10月1日(水)
▼憑依k(http://www.s-ht.com/~hyouik/index.html)の9月30日付けの日記にある、「真・女神転生 東京黙示録」の動画を見る。残念なのは、憑依kの日記にもある通り、女の子へとスライムが入れられる瞬間が、少ししかないこと。8分57秒目ぐらいにあるのだが、一瞬で終わってしまっている。スライムが入り込む場面だけでも、5分ぐらい使ってもらいたい所だ。
女の子の口から出ていく場面は何カ所かあるのになあ、と思っていたら、これを逆再生させれば、女の子の口へとスライムが入っていく場面になるのでは、と思いつく。ネットで検索してみたら、とりあえず、「Area61ビデオブラウザ」http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se255514.htmlというフリーソフトを見つけたので、さっそくインストールして、ニコニコ動画から保存した動画を再生してみた。このソフト、逆再生の時にはスロー再生しかできないようなのだが、元が短い場面なので、スローの方が良い感じに再生できる。3回ほどある、口から出ていく場面の中で、2回目のものは、本来は主人公の味方のはずの老僧が、女の子にスライムを投げつけて乗っ取らせる感じになっていて、結構興奮する。

▼「X Change Alternative2」プレイする。起動すると、「CROWD 10th. anniversary」と表示さて、そんなに経ったのか、と思う。ただ、クラウドのサイトで調べてみると、初代「Xchange」は1997年10月24日発売なので、もう11年目なのではないか、と思ったりする。
「TS&MC」の攻略に従って、まずは博士ルートに行こうとするのだが、入れ替わるまでが長い。同じルートで、順に出てくる選択肢を選んでいくのだが、これを全員分やるというのは、ずいぶんとかったるく思えてくる。そう考えると「つよきす」は良くできたゲームだったのだな、と思う。あちらの方は、個別ルートまでは一本道で、キャラ選択の段階で分岐して、後はそれぞれのルートを進んでいくことになるので、重複して同じシーンを見ることはない。
とりあえず、藤美と体が入れ替わってからは、スキップで飛ばしてみてストーリーを追ってみたのだが、藤美と入れ替わりエッチだけでなく、他の人ともエッチするのには驚いた。ちょっと付いていけないなあ、と思ったりする。
このゲームをプレイして一番感じることは、「つよきす」は面白かったなあ、ということぐらい。

10月2日(木)
▼今月のネタを考える。入れ替わりにするとして、その相手を、18禁ゲーム「姉、ちゃんとしようよ」の海お姉ちゃんみたいな、弟を溺愛する姉にしようか、と思う。そうすれば、以前書いた「あさあね」とは差別化が出来るだろう。そんなことを考えながら、18禁アニメ「姉汁」を見て、それに妹を組み合わせて、3人の玉突き入れ替わりにしたらどうかな、と思ったりする。主人公→姉、姉→妹、妹→主人公、と入れ換えさせれば、人間関係に膨らみが出てきそうだし。
そういうことにして、エッチシーンとかを考えていこうとするのだが、相変わらずの不調で、どうにも思い浮かばず。そう考えてみると、シングルヒロインで1冊の話の作れる、青橋由高やわかつきひかるは、やはりプロなのだなあ、と思う。

10月3日(金)
▼昨日書いた、「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」の参考になりそうな本を読もうとするのだが、どうも集中力に欠けてしまい、まともに活字が読めない。ぼんやりとパソコンの前に座ったまま、ハードディスクにある、山手線一周を運転席から写したビデオなどを見てしまう。私の場合、こういう鉄道ビデオを見ながら、体を揺らすようにしている。そうした方が、鉄道に乗っている感じになれるのだが、そのことを話しても、普通の人にはまるっきり伝わらない。AVを見ながらオナニーするのと同じ理屈と言えば、少しは理解してくれる人も出そうなのだが、それ以上に離れていく人の方が多そうで、話すあてもなく、ここに書いておく。特にオチは無い。

10月4日(土)
▼ライトノベル作法研究所「ライトノベル創作教室」(秀和システム)なんて本を見かけたので、さっそく買って読んでしまう。活字が読めない状態だったのだが、ある程度内容が想像できる本だと、読めるようだ。
文字の表記方法と言った基礎から、サイトで公開する手順まで、一通りのことは押さえられていて、小説執筆の入門書としては便利な本なのだが、一貫したコンセプトが感じられない。これが、新人賞を目指すためのガイドブックであれば、書いている作品をインターネットにアップすることなんて勧めないだろうし、ネットで作品を公開するのがメインであるにしては、そっち方面にも特化していないし。
システムエンジニアをやっている私の経験からすれば、小説の書き方には、上流工程から下流工程までがあると思う。「お客さんから望んでいるシステムを聞き出す」=「書きたいことを考える」→「要望機能を元に、システムを設計する」=「ネタを元にして、プロットやストーリー展開を考える」→「プログラムコードを書いていく」=「文章を書いていく」、となる。本作にはそういう流れは感じられず、後の方になってアイデア発想法が出てくるなど、作法書としては上手い展開ではない。もっとも、上に書いたように、小説創作の過程を分けている本は少なく、清原康正「小説を書きたい人の本」(成美堂出版)のp49でちょっと触れられている程度。いつかは私も、上記の流れに沿った小説作法をサイトに書きたいと思っているのだが。
この本とは別に、先日発売された、榎本秋「ライトノベルを書きたい人の本」(成美堂出版)なんてのがあり、こちらの方が、新人賞を意識した内容となっており、どちらか1冊選ぶとしたら、後者を私は勧める。それにしても、榎本秋は、以前ライトノベルに関するデータブックを書いた時には、同じような本が何冊も出て、その中に埋もれてしまう形になったのだが、今回もまた、同じ時期に似たような本(寝ている時に見た夢を日記に書いておこう、なんて項目が両方の本にあったりする)が出るとは、よほど運が悪いのか、出版ムーブメントの先読みが鋭いのか、どっちなんだろう。

10月5日(日)
▼SF作家、H=G=ウェルズについて、こんな話を聞いたことがある。彼が偉いのは、それまでも何人もの作家がタイムスリップする作品を書いてきたが、それに対して、時間を自由に行き来出来る、タイムマシンという装置を産みだしたことだ、というもの。それまでにあったタイムスリップものは、朝起きたら突然とか、何かの衝撃でいきなり、となっていて任意に行えるものではなかったのだが、それをタイムマシンという装置によって、誰にでも能動的にタイムスリップできるようになったのである。この変化は結構重要だと思う。もしも「ドラえもん」で、秘密道具を出すのではなく、ドラえもんが超能力によって、のび太の問題を解決していたら、「ドラえもん」に対するイメージはかなり変わっているはず、と言えば分かるだろうか。
TSFでも同じことで、変身ドリンクとか、幽体離脱装置とか、入れ替わり装置とかがあることによって、読者は物語の方へ意識を集中させることが出来るし、作者側としても、恣意にTS的状況を起こしたり、故障で元に戻れなくなったりもしくは急に戻ってしまったりとかの展開をさせることが楽になったのである。
そう考えると、ウェルズの発想がいかにブレークスルーであったかが分かる。

▼相変わらず不調。新作のネタ出しも進んでおらず、8日からの執筆は難しい。とりあえず、ネタ出しの締切を10日に延ばすとして、それ以降、1日200行として3000行程度かな、と見当を付けたりする。
せっかくこまめにアクセスしている読者サービスとして、「あさはは」をアップしておく。

10月6日(月)
▼「X Change Alternative2」はなかなか進まないでいるのだが、2ちゃんねるで、どんなストーリーなのかはだいたい分かってきた。入れ替わりというと、入れ替わった相手と恋愛して、元に戻ってめでたしめでたしだと思っていたのだが、そうでないパターンがあるのはやはり意外な感じがする。ネットでの評判は、結構良さそうだし、変身ものの「夢恋転生」でも、出会った男と結びつく展開があるみたいだから、今後は、こういう展開も増えていくのだろうか。

▼気分の方も、どうにか安定してきたようで、「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」のネタ出しをしようと、パソコンの前に2時間座っていることも出来るようになった。と言っても、参考になりそうな本やサイトに目を通したりで、執筆にはまだ至らないのだが。

10月7日(火)
▼バーナード・ショーとダンサーの間でされたと言われているやりとり。
イザドラ・ダンカン「私とあなたが結婚すれば、あなたの頭脳と私の美貌を持った子供が出来ます」
バーナード・ショー「わたしの容貌とあなたの頭脳を持った子供が生まれたらどうしますか?」
ここでバーナード・ショーが「それは良いTS作品になりそうですね」と答えていたら、TSFの歴史は変わっていたと思う。

10月8日(水)
▼どうにも不調。「地球のみんな! たのむ! 1人1円ずつ、わけてくれ」と言いたくなるような感じ。

10月9日(木)
▼相変わらず不調。触手エロ目当てで図書館から借りた、C・L・ムーア「大宇宙の魔女」も読めず仕舞い。こういう時には医学書を読んでみるのも手かと、杉田玄白等訳「解体新書」を手にしてみるのだが、精神的な面はあまり載っていなかった。
どうでも良い話だが、「解体新書」を訳した時のエピソードを語った「蘭学事始」を思い出しつつ、「小生の愚息もフルヘッヘンド」という、日本中で5人ぐらいしか分からないギャグを思いつく。どこかで使いたいのだが、どうやって使えば良いのだろう。などと書きながら、Googleで「フルヘッヘンド」と検索してみたら、ウィキペディアの「蘭学事始」が出てきて、「フルヘッヘンド問題」なるものが載っていた。元となった「ターヘル・アナトミア」の鼻の章にはフルヘッヘンドという用語は無く、しかし胸の章にはその単語があることから、
「4「乳」の形状について真剣に議論したというのが恥ずかしいので、あえて「乳」を「鼻」と置き換えた」
のではないか、という話は、その議論の場面を想像すると、結構笑える。原書には、「ダッチワイフの乳房もフルヘッヘンド」とでも載っていたのだろうか(←日本中で3人ぐらいしか分からないギャグ)。

▼この調子だと、10日からの執筆は無理そう。まあ、私はそうやって執筆を延ばせるから良いが、青橋由高のブログを見ると、そんなに仕事をして体は大丈夫なのか、と心配になってしまう。最近剥がされてしまったが、神保町にある書泉ブックマートの壁に、青橋由高のサインが書かれたポスターが長いこと貼られているのを見る度に、さすがは美少女文庫の看板作家だなあ、と思っていたので、このまま体を壊してしまったりしないか気がかり。そういえばポスターもいつのまにか無くなっていたし。出来ることならもらっておきたかった。

10月10日(金)
▼相変わらず不調。日常作業もままならず、うっかりコーヒーに砂糖と間違えて塩を入れてしまい、ご主人様から「そんなに塩が好きなら、お前の潮を吹く部分を味わってやろう」と言われてメイド服の下から手を入れられ、メイドという立場上、逆らえないでいる中を、「よく見たら、コーヒーにミルクが入っていないじゃないか。どれ、お前のミルクを搾り取ってやろう」とか言われて乳房を鷲掴みにされ、言葉ではイヤだと言っても、体は敏感に反応してしまうメイドさんになりたいなあ、と妄想してしまうぐらいに不調。

▼今日はTSF18禁ゲーム「夢恋転生」の発売日なのだが、夜に用事があるため、今日のうちにはプレイできなそう。明日からの三連休を使って、新作に取りかかりたいのだが、もしかしたら「夢恋転生」の方に走ってしまうかも知れない。

10月11日(土)
▼またしても不調。日常作業もままならず、うっかり十枚一組のお皿の一枚を無くしてしまい、「こうなったら皿ではなくお前を回してやる」と主(あるじ)に言われて、帯を引っ張られてぐるぐると回されたあげくに、青山鉄山、赤山鉄山、黄山鉄山、緑山鉄山、桃山鉄山(この人はふたなりという設定)の五人に次々と廻される女中になりたいなあ、と妄想してしまうぐらいに不調。元ネタは落語の「皿屋敷」。
午前中の元気がある内に、パソコンに向かって執筆をしようとするのだが、どうにも捗らず。こういう時は、若桜木虔の執筆目安箱にある通り、上手いと思うプロ作家の文章を模写すると良いというので、青橋由高の「あねらぶ」をテキスト打ちしてみる。短いシーンの中に印象的な台詞や描写がきっちりと入っていて、なるほどブログで書いている通り、苦労しているのだな、と思う。2ちゃんねるで、青橋作品はエロが薄いと書いている人は、作者のブログを読んで、編集とのやりとりの中で、どれだけ苦労しているか分かってもらいたいものだ。

10月12日(日)
▼相変わらず婦長、と誤変換してしまうぐらいに不調。どうせなら、婦長ではなく、ドジっ娘新人ナースになって、「いっけない、間違えて別の患者に性転換手術をしちゃった」ぐらいのことをしたいのだが、それよりも、包茎手術のために入院していたら間違えられて性転換手術をされた患者の方になった方が良いなあ、と妄想してしまうぐらいに不調。
気分転換に「夢恋転生」をプレイしようとしたが、あいにくと今月ピンチのために購入できず。「XCA2」をプレイし終える前に別のゲームが出るとは、良い時代になったなあ、と感慨に耽っていたらこんな落とし穴があったとは。味方ながら恐ろしい奴よ、と呟いてみる。

10月13日(月)
▼さらに不調。どれぐらい不調かと言うと、もう不調ネタは思いつかないぐらいに不調。三連休の最終日ということで、午前中はパソコンの前に座るのだが、執筆にたどり着けない。
やる気を出そうと、野田昌宏「新版スペース・オペラの読み方」(ハヤカワ文庫)を読み返す。この本、書き方というよりかは、いかにSF的アイデアを得るか、という話がメインで、読み物としても面白いものとなっていて、TSFに限らず、小説を書きたいという人にはお勧めの本。長らく品切れとなっていたのだが、著者が亡くなったのを機に増刷されたので、普通に書店で手に入るようになった。買うなら今のうち。

▼「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」、とりあえず、冒頭から書くのではなく、エッチシーンを先に書いてみようか、と思う。
それで、兄の体に入ってしまった妹のオナニーを書こうかと思ったのだが、ちょっと悩み事が出来てしまった。女の人が男の体に入った場合、何を想像して勃起するか、ということ。普通の成年男子なら、女の人の裸を思い浮かべるのだが、心が女性でも同じ反応をするとなると、既存の作品と整合性が取れなくなってしまう。アニメ「ボディジャック」で、女子更衣室に入って他の女の人の裸を見て喜ぶように、女の体に入った男は、女性の裸を見て喜ぶのが自然だろう。してみると、兄の体に入った妹は、兄の裸を見て興奮する、となる。その「ボディジャック」の完全版の方では、義理の兄などの男に抱かれて気持ち悪がるのと同時に、女としての体が勝手に反応してしまう、としており、TSF萌え度的にはこっちの方が良いだろう。
だとすると、兄の体に入った妹は、男の裸を想像して、男として勃起する、となってくる。それで、だんだんと男の体に慣れてくると、女の体を想像した方がより興奮する、とした方が展開としては良いだろう(今回の作品は、そこまで長い期間の設定ではないのだが)。
意識をプログラム、本能をOSとすると、最初はプログラムに従って動く(女の意識で興奮する)のだが、そのうちにOSが持っている機能(男の本能として興奮する)を利用した方がレスポンスの効率が増していく、と言ったところか。そう考えると、以前書いた、「小学校裏サイト」では、兄の体に入った妹は、自分の裸を想像して勃起していたが、失敗だったかな、と思ったりする。
入れ替わりもので、女の体になった男がオナニーする場面は良くあるのだが、その逆の、男の体になった女がオナニーする場面は、意外と思いつかない。そういう場面をちゃんと描いている作品としては、日本海荒波「少年少女evolution」 (光彩コミックス)が思いつくのだが、あれで男の体でオナニーする場面で、わざわざ股間に小鏡を当てている場面は、ちょっと違うんじゃないか、と思う。男で自分の性器を見るのに、鏡を使う人はいるんだろうか。多分、作者が女性だから、そう描いてしまったのだろう。
そういえば、藤子不二雄の「バケルくん」にあった「ゆみちゃんとデート」という話で、心と体が別々にコピーされる合体人形というのが出てきた時に、主人公の意識を持ったゆみが、自分の裸を見てもおもしろくもなんともないと言っていたが、あの発言には、がっかりした人が結構多いのではないだろうか。

▼なんてなことを考えながら、とりあえず無難に、姉になってしまった主人公のオナニーシーンを書くことにした。1時間30分で170行ほどを執筆して、仮公開とする。今のところは、「これまでのあらすじ」となっている冒頭部分に関しては、いずれ加筆していく予定。

Ts・TSからリンクの依頼があったので、さっそく貼ってもらう。Tira氏の作品は昔から楽しませてもらっていて、シチュエーションを活かした作品に、いつも上手いなあ、と感心していた。読者にアンケートをしたり、拍手コメントもこまめにしていて、見習いたいなあ、と思ったりする。

10月14日(火)
▼昨日のアクセス数が1000を越えた。Tira氏からのリンクのおかげだろう。ありがたいことだ。

▼昨日の続きのエッチシーンを1時間30分で170行ほど書いて、とりあえず一山越えた、と言った感じで、どうにか書き続けられるかな、と思う。今回は、エッチシーンは1回300行ほどにして、今回の分を含めて8回を考えているので、なんとか夜に3時間を工面していけば、今月中に終わるかな、と目論見を立てる。

10月15日(水)
▼久し振りに八重洲之譜を見たら、10月5日付けで、「投稿テスト」という書き込みがあったので、まだサイトとして生きていたのだな、と安心する。私の作業日誌は、どんな感じにしようか未だに定まっていないのだが、目標の一つとして、「八重洲之譜」がある。作品紹介とか、雑談とかが、ほどの良い読み物と言った感じになっていて、もっと更新して欲しいなあ、と思う。
そういえば、「八重洲メディアファクトリー」もサイトを開始してずいぶんと経つはずだと思ったら、「(since 1/Oct/97)」とあり、もう11年も経つことになる。
当時はまだブロードバンドも一般化しておらず、インターネットと言えば、テレホーダイがせいぜいだった。私の場合は大学でインターネットが使えたので、その当時あった、「うぇぶなび」という登録制のサイトに、「八重洲の性転換の館」というのを見つけて、これはありがたいサイトだ、と思ったものだ。それから11年、合間に、多くのTSFサイトが作られては消えていく中で、未だに生き残っているのだから、ありがたいことである。
ちなみに、1997年と言えば、クラウドから「Xchange」が発売された年でもある。あの当時に比べれば、TSF作品もずいぶんと増え、メジャーになったとまではいかないものの、属性の一つぐらいにはなっているのではないだろうか。そうなった要因の多くは、八重洲メディアファクトリーにあると思う。

10月16日(木)
▼「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」、3時間で300行ほど書く。今回は妹の体になってしまった姉ということで、TSFではないのだが、OD(女同士)好きの人に受けたら良いなあ、と思う。
先日書いて追加した分を読んでみたら、どこから追加した部分なのか分かりづらかったため、今回からは、追加部分には、横線のタグと「10月16日追加」という記述を入れることにした。通して読むと邪魔になるかもしれないが、2〜3日したら順次消していくつもり。
それにしても、書いたものを読み返してみると、自分で書いたものながら、台詞が少ないな、と思ってしまう。思弁的というか、意識ばかりが書かれていて、エロ小説としては、やはり台詞が少ない。オナニーシーンだから、ということもあるし、ゲームと比較して、ということもあるかもしれないが、今後の研究要因として考える必要があるだろう。

10月17日(金)
▼着ればハンサムになれるスーツが出てくる、映画「ハンサム☆スーツ」http://www.handsome-suits.com/なんてのがあるらしい。これが、着れば女性になれる「ガール☆ドレス」だったら、20回ぐらい映画を見に行くのだが。

▼「アニメ会」のライブに行くので、今日の執筆は無し。
このトークイベント、お笑いよりも同人誌が好きな芸人が、即売会に行った時の話や、買った面白同人誌の紹介をしたりするのだが、その中で出て来た、「女子光学」という同人誌は面白かった。量子力学では、電子や陽子、中性子などは波と粒子の両方の性質を兼ね備えているのだが、だったら女子もその両方の性質を兼ね備えていていいじゃないか、という物凄い発想の飛躍した本。その発想は無かった。
ちなみに、素粒子論では、上に書いたように、陽子とか中性子とか出てくるのだが、これを、陽子→名前からして女性、中性子→真ん中の性だからふたなり、とした同人誌というのも、やはりどこかに存在するのだろうか。素粒子の話をすると、原子の中にある陽子と中性子は、パイ中間子をやりとりすることによって、それぞれ中性子と陽子に変わっているhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011157110?fr=rcmd_chie_detail。原子の中では、絶えずふたなりが女性に、女性がふたなりになっている訳である。その他に、弱い力と言って、中性子を単独で置いておくと、15分ほどで陽子と電子に分かれてしまう。ふたなりからペニスがもげて、女子になってしまうのである。さらに言うと、大統一理論というのがあって、長期間(10の33乗年)のうちには、全ての陽子は中性子なってしまう、というものがある。宇宙にいる女子は、最終的にはすべてふたなりになってしまう、という理論なのだが、これを実証しようとしたカミオカンデは、ニュートリノの観測には成功してノーベル賞を取ったものの、こちらの方にはまだ成功できておらず、理論が間違っているのではないか、と言われている。人類総ふたなり化への道は、まだ遠いようである。

10月18日(土)
▼「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」、2時間30分で250行ほどを書く。今回は、兄になってしまった妹のオナニーシーンということで、相変わらず、どれほど需要があるのか分からず、書く前には100行を越せば御の字か、と思っていたのだが、結局いつも並みの分量になってしまった。なるべくTSFっぽく書いているのだが、場面としては、男がオナニーしているだけのもので、やはり萌えの要素が少なくていけない。これが、ふたなり少女の初オナニーシーンだったらもっと興奮できるのになあ、と思いつつ、ふたなりは受けないからねえ、とどうにか自制する。あー、ふたなりが書きたいてえなあ(←三遊亭ぬう生が演じるホスト風の口調で)。来月は、「マブカレ」みたいに、男は女の子になって、女の子はふたなりになる、という話にでもしようか。

10月19日(日)
▼新宿のロフトプラスワンで開かれたトークイベント「ライトノベルが危ない!極秘の業界裏話」へ行く。話としては、現役の編集者をゲストに交えて、具体的な初版部数などの数値を挙げた上での、現状におけるライトノベルビジネスモデルの問題点についてがメインで、一方のエンターテインメントとしての問題点については触れられることが少なく、ライトノベルだけ読まずに広く学びましょう、という一般的な話に落ち着いてしまったのが残念。期待はしていなかったが、当然のことながら、ライトHノベルについての話はまったく出てこなかった。まあ、ライトノベルがその業界に閉じこもっていてはやがて衰退する、という話は、そのままライトHノベルにも言えることなのだが。

▼入口でもらったチラシを見ていたら、11月22日にロフトプラスワンで、「真・触手ナイト」というイベントがあるようなので、こっちにも行ってみるつもり。

▼いよいよ、18禁ゲーム「夢恋転生」を買おうかと思うのだが、相変わらずお金が無い。女房を質に入れてでも、と思ったのだが、戸籍を調べてみると、どうも私には女房がいないようなので、それも実行できない。脳内やディスプレイ内にいる嫁を質入れしようとしても、「それを質入れするなんてとんでもない」と天の声に怒られてしまうことだろう。こうなったら、前世からの因縁によって、朝、目が覚めたら女の子になっていて、そんな状況に戸惑っている最中、前世での恋人が生まれ変わった人と巡り会い恋に落ち、そして結婚して私が女房になれば、女房を質に入れられるな、と言うプロジェクトを考えたりしたのだが、そうなるともう「夢恋転生」を買う必要が無くなることに気付く。
仕方なしに、秋葉原のゲームショップに行って箱を見てみたら、
現実にこのような(ゲーム中にある)行為をした場合、厳しく罰せられます
と書かれており、さっきのプロジェクトを実行していたら、危うく罰せられるところだった。
それにしても、朝おんしただけで罰せられるとは知らなかった。小泉改革路線の終了に伴う反改革の流れとか、サブプライム問題とか、リーマンブラザーズが朝起きたらリーマンシスターズになっていたとか、色々と複雑な社会事情があるのだろうか。

▼そういうことで、なんやかんやあった末にゲームをプレイする。とりあえず、半ばスキップするような形で適当に進めていったら、特にどのエンドでもないような終わり方になってしまった。ママン、ボク、もう我慢できないよ、とばかりに、セーブデータをダウンロードして、回想シーンを埋めてみたら、なるほど2ちゃんねるにあった通り、オナニーの嵐や、快楽堕落エンドが山のようにあったりして、いかにも抜きゲーだな、と思う。一応、前世の相手と女のままに純愛エンドもあるようなので、そのギャップが良い感じになるかどうか。それにしても、「XCA2」と言い「夢恋転生」と言い、女のままでのエンドが結構トゥルーエンドっぽくなっているのは、最近の風潮なのだろうか。私のセンスが遅れてきてしまっているようで、もっと勉強せねば、と思ったりする。

10月20日(月)
▼と言うことなので、「夢恋転生」をプレイするつもりだったのだが、攻略方法が良く分からないので、それならばと、プレイ途中だった「X Change Alternative2」をしているはずが、いつのまにか「つよきす2学期」をプレイしているという有様。どうも最近は、集中力が低下しているのか、選択肢をあれこれと選んで進めていくゲームが面倒に感じてしまっているよう。

▼「朝起きたら女の子になったオレが隣で寝ていました」という企画を思いつく。近未来、異次元からの影響で、細胞分裂して、ある朝目覚めたら隣に自分と同じ意識を持った女の子がいた、という物語。男主人公の観点で書いていくラブコメで、テレパシーによって、女の感覚やある程度の感情は分かるという設定。たまに、体が入れ替わるという設定を入れても面白いかな、と思ったりする。来月は、このネタで書いていくとするか。

10月21日(火)
Teiresiasの10月20日付けの記述で、林直孝「鏡原れぼりゅーしょん」(一迅社文庫)という作品が、男一人と女二人の三角入れ替わりと、私の「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」と同じ設定だと知ったので、ネタにならないかと買ってみることに。
地元の本屋に行ったので、一迅社文庫が置いてあるか心配だったのだが、幸いと最近はライトノベルの棚が充実してきているので、同レーベルの他作品と合わせて、この作品も置かれていた。さっそく買おうと思ったのだが、帯に「なんで俺がお嬢様の身体に人格転移しているわけ?!」とあり、レジには若い女性店員が二人いて、そこへ持って行くには、どうにも、こっ恥ずかしい。こんな本を持っていったら、「まあ、この人ったら、女性の体に触れる機会がないからって、人格転移で女の子になって触りまくろうと思っているのだわ。これだから男って不潔。やっぱり女同士が一番よね」と、レジにいるレズ二人に思われてしまうのではないか、と妄想してしまう。そう思われてはいけないということで、文庫を挟むようにして、「ゼクシィ」と「たまごクラブ」を一緒に買うことにして、無事に問題をクリアすることが出来た。
で、さっそく読んでみるのだが、TSF作品としてはとりあえず合格なのだが、それをネタにしたライトノベルとしてはいまいち。序盤から中盤にかけては、三角入れ替わりということで、体は女同士でお風呂に入るとかの萌え要素はあるのだが、終盤になったところで出てくる設定とそれによる展開が、それまでの雰囲気とはまったく違ったものになっていて、作品として分断した感じになってしまっている。どうせだったら、序盤からこの設定を出してきておいて、人間関係に緊迫感を出しておいて、合間に該当シーンを入れてくれた方が、「けんぷファー」みたいに、本編の合間にTSチラリズムが入っている、という感じになって良かったのではないだろうか。
ところで、入れ替わった体は女同士の二人がお風呂に入る話は、「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」で使おうと思っていたネタなので、先を越されてしまったなあ、と思う。午前中のオナニーを終えて、午後は外出しようと言ってから、抜け駆けするように、久美(翔子)が、翔子(至)を連れて銭湯に入る場面を考えていたのだが。まあ、かと言って変更するのも面倒なので、そのままの設定で書くことになるだろうが。
それにしても、相変わらずライトノベルの中では、TSFが好調なよう。去年発売された「このライトノベルがすごい!2008」では、「レッツ倒錯」として、性転換モノが一発企画として紹介されていたが、ひょっとしたら常設になるのではないだろうか。

10月22日(水)
▼久し振りに、「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」執筆する。しばらく間が空いてしまったため、1時間30分で100行ほどのローペースで、しかも肝心のエッチシーンにまでたどり着けないという始末。やはり、執筆の間は空けるべきではないな、と思う。

10月23日(木)
▼ここ数日、2ちゃんねるの「朝起きたら女の子になっていました Part28」スレッドで、ふたなりの扱いについて荒れているのが気がかり。このスレッドは、比較的TSF入門者っぽい感じで気に入っていたのだが、父さん悲しいぞ、みたいな感じ。
ここに限らず、TSFスレッドにふたなりを求めるのは、ラーメン屋とカレー屋が並んでいるにもかかわらず、ラーメン屋のメニューにカレーも求めるようなもので、注文する方には便利かもしれないが、店としては余計なメニューが増えてしまうため、ラーメン屋全体の品質が落ちてしまう、と言ったところ。まあ、最終的には他のスレッドと同様に、ふたなりはふたなりスレでやってくれ、と落ち着くのだろうと、希望的観測をしている。

▼最近のマイブームは、女教師。詳しくは、巨乳黒縁眼鏡白衣女教師一人称は「先生」で専門科目は物理だけれどあなたにだけは保健体育の先生になってあげるからあなたの初めてを先生に頂戴、というもの。AVには女教師はあるものの、どう見ても男優の方が年上なので萎えてしまい、仕方なしにアダルトアニメを見てどうにか渇いた心を精液で潤しているところ。
そういうことで、ここは自分で書くしかないと思い立ち、掛けると眼鏡っ娘になってしまう、呪いの眼鏡、というネタを思いつく。掛けられた相手は、体が女の子になってしまうだけでなく、心は嫌がっているのに、体は男のものを欲しがって疼いて堪らず、自分で眼鏡を外すことは出来ず、相手に外してもらうだけとなっていて、さらには眼鏡を掛けられている間の記憶は眼鏡を外されて元の体に戻ると無くなっているとか、同じ相手に眼鏡を掛ける度に、だんだんとMC的に快楽の虜になっていくとか、あれこれと思い浮かぶ。眼鏡っ娘、としたが、変身後の肉体年齢は元の体と同じなので、男子教師に掛ければ女眼鏡教師になる寸法。来月の企画はこれにするか、と思うのだが、上に書いた以外にも書こうと思ったことを全部入れるとなると、一ヶ月では終わらない。残り2ヵ月の、今年いっぱいの企画としようか。

▼「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」、2時間で200行ほど書く。今回はエッチシーンということで、楽しく書けたし、ペースとしても良い感じ。残りの部分と、まだ書いていない冒頭部分を書くとなると、日曜の午前中を利用すれば、なんとか今月中に書き上げられるかな、と目論見を立てる。

10月24日(金)
▼ニュースで、自転車に乗っていた96歳の老人を避けようとして運転手が死亡してしまったという気の毒な事故が取り上げられていた。これが、自転車に乗っていた96歳の老人が、女子校生とぶつかって、体が入れ替わってしまったら良いのになあ、と思ってしまう。その拍子に、老人になった女子高生は死んでしまい、後は女子高生の体に入ってしまった老人が残され、彼女として生きていく、としたら、目新しい作品になるかもしれない。問題は、そういう作品に影響されて、自分も女子高生になろうと自転車を乗り回す、ゆとり世代の老人が増えてしまわないか、ということだろう。

▼来月の企画「巨乳黒縁眼鏡白衣女教師一人称は「先生」で専門科目は物理だけれどあなたにだけは保健体育の先生になってあげるからあなたの初めてを先生に頂戴(仮)」のネタを探しに、はるか昔にプレイした18禁ゲーム「レンズの向こう側…」を再インストールする。セーブデータの場所がCドライブ直下に置かれるのがちょっと苛立つが、懐かしい感じでちょいちょいとプレイしてみる。ネットで調べてみると、1つのエンディングまで2〜3時間とあり、このぐらいの時間の方が、手頃で良いと思う。どうも最近のゲームは、プレイ時間が長すぎるような気がする。
さてこのゲーム、ヒロインにオーパーツの眼鏡を掛けさせて淫乱にさせるということで、当時はその手があったのか、と思ったものだった。しかも、掛けさせる眼鏡は3種類から選べるようになっている親切設計。プレイしてみて、バッドエンドになった際に起こることは、なるほど眼鏡好きにはこれ以上のバッドエンドは無いな、と思ったものだった。

▼「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」、3時間で300行ほど書く。
それにしても、人称はこれで良かったかな、と考えたりする。今のところは三人称神の視点で書いている訳だが、視点が入り交じる形になり、誰が誰だったか分かりづらいかな、と思ったりする。とりあえず今回の分から、疑似一人称にしてみることにした。入れ替わりもので疑似一人称を書くメリットとしては、1文の中に、複数の名前が出るのを減らせる、ということがある。「久美(翔子)は、翔子(至)の手を取った」なんて誰が誰だか分かりづらい文章を減らすことが出来るのである。
先日触れた、林直孝「鏡原れぼりゅーしょん」(一迅社文庫)では、主人公の一人称がメインで、サブとして、ヒロイン二人がそれぞれ一人称で出てくる、となっていて、そうやって一作品の中で人称を変えるのも、ありなのかな、と思ったりする。いずれ入れ替わり作品で、そういう手法を使ってみようか。

10月25日(土)
▼今夜は外出してしまうこともあって、午前中のうちに「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」の執筆をする。今回は、執筆の順番を変えて、冒頭部分を後から書いているため、登場人物の設定とかを、書き漏らしそうになってしまうのがやっかい。
それに、TSFではない普通のエッチシーンのため、いまいち気が乗らず、筆も進まずと、どうにもよろしくない。普通のエッチシーンがちゃんと書けてこそ、TSFのシーンも上手く書けることだろう。TSFばっかり書いていると、肝心の基礎を忘れてしまっているようで、いけない。こんなジョークを思い出す。
二人のプレイボーイが会話をしていた。
「おい、セックスの体位って、48種類だよな」
「いや、49種類だよ。それじゃあ、数えてみようか。まずは正常位」
「ああ、それを忘れていた」
というもの。
そんなこんなで、どうにか3時間ぐらいで300行ほどを書いて、冒頭部分を書き上げる。
これで、以前書いたものと繋げられるな、と思ったら、いつの間にか、妹の名前が美久から久美に変わってしまっていたことに気付いて、慌てて一括変換する。こういう勘違いとかあるから、それを読者に指摘してもらうための掲示板を設置しようかな、と思ったりする。

▼読者からの指摘と言えば、今、ネット上のTSF小説を探しているのだが、これを読んでいる人で知っている人がいたら教えて欲しい。2ちゃんねるの「TSF(性転換)エロ漫画&小説スレ」に、
「最近完結した某WEB小説が、男→女→フタナリという変遷を辿ったけど、 男女どっちにも一時的に変われる変則的なフタナリで、女性化状態での乱交という、結構美味しい終わり方だった」
という書き込みがあって、それを探しているのだが、見つからないで困っている。どうか知っているという方は、その作品名とURLを、私の耳元で、そっと囁いて欲しい。

10月26日(日)
▼昨日、耳元でそっと囁いて欲しい、と書いたものの、何故か誰も教えてくれなかった。やはり、作品名とURLを書いた紙を、ハートマークのシールで閉じた封筒に入れて、下駄箱の中に入れて欲しい、とするべきだったのか。その他にも、伝達手段を広げようと、のろし、矢文、テレパシー、0系新幹線などと考えたりするのだが、最終的に掲示板を作ることにした。ご意見ご感想、読んでみたい作品、世界恐慌の解決策から1週間で5センチ身長を伸ばす方法まで、どしどし書き込んで欲しい。なお、0系新幹線による伝達は、引き続き募集している。

▼以前、同じマシンで普通の文章とエロい文章を打っていると、思わぬ変換をされて困ると書いたが、マシンを変えても、打つ方の癖は変わらなくて困る時がある。最近は、こちらのサイト向けの文章を打つことが多いため、つい「フェア」を「フェラ」とかと打ってしまう。「駅弁ファック」という体位はあるが、「駅弁フェラ」とはどんな行為を言うのだろうか。キーボード入力は、親指シフトキーが良いと言われるので、試してみようかと思ったりするのだが、そのキーボードを作っているメーカは、基本的には独自のIMEを使っているため、ATOKが使えない。それが壁になっていたりする。

10月27日(月)
「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」、3時間30分で400行ほど書く。これで、エッチシーンも残すところ1回で、この作品も完成となる見込み。普通っぽいエッチシーンなので、ちょっと手間取るかもしれないが、それでも2日もあれば終わることだろう。さっくりと終わらせて、来月の企画「巨乳黒縁眼鏡白衣女教師一人称は「先生」で専門科目は物理だけれどあなたにだけは保健体育の担任になってあげるからあなたの初めてを先生に頂戴」(←微妙に一部修正)に取りかかろうと思っている。色々と書きたいことが浮かんでいるので、やはり2ヵ月は必要となりそう。年末のコミケまでには終わらせて、無事に、どこかで開かれるであろうオフ会に参加したいところ。

▼掲示板の方は、さっそく反応があってありがたいことだ。これで、該当する作品の場所も分かった。答えてくれた方には、もしも私が女の子になったら結婚を申し込みたいぐらいである。ただし、結婚後はセックスするだけ。家事などは一切やらないが。合わせて、「TSF(性転換)エロ漫画&小説スレ」の470でヒントをくれた方にも感謝しておく。答えてくれた方には、もしも私が女の子になったら愛人の依頼メールを送りたいぐらいだ。愛人なのでセックスしかしないが。手当として、港区辺りにマンションを買ってくれると嬉しい。それにしても、あんな近くにヒントがあるとは気付かなかった。やはり2ちゃんねるは奥が深い。

▼過去の作品に関しての扱いは、相変わらず未定。全部公開するには恥ずかしい作品があるし、かと言って一つ一つ読み返してチェックするのも面倒だし。とりあえず、「サキュバスの卵」は、以前、「朝起きたらサキュバスになっていました」を書く際に読み返しているので、再掲載しておく。

10月28日(火)
▼掲示板で紹介されていた、「親指ひゅんQ」というソフトをダウンロードしてみた。親指シフト専用キーボードFKB8579と組み合わせて使ってみようとするのだが、なぜかキーを打っても配列通りに入力されず、ローマ字入力のままとなっている。ソフトに添付されていた「使い方」を読むと、「Microsoft社は、WindowsXPのリリースにあわせて、"テキストサービスフレームワーク"という新しい概念を導入」し、「WindowsXPに対してTSFの無効化を設定する必要があります」とあるので、それが原因なのか、と思ったりする。
まあ、気長にやっていくつもり。

▼「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」のエッチシーンをどうするかで悩む。ごく普通の3P(という言い方もすごいが)なのだが、あまり書いたことのないシチュエーションなので、さてどうしたものか。ペニス1本に対して、挿れるべき穴は2つなのだから、政府の所得再配分問題以上に難しい。男1人に女2人でも悩んでいるのに、女が3人とか4人とか出てくる、ライトHノベルのハーレムエンドは偉いなあ、と思う。
解決策として、壊したブロックから現れた1UPキノコを食べたら、ペニスがもう1本生えてきたので、それを二人へ挿入した、という展開を思いつくのだが、さすがにそれは読者は引くだろう。それにしても、階段から落ちて体が入れ替わったというのは難なく受け入れられても、ペニスが2本になりました、というのは受け入れられないのはどうしてなんだろうか。

10月29日(水)
▼「俺が姉で、姉が妹で、妹が俺で」のエッチシーン、相変わらず考え続けている。こうやって、どういうプレイをすれば良いかを考えていると、なんだか雌奴隷を監禁して、どんな風にいたぶってやろうかと考えているSM調教師のような気持ちになってくる。脳内嫁ならまだしも、脳内雌奴隷、というのは言葉的には間抜けな気がする。ただ、私はSMには興味がなく、先日、神田古本まつりへ行った際に店先の棚で見かけた、蘭光生(式貴士の別ペンネーム)が書いた、「SM博物館」(河出i文庫)も、目次を見て、浣腸とかあるので購入を見合わせてしまったぐらいである。TSFでSMというのも、ある程度は需要があると思うのだが、ライトHノベルや、既存官能レーベルの癒し系へのシフトを考えると、最近はあまり流行らないかもしれない。
それにしても、こういう、凌辱から癒しへの変化は、どうやって起こったのだろう。やはり、バブル崩壊による、終身雇用制の崩壊と、それに伴う会社共同体という共同意識の消失が原因だろうか。時代の変化によって文芸も変化していくが、ここまで大規模に変化したのは、あらゆる小説ジャンルの中で、官能小説が一番なのではないだろうか。官能小説の変化を切り口にした男性の意識変化に関する社会評論を書けば、結構面白いものが出来るだろう。

▼なんてなことを書きながら、ぼちぼちネタもまとまってきたということで、執筆に取りかかる。何行になるかは未定で、ひょっとしたら短く終わってしまうかな、と思っていたのだが、3時間で330行ほどの執筆と、どうにかいつも通りとなった。オチは当初から考えていたもので、どうにか予定の落下点にたどり着いたな、と言ったところ。
ところで、最後で至が思った、組み合わせは何通りになるのだろうか、という話。まず、体の入れ替わりを考えると、3つの箱に3つのボールを入れると考えてみて、1つ目のボールは3パターン、2つ目は2パターン、3つ目は残った箱に入れるということで、3×2で6種類あることになる。次にそれぞれの組み合わせを考えると、3通りずつあるから、可能性としてありうる組み合わせは、全部で6×3の18通りとなる。ただし、自分自身の体同士でするものも入ってしまっているが。これに、オナニーの6通りと、3Pの6通りを合わせれば、30通りとなり、全部書くとなると結構な分量になってしまう。需要があれば、他の組み合わせも書いてみたいが、やはりこれで、ひとまず完とした方が良いのだろう。

▼どうにか書き終えてみて、やっぱり、ほのぼのというか、和姦というか、萌え系の作品を書いている時期の方が、精神的におだかやになってくる感じがする。先月と今月の作業日誌を比べると、凌辱系の「憑堕のトリニティ」を書いていた先月はずいぶんと荒れている一方で、今月は割合と穏やかで、とても先月は雌奴隷の一ノ瀬祐子に、今月は5歳になる娘のベティに書かせた文章とは思えないものになっている。

10月30日(木)
▼掲示板で要望のあった、「小学校裏サイト」の女教師編を書く。数日前から言っている通り、巨乳黒縁眼鏡女教師にしてみた。3時間で350行とペースとしては良いのだが、どうしても女教師を相手にする子供の側がメインになってしまい、あんまりTSFっぽくないのが欠点か。

10月31日(金)
▼今日で10月も終わり。どうりでここしばらく、毎朝起きてみても女の子になっていなかったことをがっかりしつつ、家から出ると肌寒く感じる訳だ。まだジャンパーには早いが、ちょっと羽織るものが欲しい。できることなら、女になれる着ぐるみとかがあれば良いのだが、もしもそういうのを身につけたら、多分ずっと裸のままでいてしまうと思う。思わぬ北風と太陽状態である。「北風と太陽」と言えば、以前思いついたネタで、北風と太陽が旅人のコートを脱がす競争をし、北風はオーソドックスに風で吹き飛ばそうとする一方で、太陽は旅人を女の子に変身させ、変身した旅人はさっそく探索をしようとコートどころか服を全部脱いで、太陽の勝ち、というネタを思いついたのだが、それ以上に膨らませられなかったのでお蔵入りとなっている(手持ちのファイルを検索してみたのだが、それらしいネタは見つからなかった。ひょっとしたら、どこかで読んだショートショートなのかもしれない)。
最近、お笑い芸人のバカリズムが、爽快昔話として、昔話を急展開にアレンジしたネタをしているので、あれを真似して、爽快TSF昔話、と言うシリーズでも作ってみようか。

▼「小学校裏サイト」ログ09、3時間で300行ほど書いて執筆完了となった。巨乳黒縁眼鏡白衣女教師ものを書けて良かった。補足しておくと、来月の企画は、以前から言っている通り、呪いの眼鏡に関する話を書くことになっており、その時にもまた巨乳黒縁眼鏡白衣女教師は出てくると思う。
久し振りに書いた「小学校裏サイト」シリーズだが、ちょっと設定で失敗したかな、と思うのは、作品上に出てくるネット環境について。先日、最近のネット状況に関する本を読んだのだが、若い人はネットはもっぱらケータイでネット接続しているとのことで、冒頭のチャットシーンとか、インターネットで無修正動画を見たとか、設定的にありだったのかな、と気がかりになってくる。
現代小学生のネット事情はどうなっているのだろうか気になるが、かと言って、そこいら辺を歩いている小学生を捕まえて聞いてみる訳にもいかないし。よーし、こうなったら、女の子になって、小学校へ突入取材だ、と変身の魔法を唱えてみた。しかしなにもおきなかった。むなしさだけが残った。

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