちゃん、僕のお尻、叩くんでしょ」
一瞬戸惑ってから、俺は大笑いしそうになるのを、口を手で押さえて必死にこらえた。それでも、笑い声が漏れていく。
所詮はガキって奴か。
「勇太君。ひょっとして怒られると思ったの? そんなことしないわよ。ほら、こっちを向いて」
「でも……」
勇太は、白いブリーフの尻をこちらに向けたまま、もじもじとしていた。
まどろっこしいな、と思って、俺は勇太の腰に手を当てて、体をこちらへと向けさせた。
「ああっ」
勃起したものを包んだブリーフがさらけ出されたが、それを勇太は慌てて手で隠した。
子供の片手でも隠せるぐらいのサイズだってのに、大仰に両手で隠す様は、ガキっぽくって笑わせられる。
「隠さなくても良いのよ。じゃあ、わたしが脱がせてあげるわ」
俺はブリーフを一気に下ろした。
勃起したものが、ブリーフのゴムに引っかかってぷるん、と動いたのが、隠された手の向こうに、ちらりと見える。
「隠しちゃダメ。ちゃんと見せてみなさい」
「で、でも……」
「これからわたしが、勇太君に気持ち良いことを教えてあげるんだから。オチン○ンがどんなに気持ち良いか、教えてあげるのよ」
俺は、両手で隠された勇太の股間に視線を向けながら言った。
「気持ち、良いの?」
いぶかしげにしながらも、俺の言葉が気になるのか、勇太は隠していた両手を離した。
いかにも子供サイズと言ったチン○ンは、勃起しているものの、その先端は皮を被っている。
まだ毛は生えていないようで、まるで粘土細工のチン○ンを見ているようだった。
「毛も生えていないし、やっぱりまだ包茎なんだ」
からかうように、俺は言うのだが、包茎であることが恥ずかしいとも知らないのか、勇太は不思議そうな顔をする。
俺は、さらされた勇太のチン○ンへと手を伸ばす。
「あ、そんなこと触っちゃダメだよ。汚いよ」
逸らそうとする腰を、俺は一方の手で押さえた。
ガキが本気になって逃げようとすれば捕まえているのは無理だろうが、勇太も口では嫌だと言いながら、本気ではそう思っていないようだ。
俺の指先に、柔らかいチン○ンの皮が当たってくる。
「お姉ちゃん、ダメだよ」
「これじゃあ、まだ皮を剥いたこともないわね。じゃあ、お姉ちゃんが剥いてあげる」
確か俺自身の時には、クラスメイトから話を聞いて、自分で剥いてみたはずだ。それを、この美幸の指で剥いてやるって言うんだから、勇太は幸せ者だ。
俺は、皮の根本辺りに手をやって、ゆっくりと根本に向かって指を動かすと、ゴムみたいに皮の部分が伸びて、先端の鈴口と、その先にあるピンク色の亀頭が、ゆっくりと姿を現してくる。
ガキのチン○ンをいじるってのは、なかなか楽しいもんだ。
「ねえ、お姉ちゃん。何をしているの?」
「だから、こうやって皮を剥いてあげてるのよ」
ピンク色の亀頭が向けて、雁首が姿を現す。これまでずっと皮に包まれていたせいか、目立った膨らみは無く、余った皮の方が出っ張っているぐらいだ。
それに、ずっと包茎だったため、白い恥垢が溜まっている。
俺は、その余った皮を竿の方へ引っ張って、すっかり包茎チ○ポの皮を剥いた。
「ほら、皮が剥けた」
上目遣いに、ちらっと勇太の顔を見ると、自分のものが変わった形をしてしまったことに、驚いているようだった。
「オチン○ンが、変な形になっちゃった……」
「変じゃないわよ。これが大人のオチン○ンなのよ」
まあ、サイズはまだ子供だけどな。
「大人の?」
「ええ、そうよ。勇太君のお父さんも、こんな形をしているでしょ?」
勇太は、まじまじと自分のものを見つめていた。
今まで皮を被っていたチン○ンが、実はこんな形だと分かったんだ。何が起こったのか、不思議な気持ちなんだろう。
俺は、再び勇太のチン○ンへと視線を戻した。
「やっぱり剥いていなかったから、汚れが溜まっているわね。それじゃあ、わたしが綺麗にしてあげる」
そう言って俺は、汚いなあと思いながらも、勇太に取って初めてとなる、雁首への刺激を与えようと、舌先を伸ばした。
「そんなこと舐めちゃダメだよ」
「良いのよ。わたしが綺麗にしてあげるんだから」
「あっ!」
舌先に、ぴりぴりとしたものが当たってくる。ガキの恥垢なんて、汚いものだが、勇太の恥ずかしがる様が堪らない。
それに、舌先が当たる度に、勇太のチン○ンは、びくん、びくん、と素直に反応してくるのも愉快だ。
「ダメだよ。ダメだよ」
俺は、舌先を童貞チン○ンに絡みつかせながら、恥垢を落としていった。
「ほら、綺麗になった」
俺は、恥垢が落ちて、代わりに美幸の唾液まみれになったチン○ンを見せつけた。
そんなガキのチン○ンを舐めているうちに、女としての俺は興奮をしてきていた。口の中が疼いて、頭が痺れてくるような気持ちになってくる。
男が、女のマ○コを舐めたがるのと同じ気持ちって奴だろうか?
「ふふ。勇太君のオチン○ン舐めてたら、なんだかわたし、興奮してきちゃった。オナニーを教えてあげるって言ったけれど、それよりも先に、フェラチオをしちゃおうかな」
さっきオナニーと言った時と同じく、勇太はきょとんとしていた。
そうしながらも、その顔は、これからされることに期待しているようだった。
俺は、勇太のチン○ンを口に銜(くわ)えた。
まだ小さいガキのものは、美幸の口の中にも、すっぽりと入り込んだ。
口の裏に、さっき剥かれてさらけ出されたばかりの、柔らかい亀頭が当たってくるのが感じられる。
上を見ると、勇太は驚いたように目を閉じていた。
口の中では、勇太のものが、びくん、びくんと反応しているのが分かる。
驚き戸惑っていた勇太の顔が、少し崩れたようになる。
「お、お姉ちゃん……」
包茎のチン○ンを剥かれてすぐに、女の口の中に入れられたのだ。まだオナニーも知らないうちに、口中の中を味わうのは、どんな気持ちだろうか?
俺は、勇太が羨ましくなってきた。
それを探ろうと、俺は上目遣いに勇太を見つめた。
「お姉ちゃん、気持ち良いよ」
勇太は、うっすらと目を開けながら、呟くように言ってきた。
そりゃ良かった、と思いつつ、俺はさらに童貞チン○ンを弄りはじめた。
味見をするように、剥き出しになった亀頭に、舌の表面を貼り付ける。
さらけ出されたばかりの亀頭は、赤ん坊の肌みたいに、しっとりとしていた。
「うわっ!」
驚く勇太の表情を見ながら、俺は口の中にあるものを舐め続けた。
舌先を動かして、外に出たばかりの亀頭の形をなぞったり、鈴口を探り当ててこじ開けるようにしたりしながら、同時に唇で根本の方を刺激していく。
勇太の脈動は、ますます激しくなり、まるで口の中で暴れるように、びくん、びくん、と動いていた。
「お、お姉ちゃん……」
初めて知るチン○ンの快感に戸惑ったように、勇太は俺の顔を見てくる。
それと同時に、勇太の腰が、がくがくと震え初めてきているのが感じられた。
最初はただ震えていただけなのが、その方が気持ち良いと気付いたのか、それとも体が勝手に反応するのか、腰を前後に動かしはじめてきた。
「お姉ちゃん、僕、おしっこでちゃうよ!」
勇太が叫んだ。
俺は、せっかくの時になんでトイレを済ませておかなかったんだと思ったが、そうじゃないことに気付いた。
オナニーをしたことのない勇太は、射精が近づいている感じをそう思ったのだろう。
俺にも、そんな記憶がある。
チン○ンから、何かが出そうになれば、誰だって最初は小便が出ると思うだろう。
俺は、必死になって逃げようとする勇太の腰に両腕をまわし、ぎゅっと抱きしめた。
「お姉ちゃん、僕、おしっこ漏れちゃうよ。お願い、離して!」
勇太の腰はがくがくと震え、チン○ンの脈動も早まってくる。
俺は、責め立てるように、舌先と唇の責めを早めた。
「ダメだよ。漏れちゃう。漏れちゃうよぉ!」
口中で、勇太の亀頭が、ぶわりと膨れあがった気がした。
「漏れちゃうっ。お姉ちゃん、ご免なさいっ!」
切迫した勇太の声と同時に、俺の口中に、どろりとしたものが勢い良く吹き付けられる。
それはまるで、公園の水道で水を飲もうとしたら、中からゼリーが出てきて、喉の奥にどくどくと当たってくるような感じだった。
それも、塩が混じったような、しょっぱいゼリーだ。
勇太はと言うと、小便を漏らしてしまったという罪悪感と、射精という未知の快感が入り交じり、どうして良いのか分からないような顔をしていた。
どくん、どくん、と入り込んできた精液の流れが、だんだんと収まっていく。
俺は、口の中がいっぱいになるんじゃないかってぐらいの、勇太が初射精した精液を舌先にまとめながら、ゆっくりと口をチン○ンから離していく。
こぼさないようにと、唇をすぼめると、亀頭の先から離れる瞬間に、ちゅぱん、と音がした。
「お姉ちゃん……さっきの変なおしっこ、飲んじゃったの?」
勇太は、まだ小便をしたと思っているらしい。
俺は口を開けて、勇太が吐き出した初精液を見せつけた。
開いた口へと、空気が入り込んで来るのと同時に、その匂いが漏れていく。
いわゆる、栗の花の匂いって奴は、これまでずっと溜め込んできた分、ずっと強烈なものだった。
それを見た勇太は、驚いた様な顔をする。
「お姉ちゃん、その変なおしっこ、早く吐き出して!」
ふふふ。まだ小便だと思ってやがる。
俺は、口を閉じて、見せつけるようにして、口の中の精液を、ごくり、ごくり、と飲んでいった。
粘り気があってどろりとした感じが、喉を通っていく様子は、若い男の精液を飲んでいるという気にさせられる。
嫌だ、という気持ちは無かったのは、俺が、美幸の体に憑依しているせいかもしれない。
いやらしい女の体ならではだな、と俺は思う。
「お姉ちゃん、変なおしっこ、飲んじゃダメだよ!」
必死に言ってくる勇太が、可愛らしい。
俺は、まだ飲み干せていない精液が残る口を開けた。
「大丈夫よ。今、勇太君がオチン○ンから出したものは、変なおしっこなんかじゃなくて、精液って言うものなのよ」
俺が声を出すと同時に、精液の匂いが漂ってくる。
「精液なんか、飲んじゃって大丈夫なの!」
勇太は、心配そうに言ってくる。
精液なんて、女に飲ませた方が気持ち良いに決まっているじゃないかと思いながらも、俺は口の中を勇太に見せつけた。
「大丈夫よ。ほら、勇太君の精液、まだ口の中に残っている」
しゃべるたびに口を動かすと、中で濃い精液がどろりと流れる。
「でも、精液って口の中に出すんじゃなくて……」
マ○コに出すって言いたいのか?
知識だけは、一丁前だな。
「そうかあ。勇太君は、精液をちゃんとした場所に出したいんだ。それだったら、今度はそっちに出させてあげる」
いよいよ、勇太のチ○ポを、俺の、美幸のマ○コに入れるんだ。そう思うと、股間の辺りが、疼いてくるのが感じられる。
「ちなみに、さっきみたいにオチン○ンを女の人がしゃぶることを、フェラチオって言うんだよ。それで、それを自分の手でするのがオナニー。勇太君は、オナニーよりもフェラチオで精通しちゃったことになるから、ちょっと順番が違っちゃったね」
俺は、勇太が恥ずかしがるような言葉を並べ立てる。
それにしても、オナニーよりもフェラチオを先に体験するなんて、羨ましい限りだ。
「また今度、ちゃんとしたオナニーの仕方も教えてあげるね」
もっとも、いったんフェラチオを知ってしまえば、オナニーをしても、その気持ち良さが忘れられないだろう。
オナニーの度に、美幸にされたフェラチオの事が思い浮かぶ。まったく、良いトラウマを付けちまったもんだ。
さて、それじゃあ、フェラチオなんかよりも、もっと気持ち良いことを体験させてやるとするか。
「でも今は、さっき言った通り、セックスをしようね」
俺は、勇太のチン○ンを見た。
射精して、小さくなっているかと思ったのだが、まだ若いだけあって、そのサイズはさっきとまるっきり変わっていない。
俺は、品定めをするように、チン○ンへと手を伸ばす。
「うふふ。勇太君のオチン○ン、まだ固くなったままね」
その固さも変わっていなかった。俺は、小学生ならではのきめ細かいチン○ンの手触りを感じつつ、指先で亀頭をくすぐった。
「それじゃあ、セックスしようか」
俺は、セックスという言葉を強調して言った。
「本当に良いの?」
「大丈夫よ。それよりも、やり方は分かる?」
「ええと、オチン○ンを、女の人の中に入れて……」
勇太が、言いよどんだような声になるのに、俺は追い打ちを掛ける。
「中ってどこのことかな? 口の中は、さっき出したばかりだし」
まだ声変わりもしていない小学生に恥ずかしい言葉を言わせようと、俺は続きを促す。
「ちゃんと言ってくれないと、お姉ちゃん、どうして良いか分からないな」
「あの……お、おま……オマ○コです」
ようやく言った。男の子が恥ずかしげに言うのを耳にすると、年上の女の体ならではの優越感を感じてくる。
「良く言えました」
俺は、勇太の頭を撫でた。
「それじゃあ、わたしのオマ○コ、見せてあげるね」
体に巻いていたバスタオルを外し、床へと落とす。
部屋の中の空気が、シャワーを浴びたのと、童貞の精液を飲んで火照っている体へと当たってくる。
それと同時に、勇太の視線が、股間へと刺さってくるのが感じられる。
マ○コを初めて目にするガキならではの、鋭いような、それでいて恥ずかしがるような目つきだった。
「ほら、わたしのオマ○コ、見える?」
言いながら、ああそうだったな、と俺は思った。
女の体って奴は、男と違ってアソコが見づらいものなのだった。
この体に初めて憑依して鏡に全裸を映した時にも、結局まともに見えなくて、後で両足を広げて手鏡を使って覗き込んだものだった。
まずは最初のサービスだ。
「立っていたら、ちゃんと見えないでしょ。しゃがんで、もっと近くから見て良いのよ」
顔を真っ赤にしている勇太を、俺は誘う。
「え、良いの?」
勇太は腰を下ろして、俺の股間を見つめてきた。
まじまじと見つめては、頬を染め、息を荒くしていくのが感じられる。
俺は、サービスを続けることにした。
「わたしが立っていたら、ちゃんと見えないわね。それじゃあ、もっとよく見せてあげる」
俺は、ベッドに腰を下ろして、体育座りをしてから、ゆっくりと両足を開いていった。
足に引っ張られるようにして、マ○コが少し広がって、部屋の空気に触れるのが感じられる。
「どう、わたしのオマ○コ、ちゃんと見える?」
見る場所を指し示すように、俺は指先をマ○コの両脇に当てて、柔らかい肉襞を左右に開いた。
ヒクヒクと動いている体の内側へと、空気が触れてくるのが感じられる。
体を捲(めく)っているような、何度味わっても慣れることの出来ない、女の体ならではの感触だった。
「ほら、この中に、勇太君のオチン○ンを入れるのよ。ねえ、もっと近づいてよく見て」
勇太の頭が、俺の股間へと近づいてきて、その荒い息づかいがマ○コに感じられるぐらいになった。
そんな勇太の興奮に影響されて、俺はもっと刺激が欲しくなった。
「もっと近づけて。それで、そのまま舐めてみて」
「え、舐めるの?」
恥ずかしいからだろうか、それとも、悪いことだと思っているのだろうか。勇太は戸惑った顔をする。
それを俺は諭すように、
「さっきわたしが勇太君のオチン○ンを舐めてあげたでしょ。その時に勇太君が気持ち良かったみたいに、女の子もここを舐められると気持ち良くなるのよ」
「そ、そうなんだ……」
納得したようで、勇太は怖々と舌先を近づけてきた。
割れ目へと、なま暖かいものが触れると同時に、俺の体はびくん、と震える。
「ああん……」
俺の口から、小さな溜息が漏れる。
「そうよ。そのまま、舐めてみて」
勇太の舌が伸びてきて、マ○コの割れ目へと、わずかに入り込んでくる。
オナニーの時の指先とも、セックスの時のチ○ポとも違う、粘膜同士の触れあいに、さっきのフェラチオで興奮してきた俺の体の火照りはさらに高まっていく。
遠慮しているのか、貼り付けてくるだけの舌使いが、逆にもどかしく、焦らされているように感じられる。
「割れ目に沿って、舐めてみて」
俺が言うと、勇太はその通りに舌を動かした。
ねっとりとした舌先が、割れ目を確認するように動いていく。
そのぎこぎない動きは、俺がリードして、小学生に美幸のマ○コを舐めさせているんだ、という状況を、よりはっきりと強調しているようだった。
俺の興奮と、体の敏感さは、さらに高まっていく。
「そうよ。その調子よ。ああ、わたし、気持ち良くなってきちゃった」
膣の中がひくひくと言って、そこから愛液が溢れはじめているのが感じられる。
男のガマン汁なんかよりも、よっぽどはっきりとした、女の体が感じ始めている証拠の感覚だった。
「ああ……わたし、濡れてきちゃった」
男の体よりも複雑な反応を感じつつ、俺は勇太に女の体の仕組みを説明する。
「勇太君、分かる? 女のオマ○コはね、気持ち良くなると濡れてくるのよ。どうしてだか分かる? オチン○ンを入れた時に、動きやすくするためなのよ」
男のものを欲しがり、より激しい動きをさせようとする、女の体。
まったくいやらしく出来ているな。この美幸の体は。
もっとも、いやらしいのは美幸の体に限らず、どの女の体もなんだろうがな。
「ああ、良いわ。勇太君の舌、気持ち良いわよ」
女の体がいやらしいのは、これだけではない。
「ねえ、わたしをもっと気持ち良くさせて。割れ目の上に小さな出っ張りがあるでしょ。そこを舐めてみて」
俺は、マ○コに添えていた両手の指先を少し上に動かして、クリトリスの脇へとやった。
勇太の舌先が、興奮して膨らんでいるクリトリスの先端へと当たる。
びくん
「ああん!」
クリトリスを中心に、全身に甘い痺れが走り、思わず全身が震える。
くうぅ、この女の気持ち良さ。堪らないな。
男とはまるっきり違う快感は、何度味わっても止められない。
俺は、もっともっと刺激して欲しかった。
しかも、それを小学生に舐めさせているって言うんだから、俺は女主人のような気持ちになってくる。
「ああ、止めないで。そのまま、舐めて。そこはね。クリトリスって言って、女の人が一番気持ち良くなれる場所なの」
勇太の舌が、まるで犬のように、クリトリスを舐めてくる。
初めて知る快感に興奮しているような乱暴な動きが、童貞の小学生に奉仕させているのだ、という思いを強めていく。
「ああ、良いわ。そう、勇太君の舌、気持ち良いわ。もっと、そのまま、舐めて……みて」
俺は、命じるように勇太の顔を見つめた。
「ああ、気持ち良いわ。もっと、舐めて……」
勇太の舌先は、ますます激しくなっていく。
命ぜられるままに舐めてくる勇太の舌使いに、俺の興奮は一気に高まっていく。
すると、男とは違う、全身が浮かび上がるような快感の終わり――絶頂が近づいてくるのが感じられた。
「ああ、良いわ……わたし、もうイッちゃいそう」
「え、行っちゃうの? もう帰っちゃうの?」
ぴたり、と舌先の刺激が止まった。
俺は、快感の寸止めを喰らってしまった。
あと少しでイケたって言うのに……
そう思い、腹立ちながらも、俺は優しい従姉妹の振りをして、勇太に言った。
「イクってのはね……さっき勇太君、オチン○ンから精液出したでしょ。それと同じで、凄く気持ち良くなることを言うのよ」
「そ、そうなんだ。じゃあ、このまま続けていいんだね」
絶頂の寸止めをされて、俺は舐め続けられるだけでは、我慢できなくなっていた。
「ええ、良いわよ。でも、この続きは、勇太君のお口じゃなくて、オチン○ンでしてもらおうかな」
「え、オチン○ンって……」
ちらりと見ると、勇太のチン○ンは、大きくなったままだった。
初めてのクンニを体験して、さっきよりも大きくなっているようにも感じられる。
それに、そんなチン○ンを見ていると、俺は股間が疼いて、それが欲しくって欲しくって堪らなくなってくる。
早く欲しい、と思いながらも、俺は勇太をリードする。
「ほら、服を脱いでベッドに上がって」
「う、うん……」
勇太は、服を引きちぎらんばかりの勢いで脱ぎ捨てて、全裸になった。
俺は、ベッドに横になって、両足を広げた。
さっきまでの勇太による初クンニで、俺のアソコはすっかり濡れていて、溢れ出る愛液は、尻まで垂れているのが感じられる。
「ほら、わたしの足の間に体を入れてきて」
勇太は、おずおずと俺の両足へと近づいてきた。
見下ろすと、美幸の大きな乳房と股間の陰毛が見える。
その先には、視線をマ○コへと向ける、勇太の姿がある。
まさに、童貞少年と年上の女性の組み合わせだった。
初体験をリードする女の役を演じているのは、もちろん俺だった。
足の間に座ったままで、次にどうして良いか分からない少年へと、俺はセックスの手ほどきをしていく。
「わたしに覆い被さるように、両手をわたしの横に付けて」
「こ、こう?」
勇太が顔を近づけてきて、両手を俺の脇へと伸ばす。
その身長差から、顔が向かい合うことはなく、胸の辺りまでにしか届かない勇太の姿を見ると、自分は少年を相手にしている年上の女性なのだ、ということが意識される。
「そのまま、腰を動かして、さっき見せた割れ目の中に、勇太君のオチン○ンを入れるのよ」
勇太は、腰を動かして近づけてくるのだが、まだ若い上に、初めてのセックスに興奮しているチン○ンは、すっかり上を向いていて、とても俺のマ○コとは、向きが合いそうにない。
俺は、指先を伸ばして、勇太の勃起チン○ンへと手を添えた。
「勇太君のオチン○ン、すっかり勃起しているから、このままじゃ入らないわね」
まるでバネが入っているかのように固いチン○ンを、なだめるようにしてゆっくりと下へと向けていき、その先端を俺のマ○コへと向けさせる。
「そのまま、少し腰を動かしてみて」
「う、うん……」
勇太の腰が動き、濡れて、男のものを待ち受けている入口へと、剥きたての童貞チン○ンの先が当たってくる。
「ああん。勇太君のが、当たってきている。そうよ。そのままもっと腰を前に付きだして」
勇太は、慌てて腰を動かしたようで、俺の中へと、勇太のものが一気にずぶりと入ってきた。
欲しかったものが満たされていく感じがする。
大人のものに比べたら小さく物足りない感じはするものの、童貞のチン○ンを受け入れたと思うと、俺の官能は高まっていく。
前を見ると、勇太が初めて味わう女性の中に、興奮したような顔をしている。
「ああ、勇太君のが、わたしの中に入っている。うふふ、勇太君、精通したその日に、童貞卒業だね」
「卒業? 僕、まだ卒業じゃないよ?」
勇太の顔色が変わり、心配そうに、俺を見つめてくる。
「そうじゃないわよ。童貞ってのは、まだセックスをしたことのない男の子ってことで、勇太君は、ちゃんとセックスできたから、童貞じゃなくなったってことよ」
「そうなんだ……」
ほっとした顔を勇太はした。
そうしている間にも、勇太のものは俺の中にすっぽりと入ったまま、びくん、びくん、と動いている。
サイズは小さいものの、その固さと暴れっぷりは、童貞チン○ンならではのものだ。
「どう、わたしの中、気持ち良い?」
腰をくいっ、と動かしながら、俺は聞いてみた。
「うん、すっごく気持ち良いよ。こんなの初めて」
「そう。それじゃあ、今度は動いてみて」
「え、動くの? 僕、まだお姉ちゃんの中に入っていたいよ」
もう終わりと思ったのだろうか。勇太は残念そうな顔をする。
「うふふ。オチン○ンを抜くんじゃなくって、入れたまま、腰を前後に動かして、オマ○コの中で、オチン○ンをくちゅくちゅさせるのよ。そうすると、勇太君もわたしも、もっと気持ち良くなれるわよ」
「え、そうなの」
勇太は、俺に密着させていた腰を、ゆっくりと引いていった。
それに合わせて、俺の中に入っていたチン○ンが、ゆっくりと抜け出ていく。
膣襞に包まれているせいか、さっき剥いてやった皮が、めくり返って元に戻っていくのが感じられる。
女の膣で感じる、小学生の皮が戻ってしまう感覚は、俺に膣の吸い付き具合を感じさせつつ、チン○ンの皮をオモチャのように扱っている気にさせる。
皮に包まれた部分が、膣口へと近づいてきた。
入った時には物足りない大きさに思えたものの、それが抜けていくとなると、やはり喪失感を感じてしまう。
「そうよ。そうやって、オチン○ンがオマ○コから出そうになったら、また腰を入れるの」
「う、うん……」
勇太は、再び腰を突き出してきた。
今度は膣の中で、皮がめくれるのが感じられる。
同時に、露わになった雁首が、まだ幼いながらも俺の膣襞を擦ってくる。
まるで、赤ん坊の指先が、膣に当たってくるかのようだった。
子宮口にまでは届かないものの、勇太の根本までが、俺の中にすっぽりと収まった。
「奥まで入れたら、またぎりぎりまで腰を引くの。繰り返してみて」
言われるままに、勇太は腰を動かしていく。
抜けないようにする慎重な動きには、激しさこそないものの、その分、童貞のチン○ンの大きさと形を、膣で感じ味わう余裕を与えてくれた。
すっぽりと勇太のものを飲み込んでいる感じは、年下の少年を相手にしていることを、実感させられる。
「そうよ。その調子よ。もっと早く腰を動かすと、もっと気持ち良くなれるわよ」
「え、本当?」
そう言って勇太は、懸命に腰を動かしてきた。
まだ慣れないせいもあって、時々抜け出てしまうこともあったが、そのもどかしさと、抜け出たものを再び手で導いてやる時の支配感に興奮してしまう。
興奮に任せた乱暴な腰の動きにはテクニックは感じられないが、初めての女性に興奮し、その快感を貪ろうとしている小学生を相手にしていることを感じずにはいられない。
「ああ、良いわ。わたしも、気持ち良くなってきちゃった」
自然と、俺の腰も動いてきた。
膣からは、愛液がさらさらと溢れ出て、ぐちゅり、ぐちゅりと二人の間で音を立てていく。
「お姉ちゃん、また、僕、せーえき出そうだよ」
勇太が叫んできた。
まだ快感の半ばぐらいだったが、俺は勇太に初の膣内射精を体験させてやることにした。
「出して、お姉ちゃんの中に、出して」
俺は腰を突き立てながら、そうねだった。
「でも、そうしたら、赤ちゃん出来ちゃうよ」
心配そうに言ってくるものの、勇太の腰は、オスの本能からか、まるでサカリのついた犬のように、前後に動き続けていた。
「大丈夫、今日は赤ちゃんは出来ない日だから。そのまま、勇太君の精液、わたしの中に出してぇ!」
そう言った瞬間、勇太の顔から、枷が外されたように、ほっとした安堵の色が浮かんだ。
勇太の腰が、深々と突き立てられる。
「出る、出るぅぅぅ!」
さっき口で感じたのと同じ、どろりとした勇太の精液を、今度は口よりも敏感な膣内で受けとめる。
小さな勃起には似合わないほどに大量の精液が、膣の中に入り込んでくる。
「ああ、勇太君の精液、わたしの中に入ってくる……」
精液をむしゃぶるように、俺の膣がうねうねと動くのが感じられる。
「うふふ。わたしの中で出しちゃったね」
まだ続いている射精を感じながら、俺は優しく言った。
「ご、ご免なさい」
勇太は、いけないことをしてしまったかのように、頭を下げてくる。
「謝らなくても良いのよ。精液出されると、わたしも気持ち良くなれるのよ」
「そ、そうなの」
「そうよ。セックスってのは、こうやって一緒に気持ち良くなれるものなんだから。勇太君、気持ち良かったでしょ?」
「う、うん。すっごく気持ち良かった。体が溶けちゃうぐらいに、気持ち良かったよ」
「そう。良かった。それじゃあ、わたしをもっと気持ち良くさせて」
口と膣で射精されたものの、美幸の体は、まだまだ精液を求めて興奮したままだった。
それに応えるように、勇太のチン○ンも、俺の中で勃起したままでいる。
「え、今ので気持ち良かったんじゃないの?」
「ううん、気持ち良かったわよ。でも、さっき言ったでしょ。女の体はね。イクって言って、男の射精と同じで、すごく気持ち良くなれるの」
本当は、射精なんかよりも、もっと気持ち良いんだがな、と俺は思う。
「そうなんだ。じゃあ、僕、どうすれば良いの?」
このまま正常位を続けてもいけそうだけれど、それよりも、もっと勇太にいやらしいことを教えてやりたい気持ちになってきた。
勇太の体を使って、もっと気持ち良くなりたいと思っていた。
「じゃあ、今度は騎乗位になりましょう」
「きじょういって何?」
未知の言葉に対して、不思議そうな表情と、期待する表情を同時に顔に浮かべながら、勇太は尋ねてくる。
「勇太君が寝転がって、その上にわたしが乗っかってセックスすることなのよ」
「え、そんなやり方、学校じゃ習ってないよ」
「だったら、勇太君に教えてあげる。セックスってのは、色々なやり方があるってことをね。ねえ、勇太君、オチン○ンを抜いて、ベッドに仰向けになって」
「う、うん……」
勇太がチン○ンを抜くのと同時に、俺の中に注ぎ込まれて入りきれなかった精液が、どろりと垂れ落ちて、尻へと伝っていくのが感じられる。
仰向けになった勇太へと、俺は馬乗りになった。
相変わらず勇太のチン○ンは勃起したままで、腹に貼り付いているのを指先で持ち上げて、近づけていた俺のマ○コへと向ける。
敏感になっている俺の股間は、まだ触れる前から、勇太のものをはっきりと感じ取っていた。
その感覚が、よりはっきりしたものになる。
勇太の先端が、俺の膣口へと当たってくる。
俺はそのまま、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「ああ、気持ち良いわ……」
正常位とは違う、自分の方からチン○ンを飲み込んでいく感覚に、俺は声を上げる。
「今度は勇太君は腰を動かさなくて良いわ。今度は、わたしが動くから」
俺は、いきなり激しく腰を上下に動かした。
ショートカットの髪の毛がうなじをくすぐり、胸元では大きな乳房が体の動きを邪魔するように、ぶるん、ぶるん、と揺れる。
じゅぷり、じゅぷり、と言う音と共に、勇太のチン○ンが、俺を下から突き上げてくる。
自分で動かしているだけあって、ぎりぎりまでの激しい出し入れを繰り返していく。
「ああん……あはっ、良いわ。気持ち良いわ。勇太君のオチン○ン、気持ち良いわっ!」
見下ろすと、上下に揺れる俺の乳房と、その下で快感にうっとりとしている勇太の顔があった。
犯している。
小学生の男の子を、美幸の体になった俺が犯している。
それと同時に、俺が美幸になって、勇太を犯させている。
逆レイプ、という言葉が頭に浮かぶ。
俺は、男としての責める興奮と、女としての受ける快感を、同時に味わっていた。
二つの感情が交じり合い、共鳴し、高め合っていく。
「お、お姉ちゃん、また出そうだよ」
勇太が言ってきた。
俺の方は、あと少しだった。
「も、もう少し待って。わたしもイキそうだから、もう少し待って」
「う、うん……」
俺の言葉に、勇太は歯を食いしばり、ベッドのシーツを握りしめて、必死に射精をこらえようとした。
良い眺めだった。
少年を精通させ、童貞を奪い、そしてその上に跨り、射精を我慢させる。
まさに、なすがままだった。
俺の心に、完全な支配感が満ちてくる。
そんな少年の姿を見ていると、もっと快感で苦しませてやろうという、サディスティックな欲望が湧き起こる。
俺はさらに腰を動かした。
上下に動かすだけでなく、時には奥まで挿入させたまま、のの字を描いて、腰をグラインドさせる。
深々と入り込んでいる、固いチン○ンが、俺の中で閉じこめられた動物のように暴れては、膣襞を掻き回していく。
そうやって、少年の快感を手玉に取っているうちに、俺の中で女性としての快感が、一気に高まっていった。
「ああん、あはっ! わ、た、し……イキそう……」
もう一つ刺激があれば、絶頂に達せられる、そんな所まで、俺の体は高ぶってきていた。
「僕、もう……我慢できないよ……」
せつなげに訴えてくる少年の顔が、俺を興奮させる。
そして、最後の命令をする。
「良いわよ。出して、出して、勇太君の精液、お姉ちゃんの中に出してぇ」
俺は、腰を思いっきり密着させて、勇太のものを深々と飲み込んだ。
さっきまでよりも、中のものは大きくなり、子宮に近づいているようだった。
「出すよ、また、出すよぉ」
少年の甲高い叫び声が響くと同時に、俺の中に、どくん、どくん、と精液が――絶頂へと向かう、決め手の刺激が流れ込んできた。
体の中に染み込んでくるようなどろりとした刺激に、俺の頭は真っ白になる。
「イクぅ、イクっ。イクぅぅぅぅっっっ!」
体中で、快感が弾けたようになる。
体が反り上がり、快感に耐えきれなくなっていく。
全身の力が快感に作り替えられてしまったかのように、上半身から力が抜けていき、仰向けになっている勇太に覆い被さるように倒れていく。
俺の中では、まだ勇太が射精を繰り返していて、その度に、俺の体は、びくん、びくん、と震える。
「勇太君のオチン○ンで、わたしイッちゃった」
俺は、勇太に声を掛けた。
そんな俺の言葉に反応してか、俺の膣内で、勇太のものが、またびくりと動いた。
勇太のものは、まだ元気なのを膣で感じつつ、俺はこれからのことを思った。
これから、どうしてやろう。
男と違って何度でも絶頂に達せられるこの美幸の体を使って、精液が出なくなるまで何回射精できるかを試してみるのも面白いだろう。
手で、口で、胸で、膣で、搾り取ってやる。
止めて欲しいと泣き叫んでも、俺は少年の精をむさぼっていく。
もしかしたら、絞りきれないほどに精液が出るかも知れない。
それはそれで楽しみだ。
次は、バックの体位を教えてやろう。OLを後ろから犯す小学生。堪らないシチュエーションだ。
なんだったら、アナルセックスを教えてやろうか。まだアナルの経験がないこの体で、童貞だった少年に、アナルの処女を捧げるのも面白い。
溢れるほどの性欲と精力を持った獲物を前にして、俺の中で妄想が広がっていく。
そんなどす黒いことを考えていることを知られないようにと、
「すごく気持ち良かったわ。ご褒美に、また別のセックスのやり方を教えてあげる」
そう言って、俺は勇太の頭を撫でたのだった。


伊藤は再び、コクーンの中で意識を現実世界へと戻した。
勇太の時と同じように、記憶の方も設定通りだった。自分は美幸なのだ、という記憶設定も可能だったが、敢えて、伊藤が美幸に憑依している、と設定してみた。今の言葉で言えば、電脳空間で問題になっている、意識クラッキングという奴で、他人の体を奪うというのは、他人になりきるのとは違った楽しさがあった。
それから伊藤は、その前の記憶を思い出した。
勇太だった時の記憶と、美幸へ憑依していた時の記憶が、シンクロし、脳裏へと快感が鏡合わせのように浮かんでくる。
余韻に浸っていると、ハッチが開き、明かりが入り込んできた。
外には、黒服の男が立っていた。
「いかがでしたか?」
「ああ、凄く良かったです」
伊藤の返事に、そうでしょう、というような顔を黒服の男はした。
「こちらは、今回のプレイを保存しました、ホログラム・ディスクです。どうぞお持ち帰り下さい」
男が、コンパクトディスクサイズの円盤を渡してくる。
この中には、さっきまでのプレイが全て保存されている。
コクーンと量子コンピュータの組み合わせのように、それが生み出す電脳空間の中で自由に行動をすることは出来ないが、家庭にあるパソコンとヘッドセットの組み合わせに読み込ませれば、ビデオを鑑賞するように、さっきまでのプレイを体験することが出来る。
パソコンの編集機能を使えば、動画を編集するように、体験できる感度を自由に調節することも行えるし、マルチプレイモードにすれば、別々に体験したプレイを、同時に体験することも可能だ。
ディスクを手にして、伊藤はさっそく家に帰ることを考えていた。
そして、次にこの店に予約する時には、どんなプレイを設定しようかと思い浮かべていたのだった。

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