8月1日(金)
▼今日は、入れ替わりものAV「こんな僕がある日突然爆乳先生になっちゃった」の発売日なのだが、買おうかどうか迷っている。あいにくと今月ピンチのため、なるべくならば出費は控えたいところ。それに、AVはディスクをプレーヤに入れるまでが一番興奮するという言葉もあるぐらいだから、品切れることも無いだろうし、楽しみは先延ばしにした方が良いか、とも思ったりする。それにしても、主演女優が浜崎りおとは、TSFも徐々にメジャーになってきている感じ。女優のファンが買ってくれて、TSFが広まると嬉しいのだが。

▼さて今月は何を書こうかと考える。考えているのは、小学生が憑依薬で大人に憑依してエッチなことをするもの。設定としては、学校裏サイトのチャットで、「憑依できる薬を見つけたから、さっそく使おうぜ」みたいなやりとりがあってから、小説パートに移るというもの。特にストーリーとかオチとかは無く、ただエッチなことをするだけの、いわば抜き小説。以前、小学生が憑依してエッチなことをする小説をネットで読んだ覚えがあるのだが、色々とサイトを見回ってみても見当たらない。さて、どこだったろうか。

8月2日(土)
▼昨日ああ書いたものの、その舌の根も精液も乾かないうちに、「こんな僕がある日突然爆乳先生になっちゃった 浜崎りお」見てしまう。スキップさせながら飛ばし飛ばしに見ていくと、最後の場面で、入れ替わりものだったらあるべき入れ替わりセックスが無く、いきなり薬を混ぜ合わせて元の体に戻ってしまい、しかもその後の普通のセックスも無し。映像のスキップと共に、心の中でのスキップも終わってしまった感じ。どうせ薬が登場するならば、緑色の薬を飲んだら浜崎りおがふたなりになるとかして欲しかった(元ネタは18禁ゲーム「Xchange」なのだが、もう知らない世代もいるのだろうなあ……)。
入れ替わりの設定で、入れ替わりセックスが無いのには絶望した。こういう気持ちはどこに訴えれば良いのだろうか。福田内閣改造で誕生した、消費者庁創設を目指す野田聖子消費者行政推進担当相にでも言えば良いのだろうか。でも、それじゃあ代わりに私が入れ替わってあげますとか言われても困るので、今日の所はこれで勘弁してやる。
この作品の正しい見方は、浜崎りおの他の作品を見つつオナニーをして、「ああ、浜崎りおの体でセックスしたい」と妄想を溜めておいて(その際に射精をしないとなお良し)、それからこの作品を見て「うわあ、浜崎りおの体になったんだ」と思ってオナニーをすることだろう。
口調については、冒頭のオナニーシーンとか、初挿入される瞬間の内面の台詞とかでは男口調なのだが、後半は普通のAV口調になってしまっているのが残念。一般ユーザーを意識した妥協の産物なのだろう。口調と言えば、8月7日発売の「キヨミジュン 男♂女♀入れ替わり」がサンプルを見る分だと、最後まで男口調を通しているみたいなので、期待できそう。買おうかどうか迷う。今月ピンチはまだまだ続く。

▼先週に続いて、サンスポ主催の「性ノンフィクション書き方講座」へと向かう。
まずは、橘真児と草凪優の二人による、草凪がブログで募集した読者からの質問に、橘が答えていく、一問一答方式での対談。後半、受講者からの質問となったので、橘に普通の官能小説とライトHノベルの違いについて聞いてみた。後者の方が、後者の方が登場人物の年齢が若いのと、作品設定の雰囲気が違うことだそうだ。
永田守弘は、官能小説でのおっぱい派とお尻派の流れについてなど。
岩井志麻子は、普通の作家がなんで講義をするのかと思っていたら、官能も書いているそうだ。官能小説の男女の違いについて触れて、男は突拍子もない話も受け入れられるが、女は現実に即したものを受け入れると言っていた。それと、作者の地元では、蛍光灯についている小さな豆球のことをおめこ電球と言っているという話には笑えた。

8月3日(日)
▼「Xchange AlterNative2-キミノヒトミニウツルキミ-」体験版プレイする。起動してみたのだが、ゲームをスタートさせるアイコンが見つからない。試しに、2コントローラーのマイクに向かって「ハドソン!」と叫んでみたのだが、バンゲリング帝国の戦闘機が現われるだけで、ゲームが始まらない。念のために、スタート画面に水着姿で登場している女の子の乳首をクリックしてみたのだが、何の反応もない。登場するヒロインはいずれも不感症のようだ。それから50年の月日が流れ、画面左のピンク色の四角をクリックすれば良いと分かった。サイトのゲーム紹介と同様、分かりづらい仕組みだ。
プレイしてみると、しばらくは男ばかりが登場する。これがTSFゲームで、サイトでストーリーの流れを見ていないとしたら、「うむ、こうやって男だらけをアピールしておいて、これが全員女性になるのだな」と思ってしまうことだろう。しかも最初に出てくる女性が、寮母のおばちゃんという念の入りようだし。
ようやくクラスメートの女の子が登場してきて、やっとギャルゲーっぽくなっていった。葵塚博士のキャラとかパロディ的な台詞とかは笑えたりするのだが、無理に笑いを取りに来ていて、キャラとの連結が途切れてしまっているようなギクシャク感がする。
何となくぎこちなさを感じてしまう理由に、主人公の立ちCGが出てきて台詞を言う点にある。エロゲーだったら主人公の一人称になるのだが、その視界に主人公が出るのはおかしいのではないか。シナリオライターはokomemanという人で、ブログを見る限りではクラウドのスタッフのようなのだが、Googleで検索してもこれまで携わった作品とかが分からない。まさか初シナリオとか言うことは無いと思うのだが。
体験版の方は一日目を終えて、入れ替わりの場面となる。その経緯とかは省かれていて女体化したような葵塚博士が出ていたり、選択肢に限らず藤美美音と入れ替わってしまったりと、情報小出し戦略というよりかは、ユーザにゲームコンセプトが上手く伝えておらず、体験版としては失敗ではないか。それぞれのヒロインサンプルCGに、入れ替わり装置に入っているようなものがあるので、それまでの選択肢で入れ替わり相手のヒロインが決まって、後は一本道のようにも思えるのだが、まだ判断できない。途中で別のヒロインにまた入れ替わったりするのだろうか。

▼ところで、選んだヒロインによって、ストーリーが、入れ替わり、変身、憑依、皮ものとかになったりするゲームがあれば、幅広い層に受け入れられると思うのだが。

▼今月の企画「小学校裏サイト」執筆開始する。コンセプトとしては、性に対して実体験のない小学生が年上に憑依してエッチなことをする方が、登場人物に驚きがあって良いだろうということ。以前、阿井宇江夫名義で同人誌「新入れかえ魂」に書いた、「ジェンダー・フリー教育」の続編を、今度は子供視点で書いていくみたいな感じにする予定。
気がかりなのが、小学生が登場するエッチな小説ということで、クレームが来ないか、ということ。法律上は問題無いし、商業誌ではないのだから規制は無いのだが、やっぱり気になる。「この作品に登場する人物は、人間の年齢に直すと全員が18歳以上です」とでも書いておけば良いのだろうか。

8月4日(月)
▼「小学校裏サイト・ログ01」2時間ほどで200行を執筆する。ちょうど区切りの良い場面で終わらせられた。最近は、夜の2時間を作業に使うようにしているので、執筆時間に合わせる感じで、区切れの良い感じにしていこうと思う。

8月5日(火)
▼アイザック=アシモフ「神々自身」(ハヤカワ文庫)読む。TSF該当作ではないのだが、三つの性別を持つ異星人のセックスシーンが出てくるからということで読んでみた。ただ、どうにも物足りない。性が3つある必然性があまり語られておらず、生物的な話ではなく、思弁的な話になってしまっている。そのセックスシーンも、気体化して交わるみたいな感じで、やはり性が3つの必然性が無い。
性が3つあるとしたら、どういう理由が考えられるのだろうか。生命の進化として単性生殖から両性生殖になった理由の一つに、外生の環境変化に対応できる、という理由が挙げられる。単性生殖では単なるコピーに終わるが、両性生殖だとそれぞれの良いところを引き継いだ個体が生まれて、それが自然淘汰を通じて生き抜いていく訳である。そう考えると、性が3つの方がより有利な気もするが、誕生から生殖までの期間を短くして遺伝子が配合される機会を増やすことで補完可能となるので、単性生物と両生成物の差ほどには有利とはならない。むしろ、生殖のために3種類の性が揃わないといけないため、そもそもの生殖行為が可能となるタイミングが減ってしまうことになる。
出会いのきっかけが、テレパシーとか出会い系サイトの発達とかで解消でき、三性生殖が可能な場合を考えてみる。個体がナメクジとかみたいなものだと面白くないので、人間タイプを考える。言ってみれば、3Pに生殖的な意味を持たせよう、ということである。
まず考えられるのは、精子、卵子を提供する他に、その二つを受け取って自らの遺伝子を組み合わせた上で、受精卵を胎内で育てることになるプロセス。具体的な行為としては、いわゆる二穴責めという奴である。個人的には興奮させられるシチュエーションだ。
その他に、A、B、Cと3人いて、BがAの精子を受け取って、自らの精子と遺伝子的に組み合わせ、それをCに受精させるプロセス。具体的には、普通の男と女に挟まれるようにして、ふたなりの人が挿入と被挿入をされることになる。個人的には興奮させられるシチュエーションだ。このシチュエーションは、高坂麻依「オルランドの伝説」(ナポレオン文庫)で初めて読んだのだが、その時にはえらく興奮したものだ。
他にもいろいろとあるだろうが、ちょっと想像が付かない。さらに性の種類が4種類以上になることも考えられるが、こうなるともう、アシモフのように、気体化して融合ぐらいしか無くなっていく。
その他に、第三の性を持つ人の外見も問題になってくる。男とも女とも違う姿になるはずなのだが、どうも思い浮かばない。中性という意味では、性的に未発達な子供みたいな姿のままで体格が大きくなったものとでもなるのだろうか。

▼この文章を書くためにGoogleで両性生殖と単性生殖について検索してみたら、ミジンコはその両方の特徴を兼ね備えたものという記事http://ameblo.jp/oldworld/entry-10005095269.htmlがあった。普段はメスだけで単性生殖で増えていくのだが、環境変化が起こった際には、オスを生んで、遺伝子の組み合わせを行っていくのだと言う。ただ、このサイトでちょっと分からないのが、メスからどうやってオスが生まれるのか、ということ。XX染色体しか持たないメスから、XY染色体を持つオスが生まれるとは思えない。おそらくは、X染色体、Y染色体というのは両性生物だけの概念で、ミジンコで言うオスとメスは、遺伝子が絡みあわせられるという意味合いでの性別なのだろう。他のサイトで調べてみると、オスとメスとの生殖だと、卵として生まれるから劣悪な環境にしばらく耐えることが出来ると書かれてあったりもして、どうもはっきりとしない。
何はともあれ、ミジンコの性生態というのは面白い。ちょっとひねれば、アニメ「ガルフォース」みたいな作品になるかもしれないし、セックスの部分だけ取り上げて、「ミジンコたん」とでも言った擬人化作品を書くのも楽しそうだ。いずれ書くかもしれないが、どこまで需要があるかは不明。
この文章を書きながら、もしかしてとウィキペディアを調べてみたら、古賀亮一の漫画「ゲノム」で、登場ロボットのパクマンが、「自分も女になろうと通常メスしかいないミジンコになり女になるかと思われたが、数秒で拒絶反応が起こり失敗に終わった」とあった。ある意味該当作品なのかもしれない。

▼変わったセックスを描く、ということでは、上に挙げたアシモフの本には直接的な描写はないのだが、地球より重力が弱い月面でのセックスに関する記述がある。異なる重力に慣れないため、月に来た地球人は、腕とか脚とかを折ってしまうそうな。まかり間違ってペニスを折ってしまったら大変なことになるだろう(ペニスには骨は無いので骨折こそしないが、充血した海綿体が破れることがある。ベッドの中で朝立ちしているお父さんの上に子供が乗っかったりするとおきることがあるそうで、息子にムスコを折られるとは気の毒な話だ)。
無重力空間でのセックスと言うと、小松左京「さよならジュピター」(ハルキ文庫等)が思い浮かぶのだが、該当箇所を読み返して見ても、無重力空間ならではという描写は無かった。確か、映画ではそのシーンが話題になったとか、ならなかったとか言うのだが、あいにくと映画の方は未見。
その無重力空間でのセックス、実際のところはあまり楽しいものではないようだ。http://www.spaceref.co.jp/news/2Tues/2006_07_26son.htmlを見ると、その難しさがばかりが語られている。
ただ、あれこれと想像するのは面白い。やはり体を固定していないと、射精時の勢いで二人の体が離され宙に浮かぶのだろうか。飛ばした精液は落下することは無いので、パイズリした時の射精がそのまま顔射ということになる。その他には、おっぱいが垂れることなく、綺麗な形を整えたままになるので、これはかなりの売りだと思う(そういえば、無重量状態となる宇宙ステーションでは女性宇宙飛行士はどんなブラジャーを着けているのだろうか。NASAが開発した無重力用ブラなんてのがあるのかもしれない。こんなことを書きながら、宇宙空間では、重力のある地球ほどには乳房をブラで締め付ける必要が無い分だけ、ブラが緩くておっぱいが揺れやすくなっている、という設定を思いつく。10月から始まる「ガンダム00」第二シーズンに、この設定を使ってもらえないだろうか)。
軌道エレベーターが出来たりすれば、宇宙旅行は当たり前となるから、無重力セックスも当たり前の時代が来るのかもしれない。軌道エレベーターはすぐには出来ないだろうから、その前に、まずはソフトオンデマンドにでも、ロケットで宇宙に行ってもらって、無重力セックスのAVを撮影・販売してもらいたいものだ。

▼「小学校裏サイト」2時間ほどで200行を執筆。予定ではこの200行で終わらせる予定だったのだが、意外と描写が長引いてしまい、肝心のエッチシーンは明日送りとなってしまった。

▼アクセスカウンタに表示される、その日のアクセス数を見たら、これまでは1日40アクセスぐらいだったのが、いきなり202と表示されて驚く。おそらく、みのむー氏のブログからリンクが貼られたのが理由だろう。ありがたい限り。

8月6日(水)
▼「小学校裏サイト:ログ01」、2時間で250行ほど書いて完成となった。もうちょっと初エッチシーンはねちっこく書きたい所だが、初めての体験に早く射精してしまうのがセオリーなので、全体としてせわしないものになってしまった。それでも、予定では200行で終わらせるつもりだったのだが。

▼ところで、「小学校裏サイト」の視点をどうしようかと思っている。見ての通り三人称なのだが、疑似一人称を意識して書いている。疑似一人称というのは、地の文としては三人称なのだが、その視点は登場人物の誰かをメインにしているもの。今回の「ログ01」だと、智也の視点から書いているので、地の文は智也の視点を意識を中心としたものになっているし、丸括弧でくくった心情も、智也のものだけとなっている。普通の小説で疑似一人称だと、視点は一人に固定されているのだが、官能小説だと、これを頻繁に切り替えることが多かったりする。男の側から書いていったかと思うと、一行空けて、今度は女性の側から書いていくのである。TSFの読者としては、女の体になった側からの視点で描いてもらいたいのだろうが、今回は私の趣味で少年である智也視点で固定とした。疑似一人称で視点を切り替えるのに慣れていない、ということもある。続く「ログ02」では、由奈に憑依した智也の視点から描くので、お楽しみあれ。

8月7日(木)
▼「小学校裏サイト:ログ02」、2時間で180行ほど書く。

▼夜になって、いつものようにTSFサイトを巡回していたら、異性体のアンテナhttp://a.hatena.ne.jp/iseitai/に私のサイトへのリンクがあってびっくりする。mainページに置いたカウンタについている日別アクセス数を見ると、今日だけで750アクセスぐらいあって、ずいぶんと増えたなあ、と思う。まあ、アクセスが増えても相変わらず自分のペースで描き続けていくつもり。

▼過去に公開されたサイトを集めている、ウェッブアーカイブhttp://web.archive.org/collections/web.htmlで試してみたら、らんおう氏の過去のサイトhttp://web.archive.org/web/*/http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/1610/を見ることが出来た。英語圏のサイトのためか、そのままだと文字化けをしてしまい、ブラウザの表示→エンコード→日本語(自動選択)をしないといけないのが面倒だが、何はともあれありがたい。前に触れた、小学生が主人公の作品を探してみると、「奇妙な体験」ページに掲載されている、「子供たちの遊戯」「子供たちの遊戯2」がそれだった。読み返してみると、意外と短かったのだなあ、と思うのだが、やはり性に対して知識がない子供の一人称という設定が良く効いていて面白い。
そういえば、と思って、ウェッブアーカイブで、私のサイトhttp://www.gekka3.sakura.ne.jp/を検索してみたのだが、robot.txtによる検索避けがされているためか表示されなかった。ちなみに、その前のhttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/8113/で検索すると、当時はまだrobot.txtを置いていなかったため、サイトが表示される(やはり文字化けしてしまうが)。どうしても過去の作品が見たいという方は、そちらをご覧あれ。

8月8日(金)
▼「小学校裏サイト:ログ02」、3時間で300行ほどを書く。ちょっと時間オーバーしてしまったが、区切れの良い所で終わらせることが出来た。明日は外出して書けないので、続きは日曜日に掲載。それで、ログ02は終わりになると思う。

▼今日から北京オリンピックが開催。オリンピックに興味が無く、むしろそのせいで落語番組が放送中止になったりする方が困る私としてはどうでも良い話題なのだが。
これで、オリンピックの競技に、TSがあったら、喜んで見るのだが。フィギアスケートみたいに、男の人が女の子に変身していき、最後に「これが俺」とか「ボク、女の子になっちゃった」みたいな台詞を呟くまでを見せて、それに対して付けられた審査員の点数を競うというもの。娘溺泉がある中国でだったら、開催可能な競技だと思うのだが。

▼今月号の雑誌「ネトラン」を読んでいると、「TS動画」という単語がいくつも出てきて、思わずドキドキしてしまう。まあ、地デジをコピー可能な形で録画するフリーオの動画形式が、トランスポートストリームというものなので、略してTS動画と呼ばれている訳なのだが。そうは分かっていても、記事を読んでいると思わずおっと思ってしまう。「TS動画をDVDビデオに変換!」とかあったら、とうとう「ボディジャック」もDVD化かと思ってしまうし、「録画したTSデータのいらない部分をカット」なんてあると、TSデータに要らない部分なんてありません、と思ってしまう。
録画すると、TS形式として、全ての男女が入れ替わった番組になるフリーオを中国辺りが発売してくれないだろうか。

8月9日(土)
▼今日は、サンスポ主催の「性ノンフィクション書き方講座」最終日なのだが、あいにくとお金が無いので、受講を見合わせる。小説の書き方に関する本は多い中で、官能ものについては少ないので、貴重な講座なのだが、今日の講師である館淳一も菅野温子も、以前に開かれた時に聞いたことがあるからと、自らを無骨な指先で慰めて、4時間ほどですっきりとする。

▼入れ替わりAV「キヨミジュン 男♂女♀入れ替わり!!BBSで大反響!!」見る。とりあえず、スキップしながら見ていくと、サンプル動画にあったように、最後の入れ替わりセックスまで男口調だったので結構良さげ。コスプレショーとかもあったりと、体を好き勝手に使う感があって良い。問題なのは、巨乳では無いこと。世の中に完璧なAV女優は居ないのだな、と思う。

▼「性ノンフィクション書き方講座」に行かなかったため時間が出来たので、「小学校裏サイト・ログ02」を3時間で350行ほど執筆して、完成とさせる。

▼「小学校裏サイト」を書いていて、名前の表記方法については、「体(中の人)」という表示で良いかな、と思ってきている。体の名前にするか、心の名前にするかのどちらかにするよりも、こっちの方が字面として、憑依している感じが出て良い気がする。ただ、今のところは、それと合わせて、体だけ表記、中の人だけ表記を併用している。見た目を表すには体だけの方として、心情を表すには中の人としている。この使い分けは曖昧で、なんとなくそうしている、というのが現状。人によって感じ方も違うだろうし、やはり表記方法についての迷いは続くのか。

8月10日(日)
▼「小学校裏サイト・ログ03」、2時間で200行ほど書く。政人と智也の話が続くかと思いきや、兄に憑依した女の子が主人公と、思わぬフェイントをしてしまう。政人と智也の話はまだ続く予定なのだが、この作品のコンセプトとして、色んな少年・少女が幽体離脱薬で憑依してエッチなことをしていくそれぞれの様を描いていく、となっているので、敢えて外すようなことをしてみた。
幼い女の子が男の子になるのは、入れ替わりではたまにあったりするが、憑依だと見たことがない。男の体の様子を語るのだから、男の作者にとっては簡単だろうと思われるかもしれないが、いつも普通に感じていることを改めて描写しようとすると、結構悩んだりする。もっとも、この「ログ03」に関して一番の問題は、この作品に対する需要が無いということだろう。女性が書くTSFとかだったらあってもおかしくないシチュエーションなのだが、どうして無いのだろうか、と思ってしまう。

8月11日(月)
▼「小学校裏サイト・ログ03」、1時間半で180行ほど書いて、執筆完了となった。実験的な感じで書いた作品なので、どこまで需要があるかは分からない。
昨日も書いたが、女の人が書く、女が男になる作品が見当たらないのが不思議でならない。用語としては、Female to Maleを略してFtMという言葉があり、海外のTGサイト、FICTIONMANIAには、そういうカテゴリーもあるのだが、入れ替わりとか、複数人が登場して、その中で女が男になることもありうる、というものが大半のよう。女体化については、やおいの一ジャンルになっているようなのだが、男体化というのは、性別全員反転ものを除けば聞いたことが無い。
そもそも、男の性メディアには多くのジャンルがあるのに、女の性メディアだと、やおいばかりになってしまうように見えるのはどうしてなのだろうか。一般メディアによるバイアスもあるのかもしれないが、大規模書店で見かける、ライトHノベルと官能小説を足した以上の棚数を誇るBL小説の集まりや、「ボーイズラブ小説の書き方」なんて本が出ていることを考えると、やはりそのBL市場は相当なものだと思われる(ところで、BL市場と書くと、古代の奴隷市場で美少年が裸に首輪を掛けられて奴隷として競りに掛けられている場面を連想してしまうから不思議である)。
ウィキペディアで、やおいとかボーイズラブとかの項目を読んでみても、納得できる説明は見当たらない。
この感覚の違いこそ、男女の越えられない差なのかもしれない。今度は、女の子に変身したら、意識も女性化して、主人公がBLに走ってしまう作品でも書いてみようか。小さい数同士の掛け合わせで、限りなくゼロに近づいてしまうかもしれないが。

8月12日(火)
▼「小学校裏サイト・ログ04」、2時間で250行ほどを書く。今回は再び智也と政人に戻ってのネタで、やはり男二人が憑依して一緒に楽しむ、というシチュエーションは楽しい。

▼「小学校裏サイト」を書いているうちに、以前書いた「MOGE」を再開しようかな、と思ったりする。知らない読者のために説明すると、「MOGE」というのはオナニーしていたらチン○ンがもげてしまい女になった主人公が、ひたすら部屋にこもってエッチなことをするだけの作品。評判は良かったりもすれば、ふたなりを出したので不評だったりもする。
「小学校裏サイト」の場合、あんまりマニアックなプレイ(と言っても女性に憑依して二人でローションプレイをするとか言う程度なのだが)をすると、中身は小学生で体は大人、というシチュエーションが伝わらなくなってしまう心配があるのがその理由。問題なのは、「MOGE」を本気で書いたら、とんでもない分量になってしまい、それだけで手一杯になってしまいそう、ということ。これまでに書いたファイルを見てみると、大悟オナニー編が172k、大悟&智明その1編が179k、3大悟&智明その2が207kとなっている。これでも、書きたいことの半分も書いていないのだ。さてどうしたものだろう。

8月13日(水)
▼「小学校裏サイト・ログ04」2時間で300行ほど書く。予定していた切れ目で一区切りさせることができたのだが、予定よりかは枚数は増えてしまった。次回更新で「ログ04」は終わりになるはずだが、明日は外出してしまうので、更新は明後日になる予定。

▼先日書いた、女が男になるTSF作品が少ないことなどについて考えている。ふと思いついたのは、男性に比べて、女性が性欲を露わにすることに対して、抵抗があるのかもしれないな、と思ったりする。ボーイズラブについては、エッチな場面は見たいのだが、女性の方から積極的になる展開には抵抗がある、だから男が男を求めることになる。TSFについては、本来は性欲が少ないはずの女性の体に、性欲が強い男性の心が入ることでエッチなことをするのを見て興奮する要素となる。そういうことではないだろうか。エッチなレズ小説が少ないのも、女性が男性の体になって派手にエッチなことをする展開が少ないのも、それで説明が出来る。
ただそうなると、じゃあ、ふたなりはどうなんだ、ということが問題になってくる。あれなんかは、並の男以上のペニスを持って、精力絶倫の如く女を抱いていて、とても女は性欲が少ないようには見えない。ふたなりは男性の代役と割り切れば済む話なのだが、突き詰めて考えると不思議な話。ウィキペディアで「ふたなり」を検索してみても、その記述は意外なほどに少ないし、「ふたなり 論」でGoogle検索してみても、それっぽいのは出てこない。やはりフェチとは、奥が深いのだな、と思う。

8月14日(木)
▼昨日に続けて、ふたなりの話。男の主人公がふたなり女の子になるのは、TSF界隈ではあまり受けない設定なのだが、女の子になった主人公が、ふたなりの女の子に犯される設定は、どう思われているのだろう。「マヴカレ魔法少女」とか「Xchange2R」とかが思い出されるのだが、その点については、あんまり話題になっていないように思える。個人的には、女の子になってふたなり少女の童貞を奪いたいと思っているのだが、主人公以外でも、ふたなりは受けないのだろうか。視点がぶれてしまうから、という作法上の問題もあるのかもしれない。

▼そういえばふたなりと言えば、18禁ゲーム「X Change Alternative2」の新たに公開されたCGhttp://www.getchu.com/soft.phtml?id=398205の一番右下のものを見ると、なんとなく、ヒロインがふたなりになっているように見えるのだが、気のせいだろうか。それで売り上げが影響されないか心配。

▼早売りされていた「二次元ドリームマガジン2008年10月号」(キルタイムコミュニケーション)に目を通していたら、読者欄の所で、「40号の読み切り作品『トランス魔法少女シオン』が良かったです。今後もこういったTS凌辱系の作品を書いていただければ幸いです」との投稿があり、編集部から「微妙に性転換ネタブームの兆しが!」とのコメントがあった。掲載号(投稿には40号とあったが41号だった)を調べてみたら、作品の中にはTSという単語は出ておらず、おそらくは投稿者が使ったものを、編集部が判断して、まあそのままでも通じるだろうと使ったのだと思われる。編集部の返事を考えると、いずれは性転換特集が組まれるのかもしれない。こういう場合、編集部に葉書を出すのと、2ちゃんねるの「「二次元」「美少女」Hライトノベル総合スレ」にIPアドレスを変えて連投するのと、どっちが影響力があるのだろうか。

▼キルタイムコミュニケーションと言えば、サイトを見ると、しいなかずき「狩乳遊戯」という漫画の紹介http://ktcom.jp/book/uc/uc16.htmの中に、「W性転換結合」の文字があった。立ち読みしてみたら、魔法使いが、女の子だと思って買った奴隷が実は男の子で、ペニスを残したまま、胸と膣を作り、同時に自分も同じような姿になって、互いにセックスするというもの。ちょっと微妙なので、購入は見送りする。なるほど、ふたなりが嫌いとは、こういう意識のことを言うのか、と思う。

▼相変わらず、ふたなりの話を続ける。ふたなり嗜好に目覚めるのは、いつ頃なのだろうか。TSFだと、子供向けアニメやドラマでも、入れ替わりなどのネタが扱われていることがあるので、それで目覚めるという話を良く聞く(わたくしの場合は、「おじゃまユーレイくん」で目覚めっぱなしになってしまった訳だが)のだが、ふたなりだとそれに当たる状況はない。せいぜい、アンドロギュノス神話の話を偶然目にするぐらいだろう。少年期を過ぎて、性的メディアに触れるようになって、ふたなり作品も目にすることになるのだろうが、そうすると、ずいぶんとスタートが遅いということになる。それにも関わらず、あれだけ普及している所を見ると、ふたなりには、何らかの根源的なフェチに関する要素があるのかもしれない。実は、TSFとふたなりは、似ているようで、読者側の意識が、どこか根本的に違うのかもしれない。

8月15日(金)
▼今日はお盆。祖先の霊が降りてきて、盆踊りをしている浴衣姿の女の子に憑依してエッチなことをするなんてことがないかなあ、と妄想をする日である。

▼森奈津子「先輩と私」(徳間書店)読む。主人公が書いている官能小説の設定に、テレパスで男女の官能を感じてしまう処女の姫というものがあるので、該当と言えなくもない《否定の連続》。作品としては、雑誌「問題小説」に連載されたものを掲載し、最後にハッピーエンドとなる書き下ろしをしたということで、基本的にはレズ官能作品となっている。ただ、女子大で繰り広げられる官能小説同人サークルの人間関係とか、オナニー第一主義である会長に恋心を抱く主人公とか、ネタとして広げられる要素がいくつもあるので、単行本化するに当たっては、その辺を膨らまして欲しかったな、と思う。レズでギャグというと、鳳翔伶が一番だと思うのだが、その割にはあまり著作数が少ないのが残念。

▼「小学校裏サイト」、2時間で230行ほどを書いて、ログ04を完成させる。今月一杯はこの形式で続けていくつもりだが、どんな登場人物と設定にするかは漠然と考え中。

8月16日(土)
▼「小学校裏サイト・ログ05」に着手する。どんなペース配分にしようかと考えながらの作業だったため、1時間半で100行ほどとゆっくりめの分量になってしまった。全部で500行ほどとして、セックスは1回だけ、三人称だが、50行ごとに、視点を切り替えていこうか、などと考える。

▼このシリーズ、結構悩むのが、名前をどうするか、ということ。若い子らしい名前にするべく、参考にしているのが、名前ランキングのサイトhttp://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/。ここの中から、1997年近辺の、それっぽい名前を選んでいる。他に登場する兄や姉については、5歳年上の欄を見ても、傾向があまり変わっていないので、もう少し上の年代から、年齢差を感じさせるようなものを選んでいる。
今回のシリーズに限らず、名前の付け方は結構、悩み所。色々と小説創作に関する本を読んでも、何故か名付け方について扱っているものは少ない。
乱淫一「試験に出る官能小説集中講座」(サンマーク出版)という本では、珍しく名前について扱っていて、タイプ別の、母音や字面などによる名付け方が解説されている。ただ、昔の官能小説的なものが多いので、今のオンラインTSF作品としては、ややそぐわない。
その他には、涼元悠一「ノベルゲームのシナリオ作成技法」(秀和システム)で、ギャルゲーっぽい名前の付け方について触れられているのだが、こういうイメージのキャラにはこういう名前で、という詳しい話は書かれていない。

▼明日はコミケ三日目。一番の期待は、初参加となるnekome氏の「Teiresias vol.01」か。http://teiresias.sblo.jp/archives/20080813-1.htmlには、「当日「○○がない!」なんて事態にならないことを祈りますよ」と書いてあるが、「ち○ち○がない!」というぐらいになるほど売れて欲しいものだ。

8月17日(日)
▼コミケへ行く。昨日の大雨の影響か待っている間もさほど暑くなくて助かる。西館へ行って、「Teiresias vol.01」を入手する。
終わって打ち上げがあるとのことだったのだが、空模様が悪く、雷雨になりそうだったので、見合わせることに。16時を過ぎて、参加スペースをちらっと見たら、結構若い人ばかりが集まっていて、この世界も、世代交代が行われているのだなあ、と徒然なるままに思ふ。

8月18日(月)
▼「小学校裏サイト・ログ05」、2時間で200行ほど書く。一昨日書いた通り、男女の視線を切り替えていく、としているのだが、バランス良く、というのに難しさを感じたりする。

▼昨日、チャットをしていたら、昔のサイトを見ていたという読者の方がいて、「あさあね」が面白かったと言われ、嬉しいのでこちらからリンクを貼っておく。過去の作品をどう扱うかは、依然として検討中。

8月19日(火)
▼「小学校裏サイト・ログ05」、2時間で200行ほど書いて、完成となった。500行でセックス一回だけということで、間延びした感じになってしまうかと思っていたが、意外と普通に書くことが出来た。相変わらず、ちょうど良いエッチシーンのペース配分というものが分からずに悩んだりする。

▼今月は「小学校裏サイト」を続けていく予定だが、数えてみると、残りは10日ほどとなっている。1本書くのに3日掛かるとしたら3本しか書けないことになり、意外と少ないのだな、と思う。2本は書くことは決まっているので、最後の一本はじっくりと考えてみるつもり。

8月20日(水)
▼6月に何度か触れた、電脳空間でのセックスについて、あれこれと考えている。とりあえずは、脳に電極をつないで、バーチャル空間を体験することを想定してみる。現実と違って、電脳空間だと、その刺激の強さを大きくすることも可能になる。同じセックスをするにしても、電脳空間の方が、よっぽど敏感、ということになる。ただ、刺激が強ければ良いか、という問題が起こってくると思う。例えば音楽にしてみれば、小さい音よりかは大きな音の方が良いのだが、かと言って大きな音ほど良い訳ではなく、ちょうど良い大きさの音、というものがありうる。ひょっとしたら、セックスの刺激についても、同様に刺激の頂点というものがあるのかもしれない。音の例で言えば、大きさの他に、mp3で言うところのビットレートを調整する、という手段もある。ビットレートは細かいほど良いのだが、あまり細かいと違いが判断できないレベルにまでなり、こちらにしても、細かさの頂点というものがあるのかもしれない。
一つのプレイに対して頂点があるとなると、新たな刺激を求めて、様々なシチュエーションがプログラミングされることになるのだろう。そうなれば、TS的なシチュエーションも増えるだろうから、電脳空間は良いのかな、と言うことになる。
ただ、電脳空間と脳をつなぐ技術がさらに発達して、記憶レベルまでの操作ができるようになると、また話は変わってくる。記憶が書き替えられるとなると、上に書いたような、より多様なシチュエーションを求める、という必要は無くなってくる。いったん、セックスに関する記憶を消してしまうことで、何度でも初体験の興奮が味わえる、ということになる。そうなると、人類は電脳空間上での正常位だけで満足してしまう、となってしまうかもしれない。
果たして、電脳空間でのセックスがマニアックなものになるのか、それともマンネリなものになるのか気になるところだが、おそらくは私が生きている間は、そういうことが実現することは無いのだろうなあ、と思うと、寂しくもあるが、逆にあれこれと想像出来る分だけ楽しいとも言える。

8月21日(木)
▼竹本健治「キララ、探偵す。」(文藝春秋)読む。TSF該当作ではなく、ミステリーとしても凡庸だが、ヒロインとして出てくるメイドが、実はセクサロイドという設定に萌えてしまう。セクサロイドというのは、松本零士の作品に出てくるセックス用のアンドロイドが元で、最近だと(というほど新しいネタではないが)、18禁ゲーム「To Heart」のマルチが思い浮かぶが、あいにくとゲームはプレイしていない。Googleで「セクサロイド 小説」と検索してみても、あまりヒットせず、ジャンルとしてはマイナーなのか、それとも別の名称が使われているのか。
話を戻すと「キララ」では、セクサロイドへとモードが切り替わると、性格とか容姿とかが変わる、となっている。ヒロインはドジっ娘からサドへと変わり、逆ツンデレと言った形で、結構萌える。個人的には、普段は女秘書然とした毅然とした態度を取っているのだが、夜になると秘書の秘所がびしょ濡れ、というのが良い。
そうなると、普段は男だが、セックスの時には女になるという、TSセクサロイドというのが登場するかもしれない。アンドロイドだから力仕事とかは関係ないので、普段は男でいる必然性は無いのだが、バイセクシャルの人向けには売れるかもしれない。今のうちに、ビジネス特許でも取っておけば、と思うのだが、実現されるのは、その有効期限が切れたもっと先の話だろう。

8月22日(金)
▼ぼちぼちと、来月のネタを考えている。先月はくノ一調教もので失敗してしまったので、リベンジということで、二次元ドリームノベルズっぽく、ヒロイン凌辱ものに挑戦してみたい。やっぱり王道は、ヒロインが敵に憑依されてしまい、エッチなことをし、さらにはその仲間まで引きずり込む、と言ったところだろうか。次々に憑依していって、相手を堕落させていく、ということでは、以前書いた「闇に潜む者」があるが、あれよりかは、堕落していくヒロインの心情を描きたいと思っている。
今回は失敗しないように、事前の準備をしっかりさせようと思っている。TSF小説を書く時には、最初にファイルを新規作成して、思いついたことをぼちぼちと書いていくだけなのだが、それとは別に書いている、ライトノベル投稿用の一般作品では、もう少し手間を掛けている。最初に作品名を書いたフォルダを作ってから、その中にテキストファイルで、「スケジュール」「参考にする作品」「書きたい事」「キャラ」「とりあえずのメモ」「プロット」「梗概」「種書き」「注意すること・問題点」「超目標」「売り」「舞台・世界観」「ストーリー展開」「文体」「小説本文」と作っていき、思いつくことをそれぞれのファイルに振り分けながら書いていく、としている。それぞれの書き込みは断片的なもので、KJ法と、大内明日香がhttp://www.bungakusha.jp/contents/contents_b_04.htmで言っている、アイデアマップの中間、と言ったところだろうか。それらがある程度埋まったところで執筆を開始する、となっている。とりあえずは、来月最初の一週間は、この作業に集中するつもり。

8月23日(土)
▼品川区の図書館で、佐野しなの「リヴァースキス」(電撃文庫)、港区の図書館で築地俊彦「けんぷファー8」(MF文庫J)を借りる。こうやって、該当作品が図書館で借りられるようになるとは、良い時代になったなあ、と思う。本来であれば、本屋で買って、いわゆる購入による投票というやつをしなければならないのだろうが、今月ピンチで、スタンダード&プアーズ社からも、XYZ−という格付けをされてしまったぐらいに、お金の余裕が無いのである。編集部宛に、ファンレターでも出してみようかな、と思ったりする。

▼築地俊彦「けんぷファー8」(MF文庫J)読む。今回の、ビックリドッキリTSFシーンは、裸での温泉シーン。「あとがき」にもある通り、裸率アップということで、作者はチラリズムというものを良く分かっているなあ、と感心させられる。
それにしても、このライトノベルならではのハーレム状態は羨ましい。このキャラ設定で二次創作を書いてみたいところなのだが、設定では楓以外のヒロインは、男ナツルに興味があるとなっているので、女ナツルとしてのエッチシーンを書くとなると工夫が必要になってくるのが問題か。

▼久し振りに「小学校裏サイト」執筆する。新しい章に入って、2時間で200行ほどを執筆する。

8月24日(日)
▼ライトHノベル作家の、わかつきひかるのブログを見ていたら、アイデアの出し方についての話http://plaza.rakuten.co.jp/wakatukihikaru/diary/200808200001/があった。要点としては、1:自分のやりたいプレイを書く、2:読者が喜びそうなプレイを書く、3:アニメや小説、漫画を読んで、ヒロインにさせたいプレイを書いてみる、となっている。私の場合、もっぱら1のパターンなのだが、プロとして書くのであれば、3が適切なのだろうな、と思う。既存のキャラや人間関係の骨組みを、自分の作品に活かすようにうまく取り込めば、商業的に良い作品が出来るだろう。
ちょっと気になるのは、女性作家であるわかつひかるは、男としての視点でそう思っているのか、それとも女の視点なのか、ということ。ブログを見る分には、そのどちらか、という訳ではなく、自分の作品に活かせるシチュエーションを見つけ出そうという、作家的視点とでも言ったもののよう。プロとしては、取るべき態度と言えるだろう。

▼わかつきひかると言えば、美少女文庫だけでなく、HJ文庫から、「AKUMAで少女」シリーズを出しているので、もしかしたらと、東京都の図書館横断検索システムで調べてみたら、置いている図書館が何ヶ所か見つかった。図書館に本を置かれるとは、わかつきも偉くなったなあ、と思う。

▼ライトHノベル作家が、一般ライトノベルを書くということについて、青橋由高の8月23日のブログhttp://aohashi.livedoor.biz/archives/51484014.htmlに、「非エロ作品用のネタはそこそこ出てくるんですが」という記述があった。もしかして、青橋も別ペンネームで一般ライトノベルを書いていたりするのだろうか、と思ったりする。

▼「小学校裏サイト」、2時間で200行ほど執筆する。今回は、小学生の女の子に憑依してのオナニーということで、幼女の性器に関する資料が無くて困っている。雑破業の「ゆんゆん☆パラダイス」に目を通したりするのだが、細かい描写が無い。
そういえば、「ゆんゆん☆パラダイス」はアニメ化されたとは前から知っていたのだが、最近発売された、倉田英之「倉本 倉田の蔵出し」を読んでいたら、そのアニメ脚本を書いたのが倉田だと分かり、組み合わせの贅沢さに驚かされる。ぜひともアニメを見てみたいのだが、ニコニコ動画とかでも見つからない。キャラデザインの問題で、正規流通に乗らなかったのでよっぽど数が少ないのだろう。こうなると、ぜひとも見てみたい。多分、見てもがっかりするだけだろうなあ、と分かっていても見てみたい。

▼2ちゃんねるの「朝起きたら女の子になっていました Part26」で、「TS&MCのサイト見てたら、日記に夏コミの後、TS界オフ会というのに行ってきたとあるがどういう物なのだろう気になる」との書き込みがあった。これで、「TS界オフ会とは、TSF作家が揃って女の子になってみて、乱交パーティーをしつつ、次回の作品の構想を練る場なのです」とか書いたら、どんな反応が起こるだろうか、と思ったりする。それにしても、TS&MCのサイト管理者も来ていたとなると、やっぱり行っておけば良かったなあ、と思う。

8月25日(月)
▼昨日書いたオフ会の話の続き。コミケに限らず、TSFオフ会が定期的にあるとありがたいのだが、と思う。SFの業界だと、一の日会というのがあって、一が付く日には集まって、色々と情報交換をやっていて、それは黎明期から現在に至るまで続いているそうなのだが、それと同じような集まりがあれば、この業界も活性化することだろう。インターネットがある現在では、チャットとか掲示板でその役目は果たせるのかもしれないが、やはり顔を合わせた方が、話も盛り上がるだろう。

▼「小学校裏サイト」、1時間半で150行ほどを書いて、ログ06を完成させる。あと2本は書きたいと思っているのだが、外出したりすることもあるので、微妙な所。来週の土曜日を使って、なんとか書き上げられればなあ、と思う。

▼21時30分頃にアクセスカウンタを見たら、10001となっていた。昔に比べたらアクセス数はまだ少ないものの、大台に達するのは気持ちの良いもの。更新履歴を見てみると、1999年には、1万アクセス毎に「花嫁修業」を掲載していたので、また何か、そういう企画をやろうかと思ったりする。

8月26日(火)
▼ブックオフオンラインで、該当作「PARA」と、「リヴァースキス」を購入する。「PARA」を買おうと思って検索したら、後者も在庫があったので合わせて買った次第。「PARA」をざっと目を通してみると、イクと近くに居る女の体に憑依できるという設定もさることながら、世界設定として使われているCIAとか国家的陰謀とか、ずいぶんと凝っているなあ、と思わせられる。この資料検索に使うエネルギーを、エッチなシーンの描写に注いでくれていれば、と思う。

▼「小学校裏サイト」、新規のログ07へと着手して、2時間で200行ほど書く。やっぱり、おっぱいシーンは書いていて楽しい。

8月27日(水)
▼「小学校裏サイト」ログ07を、3時間半で370行ほど書いて完成させる。今月の残り日数を考えて多めに時間を使って書いたのだが、後半がやや焦ってしまって伝わりづらいか、という感じ。シチュエーションが浅いと、その分描写を深くしてしまうと言ったところか。エッチシーンに関して、どのレベルまで書き込めば良いのかは、未だに手探り状態。

8月28日(木)
▼登場人物の名前をどうするか悩む、という話は前に書いた通りだが、小島アジコの漫画「となりの801ちゃん」(宙出版)を読んでいたら、ウェブ上にある小説の登場人物の名前を自由に設定できる、夢小説というのがあるのを知る。ギャルゲーでは良くある機能だが、ウィキペディアによると、ウェブ小説では女性作者による女性向けの作品が多いそうな。その内容も、男性キャラ×自分となるそうで、確かに男性向けのウェブ小説にはあまり見られない設定だ。これも男女の意識の違いだろうか。
その機能を使って、登場人物全員の名前を読者に設定してもらう、としてみようか。こうすれば、名前を考える必要が無い。問題は、初期設定として何らかの名前を付けておく必要があることで、そうなるとやっぱり命名が必要になる。ああああ、とか、AAAとか、いかにもやっつけな名前でも付けておくとするか。

8月29日(金)
▼2ちゃんねるの「淫魔・サキュバスとHなことをする小説」で、ロリ淫魔はどうかという書き込みがあり、ロリ淫魔が精液を吸うと大人の姿になるなんて良いなあ、と思っていたら、同じような書き込みがあった。
敵に攻撃されたり、妖力を使ったりすると溜めていた精気がなくなってしまいロリ化して、一緒に旅をしている人間のパートナーとエッチをして元に戻るとしたら、結構面白い作品になるのではないかな、と思う。普段は大人びた仕草や会話をするサキュバスが、ロリ体型のままでも同じようなことをするのは結構萌える。とりあえず「サキュバスと香辛料(仮)」というファイルを作って、思いつくことをぼちぼちと書いてみる。
ただ、このサイトではそういう作品に対して需要が無いのが問題。とりあえずはサキュバスは抜きにして、女性化した時は幼女なのだが、それがセックスして射精される度に大人化していくシチュエーションの短編でも書いてみようか。

▼明け方からの激しい雷雨で、2度ほど停電となった。執筆の途中でなくて助かった。
ニュースを見ると、大雨の被害も結構出ているよう。今のところ、カップルが雷に打たれて体が入れ替わるイベントは、まだ起きていないようだ。
停電と言うと、昔、ニューヨークで大停電が起こった10ヵ月後に、ベビーブームが起こったという話を聞いたことがあるが、実証するデータは無く、都市伝説とのこと。確かに、アメリカ人の場合は、セックスは暗がりの中でよりも、真っ昼間に太陽の下でHahahaとか言いながらやっていそうな気がする(←アメリカ人に対する物凄い偏見)。

▼アニメ「ゼロの使い魔〜三美姫の輪舞〜」の第07話「スレイプニィルの舞踏会」見る。仮装舞踏会の趣向として、真実の鏡というのが出てきて、鏡の前にいる人を、理想の姿へと変えるという設定。学園長のじいさんが美女に変身したり、ティファニアが主人公の才人に変身して、何故か胸だけは巨乳のままだったりと、TSF小道具としては面白い。変身シーンが光に包まれて、モーフィングとか無しに一瞬で終わってしまうのが残念。

▼「小学校裏サイト」ログ08に着手するのだが、今回は登場人物が多くて、どういう順番で誰と組み合わせようか、と考えたりして、肝心の執筆がなかなか進まず。明日の午後を利用してまとめて書き上げて掲載する予定。

8月30日(土)
▼「小学校裏サイト」ログ08を、午後を使って6時間で600行ほど書いて、完成とする。このシリーズも今回でひとまず終わりということで、終わりっぽい最後にしておいたが、気が向いたらまた書き足していく気持ちはある。あとがきを書く場所が無いため、こちらの方に書いておくと、当初のコンセプトの、性に対してあまり知識の無い子供が、大人の体に憑依して、乱暴な口調でエッチなことをしていく、ということはとりあえず達成出来た。収穫としては、当初は意識していなかった、セックスの途中で体をちょくちょく入れ替えるというシチュエーションが書けたことか。その他には、1ファイルでのサイズ数が、これまでの最大を超えたなんてこともある。これまでは「MOGEその2」の207KBが最高だったのだが、それを上回る263KB、5119行となった。シリーズとしては「MOGE」全体が600KBぐらいになるからまだまだなのだが、一ヶ月でこれだけ書ければまあ合格か、と思ったりする。

▼来月書く予定の正義のヒロイン凌辱もののネタ集めに、BLACK RAINBOWの18禁ゲーム「アルタードピンク」http://www.blackrainbow.jp/br/pink/index.htmlをプレイする。肉体改造とか洗脳とかあって、なるほどこの会社の作品だな、と思うのだが、ストーリー性が無いのが問題。肉体改造の要素は入れてみたいと思ってはいるのだが、どのレベルまで入れるかが悩み所。

8月31日(日)
▼月末ということで、来月のスケジュールをチェックする。
まずは、9月14日(日)開催のキョン子祭http://www.puniket.com/nagato/。参加サークルが50とあるものの、一覧を見る分には50には達していないようなのだが、キャラ一人の女体化だけでオンリー即売会が開けるというのは驚かされる。並んでいる中から、当然系でなく、かつ18禁のものをいちいちチェックしていくのがちょっと大変か。Tarota氏の「キョン子の探索」http://www.din.or.jp/~tarota/kyonko.htmlが出るので、それは購入決定。
当日は、同じ会場の都立産業貿易センター浜松町館で、巨乳同人誌オンリー即売会、西瓜娘http://glasses.kir.jp/suika/があるので、そっちへ先に行ってから向かう予定。
それと、9月21日(日)には、男の娘オンリー同人誌即売会男の娘http://cosh.moe.hm/top.htmlが開かれる。「女装、ふたなり、女体化、異性への憑依・乗り移り・入れ替わり等を題材としたオリジナルもしくは2次創作物の男の娘オンリー同人誌即売会」となっているのだが、参加サークルのリンクを見ると、民輝書房やゆっこの不思議な部屋などの常連を除くと、女装系が大半なのが残念。

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