『小学校裏サイト・ログ02』

作:月華




まさと>今日はどうだった?
ともや>すごく良かったよ。ありがとう
まさと>それじゃあ今度はお前の番な。お前が姉ちゃんに憑依してくれよ
ともや>うん。いいけれど、どうすればいいの?
まさと>帰りがけに渡した薬があるだろ。あれを飲むと幽体離脱ができる
ともや>魂が体から抜け出すってこと?
まさと>うん。それで、空を飛んで俺ん家に来て、姉ちゃんに憑依してくれ
ともや>憑依ってどうやれば良いの?
まさと>姉ちゃん、部屋にいるから、それに体を重ねるようにすればオッケー
ともや>わかった
まさと>憑依したら、すぐに俺の部屋に来てくれよな。あの薬、1時間しか効き目がないから。9時になったら薬を使って姉ちゃんに憑依してくれよ
ともや>わかった。それじゃあ明日
まさと>待ってるぞ


日曜日だと言うのに、6時には智也は目を覚ましていた。
昨日の初体験と、明日になれば由奈の体になれるという興奮から、昨夜はなかなか寝付けなかったのだが、起きてしまえばもう今日のことしか頭になかった。
朝食を取ってからは、部屋にこもって、手にしている幽体離脱薬の入った小瓶と、なかなか針が進まない時計を交互に見比べてばかりいた。
長い時間が経って、ようやく9時に近づいた。
智也は小瓶の蓋を開けて、中に入っている透明な液体を飲み干した。
味はなく、水を飲んだような感じだった。
何が起こるのだろうかと待ち構えていると、椅子に座っていた智也は、突然、背中が引っ張られるような気がした。
それも、襟首を引っ張られるのではなく、体ごと持ち上げられるような感じなのだ。
そのまま、視点の位置がだんだんと上がっていき、部屋を見下ろすようになっていく。
それと同時に、体から重さの感じがなくなって、ふわりと宙に浮いているような気になった。
智也は、視線を下へと向けた。
そこには、椅子に座ったまま、眠ったようになっている自分自身の姿があった。
(本当に、幽体離脱できたんだ!)
自分の体を見下ろしつつ、智也は、宙に浮いている自分の体を見ようとした。
ところが、下を見ても見えるのは椅子に座ったままの姿だけで、今の自分自身は見えない。
手を目の前に持っていこうとしても、手があるという感覚がしない。まるで、宙に浮かんだカメラのように、周りの映像だけが見えてくるのだった。
移動は自由にできるようで、智也は試しに部屋にある鏡の前へと飛び、体を映そうとしてみた。
しかし、鏡の中には部屋の風景があるだけで、それを見ているはずの智也の姿はない。
こういうものか、と思った智也は、先を急ぐことにした。
閉じた窓ガラスへと向かうと、そのまま見えない体はするりとくぐり抜け、外へと出た。
夏の日差しが住宅街の屋根を照らしているのを見ながら、智也は屋根の上を飛び、政人の家へと向かった。
目指す家が見えてきた。
智也は、二階の窓から由奈の部屋を覗き込んだ。
そこには、テレビを見ている彼女の姿があった。
智也は、窓ガラスをすり抜けて、部屋へと入った。
フローリングの上に置かれたクッションに座る彼女へと近づいていくのだが、それに気付くような気配は感じられない。
なおも近づいていき、その視点が彼女の体にめり込むかと思った時、すぅ、っと体が引っ張られるような感じがして、続いてさっきまで感じなかった、体の重みが伝わってきた。
それと同時に、体中から伝わってくる感覚は、感じ慣れているものとは違うような気がした。
智也の視界には、体育座りのポーズで近づけられた足が見えた。
正面には、由奈が見ていたテレビが、さっきと同じ番組を流している。
智也は、足に添えていた両手を離して、顔の前へと近づけてみた。
見慣れた自分のものとは違う、ほっそりとして長い指先が揃えられた手のひらが見て取れる。
それが、由奈のものであると感じ取り、そして昨日はその手によってペニスを扱(しご)かれたことを思い出し、どきりとした。
智也は、両手を床に付けて立ちあがろうとした。
だが、尻を浮かして両手を離そうとした瞬間、バランスを崩して尻餅をついてしまった。
「あ痛たたた……」
思わず口から漏れたのは、甲高い女の子のものだった。
由奈の声に似ているが、微妙に違う感じだった。
奇妙に思った智也は、発声練習をするように声を出してみた。
「あー、あー」
やはり、由奈の声に間違いないのだが、普段よりもこもったような感じがする。
不思議に思いつつも、智也はもう一度立ちあがろうとした。
さっき尻餅をついてしまったのは、体のバランスが違うのと、腕に力が思ったより入らなかったのが原因のようなので、それに注意して、ゆっくりと尻を持ち上げ、前後のバランスを取りつつ、足を延ばしていく。
ようやく立ちあがった智也は、辺りを見回した。
由奈の部屋には何度か入ったことがあり、女の子らしい、いくつもぬいぐるみが並べられているのには見覚えがあったが、それが初めて見る光景のように思えた。
どうしてだろうかと思って、視線の高さが違うからだ、と気付いた。
床が遠くに見え、その分、天井が近くに見える。
ちょうど、ベッドに立って部屋を見渡しているような眺めだった。
見回しているうちに、部屋に置かれた姿見が目に付いた。
智也は体のバランスを崩さないように、慎重に歩いて、その前へとたどり着いた。
そこには、ちょっと驚いたような顔をしている由奈の姿があった。
水色のワンピースに身を包んだ由奈は、いつもと少し違って見えた。
しばらくして、いつもは見上げる形になっていた由奈を、今は真っ正面から見つめているからだ、と気付いた。
智也は右手を挙げてみた。
すると、鏡に映る由奈は、それに合わせるように左の手を挙げてきた。
そのまま、鏡へと右手を貼り付けると、ひんやりとした鏡の感触と共に、由奈が手のひらをくっつけてきているのが見て取れた。
体を見下ろしてみると、鏡に映るのと同じ、水色のワンピースが見え、その胸元には、二つの膨らみが見て取れた。
再び鏡へと視線を戻し智也は、足の爪先に力を入れて、ぴょんぴょんと飛び跳ねてみた。
すると、胸元に貼り付いている膨らみが、体の動きよりワンテンポ遅れて、ぽよん、ぽよん、と揺れるのが感じられたのだった。
初めて感じる胸元の揺さぶりに、智也は興奮し、感動する。
触ってみようかな、と思ったところで、智也は、早く政人の所に行かなければ、と思い当たった。
部屋を出て、隣にある政人の部屋のドアをノックする。
待つことなくドアが開けられて、政人が姿を現した。
いつもは同じ高さで見ている顔が、今は眼下に見える。
政人は、何喰わぬ顔をしながら、
「智也か?」
と聞いてきた。
それに対して智也は、うん、と頷く。
「よっしゃ、成功だな」
政人は由奈(智也)の手を取って、部屋へと導き入れた。
さっきの由奈の部屋と同様、由奈の視線で見る政人の部屋は、いつもと少し違って見えた。
「どうだ? 姉ちゃんの体は?」
「うん。目の高さが違うから、なんだか宙に浮かんでいるみたい」
「そうなんだよな。なんかそれって、大人の視線になったなあ、って思えるんだよな」
分かる分かる、と言った顔で、政人は頷く。
「あ、それと。声が変なんだ。今もそうだけれど、いつもより響くって言うか、こもるって言うか……風邪とか引いたりしてないかなあ?」
「ああ、それな。俺もそうだったぜ。姉ちゃんだけでなく、誰に憑依しても、声が違って聞こえるんだ。ネットで調べてみたら、自分で聞く声と他人が聞く声って違うみたいだぜ。骨伝導がどうとかって書いてあったな。お前のケータイ、留守電のメッセージに自分の声を使ってるだろ。あれって、いつもと違って聞こえなかったか?」
「そう言われれば。てっきりあれって、ケータイのせいだと思っていた」
「そうじゃなくて、本当に違って聞こえるみたいなんだ」
政人の答えに、由奈(智也)は、ふーん、と頷いた。
「さあ、時間もあんまり無いことだし、早く始めようとしようぜ。
それじゃあ智也、裸になってみろよ」
「え、良いの?」
誘いかけてくる政人の言葉に、智也は由奈に対して悪いと感じてしまった。
「大丈夫だって。ちゃんと幽体離脱薬は効いているんだから。それに、今は姉ちゃんの体は、お前のものなんだぜ」
政人の言葉に、智也はどきりとする。
彼の言う通り、今の由奈の体は、智也のものであり、自由に出来るのだった。
昨日、政人が由奈に憑依した時のように、どんなことでも出来るのだ。それが、どんなにエッチなことであっても……
そう思っただけで、心臓がドキドキとしてくるのが感じられる。
無言のままに、智也は視線を下へと向けた。
さっきと同じく、水色のワンピースが見え、それに重なるように、昨日見た、由奈の裸身が合わさって思い出される。
「ほら、早く脱いじゃえよ」
政人の言葉に勢いを得て、由奈(智也)はワンピースを脱ごうとした。
だが、すぐに戸惑ってしまった。
「これって、どうやって脱げば良いの?」
ワンピースなんてもちろん着たことのない智也は、スカートの辺りに手を添えたまま、どうして良いのか分からなくなってしまった。
「ええと……まあ、足下まで伸びた上着を脱ぐような気持ちってとこかな?」
あいまいな説明を受けて、由奈(智也)は、ぎこちなくスカートをたくし上げていく。
そのまま、上着を脱ぐように腕を上へと伸ばし、軽い手触りのするワンピースを通した。
体をふんわりと包んでいたものが取れて、その感覚が体の二箇所へと向かう。
胸元に付いた乳房を包み込んでくるブラの感覚と、ブリーフ以上に股間に密着してくるパンツの感覚だった。
「女の人の下着って、変な感じだね」
これまでに、由奈の下着姿は想像したことがあったが、実際に自分がなってみると、ずいぶんと違って感じられるのだった。
「下着も脱いでみろよ」
再び政人に促されて、下着を外そうと、ブラへと手を掛けたのだが、またしても戸惑ってしまった。
しばらく悩んでから、背中にホックがあるはずだと思い、由奈(智也)は背中へと手を回した。
いつもの自分の体に比べて、すんなりと背中へと手が回ったのを、智也はへえ、と思ったのだが、その先が続かない。
しばらく背中の上を自分の指先が這い回り、くすぐったい思いをしてから、ようやく指先がホックへとたどり着いた。
しかし、ブラなんて外したことのない智也は、どうして良いか分からずに、またしても政人に尋ねた。
「これ、どうやって外すの?」
「ホックの金具が引っかかるようになっているから、いったん真ん中に寄せるようにしてから外すんだ」
ふーん、と言ってから、由奈(智也)は再び、背中で手をもぞもぞと動かした。
探りつつ、考えてみれば不思議な光景だな、と智也は思う。
端から見れば、高校生になる由奈が、自分が付けているブラジャーの外し方を、小学生の政人に聞いているのだから。
言われた通りに、ホックの左右を掴んで、真ん中へと寄せるようにすると、背中から脇、胸元にかけて、ブラの締め付けが緩んだ。
どうやら金具は外れたようで、背中でブラのストラップが垂れ下がるのが感じられる。
由奈(智也)は、ストラップを前へとやり、乳房を覆っていたブラを外し、前へならえをする手つきで、するりと脱ぎ取った。
そこいら辺へ置こうと手にしてみると、柔らかい布地の感触と共に、まだ暖かさの残る由奈の温もりが感じられ、智也はドキリとしてしまう。
脱いだワンピースの上に置こうとしてしゃがみ込むと、前屈みになったため、ブラの支えを失った乳房が、下から前へと動こうとするのが感じられた。
水風船で胸元に貼り付けられているような、変な感覚だったが、同時に智也は、これがおっぱいの感覚なのか、と思ったりする。
再び立ちあがった由奈(智也)は、残り一枚となったパンツへと手を掛けた。
両脇に指をかけて引っ張ると、男物以上に伸びると同時に、引っ張られた分だけ、より一層、股間に布地が貼り付いてくるのが感じられる。
由奈(智也)は、パンツを下ろし、股間をさらけ出した。
隠すものが無くなると同時に、クーラーの効いた部屋の空気が、剥き出しになった部分へと当たってくる。
それは、不思議な感覚だった。
パンツに覆われていた場所全体が涼しく感じられる中で、その中心部分にある縦筋の部分が、やけにはっきりと感じられるのだった。
(これって、オマ○コの場所なんだろうなあ)
そう思いつつ、股間を見つめるのだが、立ったままの姿勢なのと陰毛が邪魔をして、肝心の部分を見ることが出来ない。
昨日、由奈に政人が憑依した時に、まじまじと見た部分ではあったが、それが今や自分の体となっていると、どうしても気になる。
パンツを脱ぎ終えて、股間を覗き込もうと前屈みになると、慣れない体のバランスを失って、危うく倒れそうになってしまった。
「鏡、貸してやろうか?」
政人が言って、引き出しの中から取りだした丸い手鏡を渡してきた。
「ちょっと、ベッド借りるね」
由奈(智也)は、ベッドの上に全身を載せ、足をM字に開いて、その前へと鏡を持って行った。
角度を調整すると、そこには由奈の股間が映し出されていたのだった。
形や色合いは昨日見たのと同じもののはずなのだが、ちょうど股間の部分だけを映し出す手鏡で見てみると、まるで智也が見たい部分だけをくりぬいて提示されているかのようだった。
それに、鏡越しということもあって、覗いてはいけないものを見てしまっているような気持ちにさせられる。
鏡をゆっくりと動かしてみると、やはり男と違って精密に出来ているのだな、と思えてくる。
そんなものが、今の自分の股間についていると思うと、昨日直に見たのとは違う気持ちになってくる。
触ってみよう、そう思って由奈(智也)の指先が、ゆっくりと股間に伸びた時、
「なあ智也。姉ちゃんのマ○コ、俺に舐めさせてくれよ」
いつの間にか服を脱いで全裸になっていた政人が、そう言ってきた。
「姉ちゃんの彼氏に憑依して舐めたことはあるんだけれど、俺自身の体じゃ、まだそういうことをしたことは無いんだ」
由奈(智也)はちょっと迷った。出来ることなら自分で触ってみて、昨日政人が言っていた、触って気持ち良いだけじゃなく、触られても気持ち良い、という同時の快感を味わってみたいと思うのだが、幽体離脱薬をくれた政人の願いとあっては、むげに断れない。
「お前が自分で触ろうって言っても、指で触るぐらいで、舐めたりすることは出来ないだろ。女のマ○コって、やっぱり指よりも、舌の方が気持ち良いんだぜ」
そんな言葉に、智也の心は揺れる。
「そ、それじゃあ……」
言って由奈(智也)は、政人を迎え入れるように、おずおずと足を開いたのだった。
「へへへ、ありがとよ」
笑みを浮かべながら、政人が由奈(智也)の両足の合間へと入ってくる。
それを迎え入れるように、由奈(智也)が足を開くと、二つの太ももとふくらはぎは、思った以上に大きく広がった。
ストレッチが苦手で開脚があまり出来ない智也にとっては、意外な光景であり、他人である由奈の体だからなのか、それとも男性を受け入れてのセックスや赤ん坊を出産する女の体だからなのか、と、ちらりと思う。
政人の頭が股間へと覆い被さり、スポーツ刈りにした頭上には、つむじが見て取れた。
「あはっ!」
いきなり、まるで全身がぬるりとしたものに巻き付かれたかのような感覚が伝わってきて、由奈(智也)は思わず声を上げた。
「お、いきなりで驚かせちまったか?」
両足の合間から顔を上げて、政人がこちらを見つめてくる。
由奈の股間と両足、そしてその合間にある同級生の政人の顔という組み合わせを見つつ、智也はさっきの刺激に驚き、戸惑っていた。
「やっぱり、いきなりクリトリスを舐めたら刺激が強すぎるもんな」
まだ股間に残っている余韻を感じつつ、あれがクリトリスの刺激なのか、と智也は思う。
「エッチの時には、まずは雰囲気作りからって言うからな。ああ、そうだ。キスさせてくれよ」
「き、キス……」
政人の言葉に、智也は戸惑う。
初体験の前にキスはしたいと以前から妄想はしていたのだが、考えてみれば昨日は、由奈(政人)とは、キスもすることなく、初体験を済ませてしまっていたのだ。
順番が逆になり、しかも初キッスの相手が政人となると、どうしても智也は悩んでしまう。
「な、良いだろ」
両足の間から這いだしてきた政人の顔が迫ってくる。
仕方がないか、と思って、由奈(智也)は目を閉じた。
肩へとまだ華奢な政人の腕が絡みついてきて、手のひらが後頭部へと当たり、髪の毛の合間に指先が入ってくる。
うっすらと開いていた唇へと、熱い息と共に、柔らかい感触が伝わってきた。
わずかなかさかさ感が混じっているのは、相手が男の唇だからだろうが、なるべくそういうことは考えないようにしようと智也は思った。
吐息の混じった唇が当たってくる度に、ぽってりとした自らの唇が擦られるのが智也には感じられた。
二度、三度と重ねられるうちに、由奈(智也)の唇に、乾いた唇とは違う、ぬるりとしたものが当たってきた。
由奈(智也)の口中へと伸びてきたものは、素早く中にある舌を探り当て、自らのものと絡み合わせてくる。
柔らかい粘膜同士が触れあい、そして絡み合う。
政人のなすがままにされているうちに、由奈(智也)は、後頭部の辺りが、じんと疼いてくるのが感じられた。
それと同時に、舌と同時に絡み合い始めた唾液には、うっすらと甘い味が感じられるのだった。
(ああ、これがキスの味?)
オナニーの快感とは違う、体の中がまさぐられ、弄られる快感。
想像していたものとは、ずいぶんと違い、そして当然リアルだった。
ぼんやりとした頭で、キスだと誰でもこうなるのか、それとも受ける側の由奈の体だからなのだろうか、とうっすらと考える。
もう、初キッスの相手が男だという意識は無くなっていた。
ただ、口の中を蹂躙される度に広がっていく、甘い疼きを智也は味わっていた。
いつしか、由奈(智也)の側からも、舌を動かして絡め合い、唾液を混じり合わせるようになってきていた。
変化が起こっているのは口中だけではなかった。
胸元に貼り付き、未だに違和感を感じさせている乳房は、わずかに張り出したような感じがしていた。
あるべきものがなく、ちょっとした喪失感が感じられていた股間からは、その奥の部分が熱くなっているのが伝わってくる。
意識していないのに、腰がもじもじと動いてしまう。
熱を帯び、わずかに膨らんだかのように感じられた乳房へと、突然の刺激が起こった。
目を閉じていても、敏感になり始めた乳房越しに、その五本の指先が当たってくるのが、はっきりと感じられる。
相変わらずキスを続けながら、政人の右手は、由奈(智也)の乳房を這い回る。
その大きさと柔らかさを測るかのように、手のひらがいっぱいに広げられ、柔らかい乳房を鷲づかみにしてくる。
初めて感じる、乳房を揉まれる感覚は、智也にとっては不思議なものだった。
本来は胸板の先の、何もないはずの場所に神経が通っていて、触られるのが感じられる。
しかもその部分は、男のどんな部分よりも柔らかく、体の一部が男の指先の動きに合わせて、ぐにゅぐにゅと形を変えていくのだ。
まるで、胸元に粘土を貼り付けられて、それがそのまま体と一体になってしまったような感じだった。
伝わってくるのは、揉まれている感触だけではない。
だんだんと、乳房が熱くなるのと同時に敏感になってきて、触れてくるものの感触がはっきりと感じられる。
指が触れる度に、その部分がへこみつつも若い乳房ならではの弾力で押し返し、指が離れると同時に、元の丸い形へと戻っていく。
昨日は指先と視覚で感じた乳房の柔らかさと弾力を、今度は身をもって知ることとなったのだ。
探るように動いていた政人の指先が、だんだんと大胆になってくるのが感じられる。
乳房の根本を親指と四本の指に当ててから、持ち上げるようにして動かしてくる。
途中まで来た所で、手のひらが、ふいに離される。
それと同時に、支えを失った乳房は、重力に引っ張られて、かくん、と落ちていく。
その度に、たぷんとした乳房の揺れと重さが、胸元から肩へと感じられたのだった。
胸元に、女性の乳房が付いていることを感じさせるかのような手つきは、何度も繰り返された。
そうされる毎に、智也は、今の体は由奈のものであり、その胸元には柔らかい乳房が貼り付いているのだ、と実感させられる。
胸の存在を知らしめるような手つきは、だんだんと激しくなっていった。
そして、指先が乳房の先端にある乳首に触れた時、
「ああん」
思わず背中が反り返り、重ねていた唇が離され、開放された口から溜息が漏れる。
その声は、昨日聞いた由奈の喘ぎ声以上に、頭の中に響き渡り、智也を魅了した。
ここぞとばかりに、乳房全体を弄っていた政人の手が、反応してしまった一点に集中する。
親指と人差し指が、乳房の熱に炙られるようにして尖ってきていた乳首をつまみ上げ、こりこりと刺激してくる。
「ああっ、政人、それ、気持ち良いよ」
初めて感じる乳首の快感は、ペニスによる快感とはまるっきり違っていた。
男の時には触ってもなんとも思わなかった乳首が、その存在自体と、男のものとは違うのだと言うことを知らしめるかのように、政人の指先の動きを快感に変換して由奈(智也)に伝えてくる。
男と違って、触られた場所だけが反応するのではなく、まるで乳首を受け口にして、乳房全体が疼いてくるのだった。
政人の指先は、小さな――と言っても男に比べればずいぶんと大きい――乳首を、重点的に攻めてくる。
乳房を愛撫される前よりもせり出していた乳首の先端を、指先でさすったかと思うと、それを軽く押して、柔らかい乳首の中へと埋めてくる。
ぐいっ、と埋め込まれた乳首から指先がいきなり離されると、小さな乳首が膨れあがるかのような開放感が湧き起こる。
中心にある乳首を責める一方で、人差し指が乳首の根本へと降りてきて、その周りにある、乳房とは違った感じのする部分を刺激してくる。
キスから解放された顔を自らの乳房へと向けてみると、そこには指先を乳輪に合わせて円を描いている政人の姿があった。
乳首と乳房の合間にあるわずかな地帯を指先が動く度に、ぞわりとした快感が伝わってくる。
そんな、乳首の造形を智也に知らしめるような指使いをしていた政人の顔が、だんだんと下へと降りていった。
空いている方の乳房へと寄り添って来たかと思うと、その先端にある、指で弄られた方ほどにはまだせり出していない乳首へと、唇を当ててきた。
「ああん!」
指先とは違う、乳首全体を包み込んでくる、ねっとりとした感触に、由奈(智也)はまたしても声を上げる。
そして、由奈(智也)に聞かせるかのように、ちゅぱり、ちゅぱり、と音を立てて、乳首を吸い立ててくる。
その一方で、指先ではさっき以上にねちっこく、乳首を責め立ててくる。
「ああ、乳首で、変になっちゃう……」
由奈(智也)は、両方の乳首を指先と唇で愛撫され、悶え、頭をかくかくと振り立てる。
昨日、政人が憑依した由奈の乳房を揉んだ時には、ここまでの反応はしなかったはずだ。
智也が初めて乳首の快感を感じているからなのか、それとも政人の責めが上手いのかは分からない。
そんなことよりも、智也は未知の快感に流されないようにしつつ、同時にもっともっとと求めることで精一杯だった。
乳首をついばんでいた唇の合間から、生暖かい舌先が這い出て、由奈(智也)の乳首に当たってくるのが感じられた。
ぬめりとした感触と、貼り付くような柔らかさは、指先や唇とは違った新しい刺激を由奈(智也)の乳首に伝えてきて、それはまた、新しい快感となった。
「あは……あぁん。良い、良いよぉ……」
由奈(智也)は、体が倒れないようにと、両手を後ろへと付いた。
ふと、乳首を弄っていた政人の右手が離れていった。
あ、と思うのもつかの間、その手は、腹を伝って股間へと伸びていくのが感じられた。
それに合わせるように、由奈(智也)の意識は股間へと向かう。乳首への愛撫でそちらの方にばかり気を取られていたが、いつのまにか股間の方も、乳房以上に熱くなり、割れ目のほころびが、少し広がっているようになっているのが感じ取れた。
その、わずかに開放された部分へと、政人の指先が貼り付いてきた。
「あぁんっ!」
敏感な割れ目から伝わってくる指先の感触は、これまでに感じたどんな刺激とも異なっていた。
敢えて言うならば、怪我をして、空気に触れた傷口を触ってみたら、それが異常に気持ち良かった、とでもなるだろうか。
体の内側を触られている感触と、それが不思議と気持ち良い感触が混じり合い、智也は軽い混乱を覚える。
触れてきた政人の指先は、わずかに開いている縦筋に沿ってゆっくりと降りていった。
剥き出しになった肉が触られる感触と、力が抜けていくような快感が湧き起こる。
割れ目を一撫でした指先は、そこから離れていった。
それは上へと持ち上げられ、由奈(智也)の目の前へと差し出される。
「見てみろよ。お前のマ○コ、こんなに濡れているぜ」
乳首から口を離した政人が、指先を見せつけてくる。
差し出された指の先には、透明な液体が絡みついていた。
(これが、由奈さんのオマ○コから出た愛液……僕のオマ○コから出た愛液……)
由奈の体であると同時に、今や自分のものである体から溢れてきた、女体が流す粘液を突きつけられて、由奈(智也)は陶然とした。
まじまじと眺めていると、その指先は再び股間へと向かった。
ほころんだ割れ目へと、指先が当たってくる。
今度は、人差し指だけでなく、中指も添えられていた。
揃えられた指先は、割れ目の中心部分を探るように動き続けていたが、やがてその先端に力が込められるのが感じられた。
ずぶり
いきなり、二本の指先が体の中へと入ってきた。
体の中心が左右へと開き、その中へと異物が入ってくる初めての感覚に、由奈(智也)は戸惑った。
体の中に、男の指が入ってくる。
しかもそれは、由奈の一番大事な部分なのだ。
「どうだ。指、入っていくのが分かるだろ」
由奈(智也)は、答えることも忘れて、その感覚に戸惑い、そして集中していた。
体が割れるような感覚。
体に穴が開けられるような感覚。
体に指が埋め込まれるような感覚。
どれもが初めてのことであり、男の体ではあり得ないことだった。
政人の指先は、ずぶずぶと入ってくる。それは、見た目からでは想像できないほどに、由奈(智也)の膣を通じて、太く、大きく感じられた。
初めて挿入されることに驚いているのと同時に、由奈(智也)の膣は敏感になり、その指先の感触をよりはっきりと感じていた。
そしてそれは、またしても感じる、未知の、女の快感となった。
異物を、男の指を、女の大事な部分で受け入れている。
入っているのは指先だけなのに、まるで体の内側が膨れあがり、体の内側全体が刺激されているかのような快感が湧き起こる。
入ってきていた指先に、わずかな変化が起こった。
その根本が折れ曲がっているかのようだった。
それを知って由奈(智也)は、指先が第一関節まで入ったのだと知り、どうじに、まだそこまでしか入っていないのかと驚いた。
まるで体一杯に入ってきたかのような指先は、ほんの先端部分にしか過ぎなかったのだ。
「ま、まだ……入ってくる」
すでに膣は指先で一杯のように思えていた中を、さらに奥へと入ってくる。
その度に、膣が蠢き、それに合わせて体の内側が膨らんでいくような気持ちになっていく。
第二関節を通り抜け、ついには根本まで入ってきた時には、由奈(智也)は、まるで体の芯に指を埋め込まれた、指人形になってしまったかのような気持ちになっていた。
股間の部分を見つめると、政人の二本の指先が、まるで隠れるかのように、その中へとすっぽりと入っているのが見て取れた。
「どうだ。指を入れられる気持ちは?」
顔を近づけてきた政人が囁いてくる。その顔つきは、まさに指人形を操っている主のように、優越感に満ちたものだった。
「う、うん。変な感じなんだけれど、気持ち良い……」
「そうか、それじゃあ、もっと気持ち良くしてやる」
言うなり、由奈(智也)の中で、政人の指先が動いた。
二本の指が開かれ、その合間に出来た隙間へと、空気が流れ込み、由奈(智也)の膣奥へと、クーラーの効いた外気を当ててくる。
体が内側から捲り挙げられたかのような感覚に驚く由奈(智也)をよそに、政人は開いた指先を乱暴に動かしてくる。
体の中で二本の指先が暴れ、膣内を突き破るかのように動くのだが、驚くべきことに、それを包み込む膣襞は、柔軟に広がり、その動きを受けとめていたのだった。
その激しい動きは、由奈(政人)の意識を一気にぶちこわした。
まるで、突き入れられた指先を中心に全身が振り回されるような刺激を感じつつ、求めていたものを与えられた膣口は、それを悦びながら快感へと変換し、由奈(智也)の脳裏へと、洪水のように流しこんでくる。
「ああん、あはっ、な、何、これ? やだ、良いよ。止めて……止めないで」
もはや、自分が支離滅裂なことを言っているのに、由奈(智也)は気付かない。
乱暴な動きに合わせるように、膣内の快感は広がり、そこに止まらず、体全体に広がっていくのだった。
体が内側から揺さぶられる快感に、由奈(智也)は、体の中が急激に膨れあがっていくのが感じられた。
まるで、快感に押しつぶされ、そのまま自分が消えてしまいそうな気がする。
「へ、変だよ。体中が……頭が……変になっちゃうぅ……」
指先が産みだしていた快感は、体の中で渦巻き、いつのまにか体中を支配していた。もはや、指先の動きだけでなく、この体が女であるという理由だけで、快感が重なり合い、増幅していく。
「それが女のイクって奴だよ。イケ、イッちゃえよ」
せかすように、政人の指先の動きは激しさを増した。
動きと同時に、ぐちゅっ、ぐちゅっ、と蜜に溢れる肉壺を掻き回す音が聞こえてくる。
それは、由奈の膣が出す音であると同時に、智也が流す愛液が出す音でもあった。
その膣を中心にして、新たな、大きな快感の波が湧き起こった。
それは、全身を揺さぶるようにして体中に伝わっていき、そしてその終点である脳裏を激しく揺さぶり、そこへと集まっていった。
膣と頭が直結したようになり、快感が次から次へと頭へと流しこまれてくる。
もう、限界だった。
「イクっ、イクっ、僕、イッちゃうぅぅぅぅぅぅ!」
まるで、快感の爆風に体がはじけ飛び、宙を舞ったような気持ちに由奈(智也)は落ちていった。
男の射精を遙かに上回る内側からの快感は、男の射精を遙かに上回る長い時間、続いていた。
永遠と続く一瞬、とでも言った中で、由奈(智也)はゆっくりと飛んだ意識を取り戻していった。
目を開けると、天井が見え、その脇に、覗き込んでくる政人の顔があった。
「どうだ? 初めて由奈姉ちゃんの体で感じた、女の絶頂は?」
言われて改めて、智也は自分が初めて体験したものの呼び名を、そしてその激しさを思い浮かべた。
「すごく、良かった。まだ、宙に浮かんでいるみたい……女の体って、すごいね……」
口から漏れるその声は、由奈のものであり、満足感に浸っている女のものでもあった。
「まあ、女の快感ってのは男よりも凄いってこともあるけれど、この俺が導いてやったからってこともあるんだぜ。何しろ姉ちゃんの体には何度も憑依しているからどうすれば感じるか、どうすればイクか、すっかりお見通しだぜ」
自慢げに政人は言ってくる。
「だからこないだなんかさ、姉ちゃんの彼氏に憑依してセックスしてたら、姉ちゃんから、最近すっごくエッチが上手になったって言われて、ビビったりしたけれどな」
まだ快感の余韻に浸る由奈(智也)の脳裏を、政人の声が通り抜ける。
そんな由奈(智也)を見つつ、政人は思いついたいたずらを伝えてくるかのように、耳元で囁いてくる。
「姉ちゃんの体を知り尽くした俺だから分かるんだ。姉ちゃんの体って、お前が今感じたのなんかよりも、もっともっと感じるんだぜ。お前にもそれを、味わわせてやるよ」
言われた由奈(智也)は、その言葉に、満足したはずの全身が、新たに疼くのを感じたのだった。
「それじゃあ」
そう言って政人は、まだ絶頂の余韻にあり、力の入らないでいる由奈(智也)の両足を広げて、その合間へと入ってきた。
絶頂を体験してすっかり敏感になっている上に、だらだらと愛液を垂れ流している股間へと、政人の呼吸が当たってくるのが感じられる。
息だけでなく頬を火照らせた政人の温もりも伝わってきた所へ、いきなり強烈な刺激が伝わってきた。
「あぁんっ!」
思わず声が漏れると同時に、全身がびくん、と震えて、背筋が反り返る。
体の小さな一部分を触られただけなのに、まるで全身が揺さぶられたかのようだった。
それと同時に湧き起こる、乳首とも膣とも違う、電気が走ったかのような快感。
「どうだ? クリトリスを舐められるのは?」
由奈の太ももの合間で顔を向けてきた政人が尋ねてくる。
全裸になってすぐに、政人にクリトリスを舐められたはずだが、その時とはまるっきり違っていた。
あの時には、やけに敏感で、強烈な刺激だとばかり感じられたものが、今ではそれが、はっきりとした快感に感じられる。
「う、うん……凄く気持ち良いよ。女の人の快感ってびりびり痺れちゃうみたいだね」
「そうだろ」
そう言って、政人は再び股間へと舌先を近づけてきた。
またクリトリスが舐められるのか、と思っていた由奈(智也)は、その下が刺激されて、さっきの指責めとは違った、入り口がやんわりと広げられるような感覚に、びくりと体を震わせる。
触れてくる舌先の面積は、だんだんと広がっていく。
最初は、入り口を軽く突く程度だったのが、まるで割れ目に蓋をするかのように、ねっとりとした舌全体が貼り付いてくる。
「ああん、あはっ」
乾いた指先の刺激とは違う、まとわりつくような舌の粘膜と唾液による刺激に、由奈(智也)は、体中に何かねっとりとしたものが密着しているかのような気持ちになっていた。
貼り付いた舌が動く度に、由奈(智也)の股間では、ぴちゃり、ぴちゃり、と音がする。
それに合わせるようにして、股間の柔らかい肉が、舌に合わせてわずかに形を変えていくのが感じられる。
上下に動いていた政人の頭が止まり、再び顔を上げてきた。
「姉ちゃんのマ○コって、彼氏の体で舐めるのと、ちょっと違う味がするな。今の方が、しょっぱい感じが強いな。やっぱり体が違うと、味も違うのか?」
由奈の愛液の味は、昨日、由奈に政人が憑依している時に味わったばかりだが、由奈の体に入って、今度は政人に味わわれていると思うと、また違った感じがしてくる。
まるで、自分が食べられる前に味見をされている餌になってしまっているかのようだった。
政人の口が離れている合間にも、股間からは愛液が溢れているのが、由奈(智也)にもはっきりと感じられる。
膣が緩んだようになり、その中から愛液が染み出ていき、自らの尻へと垂れ落ちていく。
その近くへと、再び政人の顔が寄ってきた。
舌先を受け入れようと、両足を開いて膣口を広げた由奈(智也)だったが、その予想はまたしても裏切られた。
舌先は、割れ目の上で小さく尖った部分へと、当たってきたのだった。
「ああん!」
小さな突起で感じる、一瞬にして全身を舐め回されるような感覚。
刺激を与えられる度に強烈な快感が湧き起こり、そこのことしか考えられなくなってしまう。
そこにだけ意識が向かってしまう、という意味では男のペニスに近いものがあるが、その感度と、それが生み出す快感は桁違いだった。
ペニスに比べて小さい分だけ、それだけ快感を感じる神経が密集しているかのような、舌先のわずかな動きが、敏感に感じ取れる鋭敏さを、その部分は持っていた。
(クリトリス……舐められている)
男とはまるっきり違う快感に、同時に今の体は女の、由奈のものなのだ、と改めて実感させられる。
智也は、昨日見た、由奈の股間を思い出していた。
割れ目の根本に添えられた、皮を被った小さな突起。
男のペニスと違って、ただ快感を感じるためにだけある器官。
こんな気持ち良いものがついているだなんて、女の体って羨ましいな、と智也は思う。
それと同時に、そんな羨ましい体へと、今の自分はなっているのだと、股間から伝わってくる快感に酔いしれる。
「ああん、あはっ、んぁああ! もっと、もっと舐めて。お願い……」
由奈(智也)は、腰を浮かし、突きつけられた政人の舌へと自らのクリトリスを押しつけていく。
それに合わせるようにして、政人の舌先が動き、包皮に包まれた部分が捲られるのが感じられる。
皮を剥かれた部分へと、すぐさま政人の舌が貼り付いてくる。
それまで包皮にくるまれていた部分が刺激される様は、昨日の、由奈に包茎ペニスの皮を捲られて、赤ん坊の肌のような色合いをした亀頭を舐められた時のことを智也に思い出させた。
小指の先ほどの大きさしかないはずなのに、まるでペニス以上に、舌先が捲られたばかりの敏感な部分を動き回るのが感じられる。
「良いよ、気持ち……良いよ。うくっ、んん……」
小さな突起が生み出す快感に全身が転げ回り、のたうち回りそうになるのだが、それだと政人の舌先がクリトリスから離れてしまうからと、由奈(智也)は、必死になって股間の震えを止めようと、ベッドのシーツを掴み、頭を左右へとくねらせ、髪を振り乱す。
背中が反り上がり、足の爪先がぴんと伸びる。
そんな、由奈(智也)の全身を震わせる源となっているクリトリスへと、新たな刺激が伝わってきた。
指先よりも太いものが、クリトリスの小さな根本を摘んできたのだった。
包皮に包まれた根本の部分を触られるのは、先端を舌で舐められるのとはまるっきり違っていた。
昨日、ペニスを手コキされた時のような、急所を掴まれて弄ばれるかのような気持ちになってくる。
先端を舌先で、根本を指先で刺激され、二重の強烈な愛撫に、由奈(智也)のクリトリスは激しく反応する。
「ああん。な、何それ? 変になっちゃう、気持ち良すぎて、変になっちゃうよぉ!」
小指ほどもない小さな突起に異なる刺激を受けているうちに、まるでクリトリスがペニスのように勃起してくるような気がしてきた。
わずかに膨れたように感じられるクリトリスへと、政人の責めは続く。
充血したクリトリスの先端を舌先で転がされるのと同時に、根本の部分へ当てられた指先が小刻みに震えてくるのが感じられる。
その度に、クリトリスを中心に、体中へと快感の波が伝わっていき、その果てにある由奈(智也)の脳裏を痺れさせる。
また、来る……快感に震える頭で、智也はそう感じた。
政人の責め方が激しくなっているのか、それとも由奈(智也)のクリトリスが敏感になっているのかは分からなかったが、そこへ与えられる刺激が急激に高まっていく。
それに合わせるように、体中へとまき散らされる快感はさらに大きくなり、とうとう、体の方がそれを受けとめきれなくなってくる。
体中が快感に満ち溢れ、まるで快感が詰まった風船になったかのように思えた。
もう一杯だと言うのに、政人の舌先は、クリトリスという入り口を通じて、なおも快感を吹き込んでくる。
もう、満杯だった。
途端、空気を入れすぎた風船が破裂するように、快感で一杯になった由奈(智也)の体は、大きく弾けた。
「ああぁぁぁーーー!!」
一瞬、意識が飛び、がくり、と緊張の糸がほどけたかのように、全身の力が抜け、絶頂の波に揺り動かされる。
気が付くと、にやりとした笑みを浮かべた政人が、股間の合間からこちらを見つめていた。
「またイッたんだろ」
その顔つきは、単に由奈(智也)の表情や動きだけを見ているのではなく、その内側で智也が感じた絶頂の中身すらも見通しているかのようだった。
おそらく政人は、自分が由奈に憑依して絶頂を感じた時のことを思い出しているのだろう。
由奈という一人の女性が感じた絶頂を、政人と智也の二人が共有する。
それは、女しか知り得ない秘密を、味わってしまったもの同士に生まれる連帯感のように思えた。
「でも、まだまだこんなもんじゃないぜ」
言うなり政人の指先が、二本揃って由奈(智也)の股間へと入ってきた。
すでに受け入れるための愛液を流していた膣口は、それを悦んで受け入れる。
由奈(智也)の意識とは別に、膣自体が意識を持ったかのように、入ってきた政人の指先へと、うねうねとその襞を絡みつかせていくのが感じられる。
最初の絶頂に導かれた時には、政人の指先は乱暴な動きをしていたが、今度は違っていた。
まるで、中にある何かを探るかのように、膣内の上辺りに指の先を当ててくるのだった。
洞窟を探検するかのように、ゆっくりと動いていた政人の指先が、ぴたりと止まった。
それと同時に、人差し指と中指が、止まった部分をぐいと持ち上げてくる。
「あっ!」
膣内の一点を押された感覚は、初絶頂の際に乱暴に膣内を掻き回されたのとはまるっきり違っていた。
あの時には体を揺さぶられるかのように感じたのだが、今は、まるでツボを押されたかのような感じなのだ。
それに合わせるように、腰の力が抜けていき、その分、膣の存在が強調されるように感じられる。
それは、股間から膣の部分を指し示されているかのようだった。
押し当てられていた政人の指先が、さらに、くいっ、と動く。
同時に、膣の意識がそこに集中してしまったかのような気持ちになる。
これまでに感じたことのない刺激に、由奈(智也)は、
「何?」
と尋ねていた。
「これ、Gスポットって言うんだぜ。お前も、名前ぐらいは聞いたことあるだろ?」
由奈(智也)の中に指先を入れたまま、政人が笑いながら答えてくる。
その言葉は、智也も聞いたことがある。
女性の膣内にある、女性が感じると言われる部分。
名前ぐらいしかしらなかったものが、由奈の体にある……
しかも、今は由奈として、その部分を刺激されている。
そんな、いくつもの感情が入り交じり、智也は興奮を覚えてしまう。
それを後押しするかのように、Gスポットと言ってきた部分に当たっている政人の指が、ぶるぶると震えだした。
「ああ、やはっ! あふぅっ、うくぅっ!」
その感覚は、単なる膣への刺激とも、クリトリスへの刺激とも違ったものだった。
腰の力だけでなく感覚もなくなり、膣の部分だけが股間の中で浮かび上がっているかのように思えてくるのだった。
そんな、未知の刺激――未知の快感への戸惑いと陶酔もさることながら、クリトリスとは違う、膣の奥へと隠された女体の秘密の場所をさらけ出されているようで、智也は、改めて今の体は、女のものなのだ、と実感していく。
「ああんっ! だ、ダメぇ……おかしく、なっちゃう……」
由奈(智也)は、未知の快感に、早くも三度目になる絶頂へと向かっていた。
力が抜けていた部分が腰だけでなく、体中へと広がっていく。
全身がぐったりとする中で、指先の刺激を受けているGスポットを中心に、膣の中だけが体中からエネルギーを集めたかのように、激しく動き、鋭敏に反応する。
うねうねと動き回る膣の動きが、全身で感じられる。
それに合わせるようにして、政人の指先も激しさを増していた。
指先が、Gスポットを押し当て、揺さぶり、掻き出すように動く。
ぐちゅ、ぐちゅ、と蜜で溢れた肉壺を掻き回す音が、耳から入り、由奈(智也)の官能を高めていく。
「んあぁ! や、や……あはっ!」
息苦しさの混じった由奈の喘ぎ声が、淫らな粘着音に重なってくる。
もう、限界だった。
快感の中、由奈(智也)は宙に浮かんでいるようだった。
そのまま流されそうになるのを食い止めているのが、膣の中へと入り込んだ二本の指。
その指が、快感の中を漂っていた由奈(智也)を一気に押してきた。
Gスポットから湧き起こってくる快感に、体が遠くへ弾き飛ばされるようになった。
「イクぅぅぅぅぅ!!!!」
口元から出ているはずの、絶頂を表す自分の声が、遠くで聞こえたかのように思えた。
しばらくは茫然としていた由奈(智也)は、政人が顔を近づけてくるのに気付いた。
「どうだった。Gスポットの快感は?」
「う、うん。こんな快感って、初めてだよ。三回も続けて、しかもまるっきり違うされ方で絶頂を感じるなんて。女の体ってすごいんだね」
由奈(智也)の言葉に、政人はにやりと笑う。
その表情は、女を手玉に取っている男のそれだった。
「女の体は、こんなもんじゃないんだぜ」
そう言って、政人はベッドから降りて、部屋の一角へと向かった。
しゃがみ込んで手にしたものは、大きな肩こりマッサージ機だった。
片手に器具を、片手にコンセントを持ち、政人は再びベッドへと上がってくる。
まだ絶頂の余韻が残っていた由奈(智也)は、政人がそれをどう使おうとしているのか分からなかった。
それに気付いたのは、近くのコンセントにプラグを差してから、スイッチを入れて、震える部分を由奈(智也)の股間へと近づけてきた時だった。
無意識のうちに、由奈(智也)は足を閉じようとしていたが、三度の絶頂に力を使い果たしてしまったかのように、足に力が入らなかった。
ヴーンという機械音と共に、由奈(智也)の股間へと、無機質に振動するマッサージ機が近づいてくる。
「へへ。いきなりだと刺激が強すぎるんだけれど、何度も快感を味わって体が馬鹿になっている時だと、これが物凄い快感になるんだぜ」
追いつめるかのように、政人の持つマッサージ機が当てられた。
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」
これまでの指先や舌の刺激とはまるっきり違う、文字通り全身を揺さぶるような刺激に、由奈(智也)は大声を上げてしまった。
最も敏感な場所に当てられたマッサージ機は、強烈な振動を与えてきて由奈(智也)を驚かせたが、続けざまの絶頂を味わい、すっかり快感を生み出すだけの器官となっていた股間は、そんな強烈な振動すら、快感へと変えていった。
「こ、これ、凄すぎるよ! こんなのダメだよ。ああんっ! あはっ!」
あまりに強烈な振動、そして快感に、由奈(智也)の体は、その激しさに体が壊れてしまうのを恐れて逃げるかのように、身をくねらせた。
だが、由奈の腰は政人の手によって押さえられ、身動きできないままに、マッサージ機の責めが襲ってくる。
「ああっ! こんなのって! ああーーーーっ!」
強制絶頂とでも言った、由奈(智也)の耐久力を無視した強引な責めは、終わることなく次から次へと襲ってくる。
「ああん! イク、イク……ああ、また、イクっ!」
男の体ではありえない絶頂の連続に、由奈(智也)は悶えるしかなかった。
断続的に起こっていた絶頂は、とうとうマッサージ機の振動と同じだけ小刻みに起こるようになり、ついには、一つの大きくて長い高波へと変わっていった。
「どうだ? これがイキっ放しってやつだ。女ならではだろ」
言われても由奈(智也)は、言葉で返すことが出来ない。
呼吸すら満足に出来ない中でも、絶頂は絶え間なくやってくる。
強烈な快感に押し流されるように、由奈(智也)が意識を失ってしまいそうになった瞬間、股間への刺激が止まった。
振動が止まっても、しばらくの間、マッサージ機に支配されていた女の体は、びくびくと痙攣し、息が止まったかのようだった。
ようやくして、深い昏睡から目覚めるように、由奈(智也)は、呼吸を取り戻し始めた。
薄ぼんやりとした視界の中へ、政人の顔が入ってくる。
「どうだった。電気マッサージの威力は? 俺が姉ちゃんの体で使う時には、失神しそうになっちゃうもんな」
政人の言葉を聞きつつ、由奈(智也)は、ようやく意識が戻ってくるのを感じていた。
「し、失神しちゃうの?」
快感で失神する。男ではありえないことを聞いて、智也は驚きの声を上げる。
「ああ、俺が姉ちゃんに憑依している時にはその直前で止めるようにしているけれど、姉ちゃんの彼氏に憑依してマッサージ機を使った時には、姉ちゃんが気を失ってびっくりしたぜ」
快感に気を失ってしまうという女の体に、恐ろしさと、そうなっても良いかな、という気持ちが入り交じる。
「さてと。もうお前は十分に楽しんだろ。だから今度は、俺を楽しませてくれよ」
そう言って、政人は勃起した股間を見せつけてきた。
「姉ちゃんの彼氏の体でセックスしたことはあるけれど、この体じゃ初めてだからな。本当の初体験ってやつだよな」
これまで散々、由奈(智也)の体を責め立て、絶頂に導いてきた政人であったが、初めての体験を前にして、少し緊張しているようだった。
「それでさ、一つ頼みがあるんだ」
「何?」
「しゃべり方をさ、姉ちゃんの真似をして欲しいんだ」
「由奈さんみたいに僕がしゃべるってこと?」
「そう。できるかな?」
「わかった。やってみる」
そう言って、智也は、由奈のしゃべり方を思い出した。
おっとりとした、優しい感じを浮かべつつ、政人に向かって、
「ねえ、政人のオチン○ン、お姉ちゃんの中に入れて」
そう言ってみた。
それに対して、政人は良いとも悪いとも言わず、ただ無言のままに、由奈(智也)の足の合間へと、体を入れてくるのだった。
政人は愛液を垂らす女の入り口へと勃起したものを近づけつつ、先端を包んでいた皮を剥いた。
智也同様、ピンク色をした亀頭が、割れ目へと近づいてくる。
ぴたり、と亀頭の先が、蜜で溢れる入り口へと突きつけられた。
政人の視線が、ちらりと由奈(智也)の顔を向いてくる。
さっきと同じような緊張の混じった表情を見て、由奈(智也)は、ちょっとした優越感を感じてしまう。
「良いわよ。政人……お姉ちゃんの中に、入れて」
諭すような、それでいて甘えるような口調で囁くと、政人はごくりと唾を飲んでから、腰を進めてきた。
同時に、指先よりも太いものが、十二分にほぐされた由奈(智也)の中へと入ってくる。
(ああ、これがオチン○ンが入ってくる感じ……)
クリトリスへの刺激ほど強烈ではないが、やはり、男のものが入ってくるとなると、その興奮は高まっていく。
ずぶずぶと政人のものが入ってくるのと同時に、先端の丸みから、雁首のくびれ、そして裏筋の感触までもが、膣襞を通じて感じられるようだった。
「ああ、お姉ちゃんの中、気持ち良いよ」
せっぱ詰まったような声で、政人が言ってくる。
それに答えるようにして、
「ああ、お姉ちゃんも気持ち良いわ。政人のオチン○ン、わたしの中でピクン、ピクン、っていってる……」
優しさを込めて、由奈(智也)は言った。
由奈の口調を真似ていると、本当に自分が由奈になったかのような気がしてきた。
体だけでなく、心までもが、政人の姉であり、初体験の相手になっていくかのようだった。
政人の腰がさらに動き、ペニスが奥まで入り、二人の股間が密着した。
「ああ、政人のものが、わたしの奥まで入ってきてる……」
そう言ってみると、政人の頭を撫でてやりたいような気持ちになってきた。
政人の方は、自分の体で、自分のペニスで初めて感じる姉の中を味わおうと、深々と埋めた腰を止めたままにしていた。
「どう? お姉ちゃんの中、気持ち良い? お姉ちゃんのオマ○コ、気持ち良い?」
「うん。すごく気持ち良いよ。暖かくって、ヌルヌルしていて、ヒクヒク動いていて、まるでオチン○ンが溶けちゃいそう」
「良かった。政人に気持ち良くなってもらえて、お姉ちゃん、嬉しいよ。
それに、お姉ちゃんが政人の初めての人になれて、嬉しいな」
「俺も、お姉ちゃんが初めての人で良かったよ」
膣を通じて政人のペニスを感じているうちに、由奈(智也)はもっと刺激が欲しくなってきた。
「ねえ、お願い。わたし、入れられているだけじゃ我慢できないの。お姉ちゃんの中で動いて。二人で一緒に、気持ち良くなろう」
「お姉ちゃん」
そう言うなり、政人の腰がゆっくりと引き抜かれていった。
膣の中で、剥かれたペニスの包皮が元へ戻って再び亀頭へと覆い被さるのが感じられる。
そのため、雁首の刺激はないのだが、女性として初めて男のものを入れられている智也にとっては、そんなことは些細なことだった。
皮を被った雁首が膣口まで来たところで、再び政人のペニスが、中へと入ってくる。
テクニシャンを思わせた指使いに比べればずいぶんとぎこちないものであるが、今は政人の姉になっているのだと言う意識もあるせいか、そんな幼さすら愛おしく思えて、それが快感へと変わっていく。
由奈(智也)の中を、政人のものが出入りする度に、クリトリスへの強烈な刺激とも、指による膣への刺激とも違う、本来入ってくるべきものがすっぽりと収まってくる、充足感のようなものを感じてくるのだった。
「ああ、良いわよ。政人のオチン○ンが、お姉ちゃんの中を一杯にしてくるわ」
由奈(智也)は、演技ではなく、自然とそんな言葉を口にしていた。
入れている政人の方は、だんだんと息づかいが荒くなってきていた。
「お、お姉ちゃん。俺、もう……」
快感を我慢しつつ、恥ずかしさを交えて、政人が言ってくる。
やはり、入れてすぐに射精しそうになってしまったことに、男としての未熟さを感じてしまっているのだろう。
「いいわよ。政人の精液だったら、お姉ちゃん、いつだって受けとめてあげる。だから、わたしの中に出して」
求め、そして愛おしむように、由奈(智也)は政人へ向かって両手を伸ばす。
それと同時に、政人の腰が、ぐいっ、と突きつけられた。
「ああ、俺、出るぅ!」
膣の中に入っていたものが、びくんと跳ねると同時に、その先端からどろりとしたものが溢れ出てくるのが感じられる。
膣の奥でなされた精液の噴射は、若さに満ち溢れた勢いと量を伴っていた。
「ああん。お姉ちゃんの中に、政人の精液が、びゅくびゅくぅ、って入ってきてる……」
そこには、これまでに何度も与えられた絶頂感は無かった。
だが、姉として、政人の初体験の相手を最後まで勤め上げられたことだけで、由奈(智也)は満足な気持ちになっていた。
「政人……気持ち良かったよ」
由奈(智也)は、上体を起こして、政人へと抱きついた。
より密着した二人の股間の中では、まだ出し足りないとばかりに、精液がびくん、びくん、と流れ込み続けるのだった。
一度射精した政人のペニスは、その若さを見せつけるかのように、まだ固さを保ったままだった。
それを感じ取って、由奈(智也)は、内心、にやりとした。
それを感じさせないような優しげな声で、
「政人のオチン○ン、わたしの中で固いまま。もう一度、できるわよね」
政人が、こくり、と頷いたのを見て、由奈(智也)は再び上体を倒して仰向けになったのだが、開けた政人の視界に、掛け時計が入ってきた。
「あ、やばい。もうそろそろ時間だ」
「え、そうなの」
慌てて引き抜かれたペニスの栓が外れて、由奈の膣から政人が出した精液がどろりと溢れ出てくる。
「時間が無いから、ティッシュで股間を綺麗にして、元の服に着替えて部屋に戻ってくれよ」
せかされるままに、智也は政人に言われた通りにして、由奈の部屋へ入り、見た時と同様に、クッションの上へと座った。
ちょうど薬の効き目が切れたのか、智也の魂は、由奈の体からはじき飛ばされるように、外へと押し出された。
由奈が、うとうと居眠りをしていた途中で目を覚ました時のように、はっ、とした顔をする。
辺りをきょろきょろと見回してから、腰をむずむずとさせた。
おそるおそる指先をパンツの中に入れて、その指先に、白くてどろりとしたものが付いたのを見て取った由奈は、慌てて部屋を出て行った。
たぶん、トイレに行ったのだろうな、と思いつつ、智也は自分の家へと戻っていったのだった。

ログ02・完

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